仮面ライダーの前に立ちはだかる強敵、合体骸骨はポセイドンを狙っていた。
そんなポセイドンの危機に駆けつけたのが負傷中で動けないはずの仮面ライダーヴィーナスと仮面ライダージュピターだった。
今回は、完全海人編です。どうぞ!
「ユーピテル、ウェヌス、死にたいのか!?あいつには勝てないぞ!」
俺は、そう言うと氷銃の引き金を引き放つが耐性が出来てしまった合体骸骨には通じなかった。
「くそ!」
「落ち着きなさい!ポセイドーン、確かにここに戦っては勝てませんが、3人で力を合わせれば互角に行けるはずです!」
ジュピターがそう言うと緑色に塗られたソニックアローみたいなのをブレスレットから変型させて取り出して構える。
「サンダーボルト!!」
と叫びながら彼女は、頭を狙うもその矢が振り落とされてしまった。
「なんですって!」
彼の行動に驚くユーピテル=仮面ライダージュピター。
しかし、それはその技が効かない事を示していました。
「避けろ!!ジュピター!!」
俺は、そう叫ぶとジュピターはふと気が付くと目の前には既に合体骸骨の大きな手があった。
彼は、すくい上げる形でジュピターを握ると力を入れ始めた。
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ジュピター!今助けるわ!」
そう言って飛び出したのはヴィーナスだった。
しかし、合体骸骨は右手を前に出すと指先からミサイルを連射して来た。それをまともに受けたヴィーナスは、火花を散らしながら地面へ急降下していった……。
「ウェヌスーーーーー!!!!!」
俺は、その場で叫ぶことしか出来なかった……。
「せっかく……力があるのに……誰も……誰も……」
俺の脳裏には数多くの人が浮かんできた……。
天界の住人、天空第一高校の生徒、教師……、数多く出てきた中で、最後に出てきたのは……
笑顔の火燐だった……。
その時、俺の胸の奥から凄まじい力が襲い来る感覚がした……。
「ウオォォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
俺は、心の底から雄叫びをあげると全身を金色のオーラが包み込む。仮面のところにある角が伸びて、黒いマントが金色へ変化し始めるとスーツのいろんな部分が金色へと変化をした
「はぁ……はぁ……はぁ……」
俺は、息を切らしながら自分の手を見る。「バチッ」と音を立てながら全身を稲妻が走る。
「……これは!?」
俺は変わり果てた自分の姿に驚く。
今までにない力を感じる……。
「それは、お前の力を更に高めてくれた……誰かを守りたいっていう力がな!」
俺は、声が聞こえると誰も居ないはずの後ろへ振り向くとそこには、3人が居た。
「君たちは!?」
「僕達は、君を助けに来た。僕は、早田ダイゴ。」
「俺は、飛鳥真だ!」
「そして、俺は岡田希夢だ!」
右からスーツを着た青年が早田ダイゴ、ちょっとチャラい服を着た飛鳥真、最後に学生服を着た岡田希夢だった。
「馬鹿な!生身の人間があんなバケモノに叶うはず……」
「そんなのやってみなきゃ分かんねぇーぜ!」
俺は、そう言うが飛鳥真に意見を跳ね返された。
そして、彼らは見たことのないスパークらしきものを懐から取り出す。
「僕らにはこれがある。人の希望になれるこの力が!」
「ダイゴさん、飛鳥さん、共に戦いましょう!!」
「本当の戦いはここからだぜ!」
そう言って3人は、同時にアイテムを持ってる手を前に出すとダイゴは、胸の前で十字にクロスさせるとゆっくり両腕を回し始めた。
希夢は、展開させて人形を取り出すとそれを握りS字を描きながら両腕を回した。
それに対して真は、前へ突き出した腕を自分の胸に持ってくる。
「ダイナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
と叫びながら右斜め上に掲げるとアイテムが展開して光が彼を包み込む。
「ティガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
それに続いてダイゴもアイテムを持ってる手を一周させた後に真上に掲げながら叫ぶとアイテムの先が展開して光が発生した。
「ギンガぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
最後に、希夢がS字に両腕を回転させるとアイテムの先端に左足の裏をくっつける。
《ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!!》
