「どうした!?その程度か?」
そう言ってウィザードを放り投げるとダークマーズは、彼らの後ろにワームホールを用意した。
「さらばだ!仮面ライダー。」
そう言い残してダークマーズは、時間を干渉する能力を強制的に閉じた。すると、1号達は逆らうことも出来ずワームホールに吸い込まれて自らの世界へと帰されてしまった。
「さて、殺るか。」
そう言ってダークマーズは、ポセイドンよ方を向く。その周りには驚異的な殺気に包まれていた。
誰もが諦めかけたその時だった……。
「全く、地球の仮面ライダー共は腰抜けだらけだからつまらん!」
そう言ってポセイドンの前に現れたのはあのゴルゴ人の王子ウルスだった。
「お前は!!」
「青い仮面ライダー、お前の方が強いと思ってたが……それにしてもシン、戦闘民族ゴルゴ人の誇りを思い出したか?」
「誰だ!?貴様。」
ウルスは、ダークマーズにそう言うがウルスの存在を知らないダークマーズは、ウルスを尋ねる。すると、ウルスはマーズではない事に気づき戦闘態勢に入る。
「こいつは、閻魔大王に取り憑かれてるんだ!」
「何!?閻魔だと??面白い!」
そう言ってウルスは、懐からディスクとベルトを取り出す。
「変身!」
そう言うとウルスは、ベルトを腰に巻き着けてディスクを持っている右手をそのままバックルの右横から差し込んだ。
《HENSHIN!ROAD OF GORUGO!!》
すると、両手を広げて仮面を被った仮面ライダーゴルゴへと変身した。
「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
そう叫びながらゴルゴは、ダークマーズへ殴りかかる。しかし、ダークマーズはそれを簡単にキャッチして受け止めると地面に叩きつけた。
「やるじゃねぇーか!……なら、これでどうだ!!」
そう言ってゴルゴは、バックルの部分に差し込んであるディスクを一旦抜くと強く差し込んだ。
《KICK FINISH GORUGO!!》
体内にある強力なエネルギーが足へと移るとジャンプしてライダーキックの構えに入る。
「喰らえ!ゴルゴキック!!」
「面白い……。」
そう言ってダークマーズは、バックルにある黒い球体を下に向けて回転させた。
《ダークマールス!フィニッシュドライブ!!》
すると、黒い炎に包まれ右足をカウンターキックの様に回し蹴りしてゴルゴに命中させる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ゴルゴは、吹き飛ばされると瓦礫に埋まる。それを見たポセイドンが起き上がり氷銃を構える。
「無理だね、お前には俺に勝つことは出来ない。」
「そんなのやってみなきゃ分かんねぇーだろ!」
「ふん、一般の神がこの我に敵うと思うのか!?」
そう言ってダークマーズは、紫色の光弾を放つと俺は、恐怖で目をそらす。
「サンダーボルト!!」
緑色の稲妻が光弾とぶつかり消滅する。
何も来ないと思ったポセイドンは、後ろを向くとジュピターが専用の武器ジュピターアローを構えていた。
「ポセイドーン、立ち上がりなさい!ここで敗北を決めたら大切な者を守れなくなるのですよ!」
そう言われるとポセイドンの頭には何故か火燐の姿があった。すると、ポセイドンの身体の奥から力が湧いてきた。ゆっくり立ち上がったポセイドンは、氷銃のグリップをしっかり握り直す。
「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
ポセイドンの雄叫びが静かな街へと響き渡ると彼は、氷銃をバックルにかざした。
《ポセイドーン!シューティングドライブ!!》
《ユーピテル!ソニックドライブ!!》
《ウェヌス!ウィップドライブ!!》
ヴィーナスは、ヴィーナスウィップをバックルにかざしてエネルギーを溜めるとダークマーズへ伸ばして縛り付ける。
「今よ!ジュピター!ポセイドン!」
ヴィーナスに気を取られていたダークマーズは、ジュピターやポセイドンの方を見る。彼らは、既にエネルギーを溜め終えていた。
「喰らえ!ロックオンショット!!」
「スパーキングボルト!!」
ポセイドンの銃弾がダークマーズへ突き刺さる。そして、また強力なエネルギーを溜めてる途中にジュピターは、空へ向けて何発も矢を放つとそれがまとめてダークマーズへ向かって進んでいった。
「まだまだ!!」
「受けてみなさい!ヴィーナスサンダー!!」
そう叫びながらヴィーナスウィップの黄色いボタンを押して稲妻を走らせる。
「トドメよ!ポセイドン!!」
「おう!喰らえ!!」
そう叫びながらポセイドンは、溜めたエネルギーを一気にダークマーズへと放つ。彼は、それを受けると爆発した。
「やったか?」
「いいえ、まだよ!!」
勝利を確信するポセイドンに忠告するかのようにヴィーナスは言った。すると、瓦礫を退かしながら埋もれていたダークマーズが起き上がる。
「な、何で!?」
「お前達の実力では我は倒せない。それに飽きたし、そろそろケリを付けよう。」
そう言ってダークマーズは黒い爆炎カリバーを取り出すと柄を両手で握って振り上げる。
「……爆炎斬ッ!!」
そう言うと握っている手に力を込めると剣身が黒い炎に包まれる。
ダークマーズは、それを思いっきり振り下ろして斬撃を放つとそれを受けた3人は、思いっきり弾き飛ばされた。その衝撃でベルトが取れたポセイドンとジュピターは、人間の姿になってしまった。
「しまった……。」
「不覚ですわ……。」
それを見たダークマーズは、ゆっくり、ゆっくり、またゆっくりと3人に近づく。
「このままでは……負ける!」
そう言った時だった……。
「そこまでだ!!」
歩み寄っていたダークマーズの足は、急に止まる。そして、3人とは違う方向を向く。それを見たポセイドン達もその方向へ向くとそこには、本物の閻魔大王と秘書のエルそして……明里の姿だった……。
《次回予告》
遂に明里や閻魔大王が戦場へやってきた。
変わり果ててしまった達也を見た明里は、何を思うのか!?
そして、達也の運命は???
第31話「決戦!マーズ対ダークエンマ(後編)」