という音声が流れると1回身を小さくしてから元に戻ると持っているアイテムを掲げながら上記のセリフを叫ぶと彼の体をも光が包み込んでいった。すると、その光は、大きくなると合体骸骨と同じぐらいになった。
1人は赤と紫と銀の戦士、
もう1人は赤と銀と水色っぽい青の戦士、
最後のひとりは全身のあちこちにクリスタルが埋め込まれた赤と銀の戦士だった。
「な、何だ!?この戦士達は???」
俺は、あまりにもスケールの大きい戦士達の姿にビックリした。
「驚かせてすまない、僕らはウルトラマンなんだ。まぁ、このは僕達に任せて!」
そう言うとティガをはじめ、ダイナとギンガはそれぞれ構えて戦闘態勢に入ると走り始めた。
ティガは、正面から走り込み合体骸骨にチョップを浴びせると、次にダイナが反撃しようとしてきた合体骸骨の右腕をパンチで殴り合体骸骨の脇腹に蹴りを決める。最後に、ギンガが合体骸骨に接近して連続パンチを浴びせた。
「ダメージは与えてるはずだけど……」
「しぶといな〜」
一旦合体骸骨から退いて彼らはそう話す。
「諦めるな!」
誰のがそう聞こえたはずだ。俺は、そのほうを見ると上空から大きな赤い玉が2つやって来た。
「パンパンッ!!」
と音を立てながら球体は消滅して代わりに数体の巨人が立っていた。
「おじいちゃん!」
ティガは、そう言って右から2番目の銀色の巨人の所へ向かった。
そう、彼らはウルトラ6兄弟だ。
「ダイゴ、力を合わせてあの悪魔を止めよう!」
「希夢、今こそウルトラ6兄弟の力を使う時だ!!」
「OK!行くぜ、タロウ!!」
ギンガは、そう言うと赤い体をして頭に大きな角が二本あるウルトラマンタロウは頷くとギンガは少し姿を変えてギンガストリウムへチェンジすると彼らの横に並び合体骸骨を睨む。
「行くぞ!」
ゾフィーの掛け声とともにウルトラ6兄弟とティガ、ダイナ、ギンガは、空を飛び合体骸骨の上を取る。すると、ウルトラマンとジャックが八つ裂き光輪を連続で放つとセブンがエメリウム光線でその破片を粉々に破壊していく。それ便乗してティガやダイナもハンドスラッシュで合体骸骨を小さくさせていく。
「す、凄い……何て、連携なんだ!」
俺は、思わずそう言った。長年、戦いを続けてきたウルトラ戦士だから出来る連携技なのかもしれない。
「何ボーッとしてるの?」
俺は、振り向くと後ろにはサムズアップをしているヴィーナスの姿があった。
「私たちも行くよ?」
「おう!」
俺は、そう言うと目の前でゆっくり迫ってくる骸骨軍を睨む。そして、三人同時にバックルにある球体を下向きに回転させた。
《ポセイドーン!フィッシュドライブ!!》
《ユーピテル!フィッシュドライブ!!》
《ウェヌス!フィッシュドライブ!!》
同時に音声がなると二、三歩助走をつけてから地面と平行にライダーキックの構えに入った。
「喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
そう叫びながらトリプルライダーキックを放つと骸骨軍は消滅した。
ウルトラマンたちの方も大詰めになっていた。
「奴は胸にある物で復活しようとしてるのだ!」
透視能力で見抜いたウルトラマンがそう言うとジャックがウルトラブレスレットからウルトラランスに変化させると合体骸骨の心臓を貫く。
「これでお前はもう二度と復活することはない!」
とエースは、言う。それを聞いたウルトラ戦士達は、再び並んだ。そして、
ゾフィーはM87光線、
ウルトラマンとジャックはスペシウム光線、
セブンはワイドショット、
エースはメタリウム光線、
タロウはストリウム光線、
ティガはゼペリオン光線、
ダイナはソルジェット光線、
ギンガはウルトラ兄弟最強の技コスモミラクル光線を同時に放つと合体骸骨は爆発しながら姿を消した。
「何て、破壊力だ……。」
それが俺の感想だった。恐らく、先祖様たちも初めて現れた仮面ライダーを見てそう思ったのだろう……。
まるで神だと……。
「時間だ……。」
そう言ってゾフィーとティガ、ダイナとギンガ以外のウルトラマンは消えた。
「地球の幼き神たちよ、人を嫌いにならないでほしい。今はただ、この行為が悪い事だと気づいてないんだ。だから、他の神が人間ZERO計画をするのを何としても止めて欲しい。それが、我々ウルトラマンの願いだ……。
いつか、また会うその日まで……。」
そう最後にゾフィーが言い残してウルトラマンは俺達の前から完全に姿を消した……。
《次回予告》
達也の連れてこられた最終地獄とは!?
そして、始まるダークエンマの最後の戦い……。
最終決戦の火蓋が切って落とされた。
第28話「決戦!マーズ対ダークエンマ(前編)」