俺は今、ダンまちというライトノベルの世界に来ている。
なぜこの世界に来たのかはわからないが、この作品は俺の愛読ラノベの1つであり、俺はこの世界に来たらこんなことをするなどの空想もしていた。
なので猛烈に興奮しながら、あのダンジョンを見つめていた。
周りの人たちは暖かい目で見てくれたことから、俺のような奴は結構いるのかもしれない。
ではまずは情報収集だ。
俺はこの世界が今どの時間にあるというのがわからない。
俺が知らないところ以上に進んでいることもあるし、逆にすごく過去ということもある。
というわけで、冒険者登録ついでに冒険者ギルドに行こう。
・・・・・・そういえば、場所どこにあるかわからないな。
目の前にいた服屋のおばさんに聞くと、ここは北のメインストリートで、ダンジョンのバベルに向かって中央広場に行き、北西のメインストリートに行くとギルドに着くらしい。
場所も聞いたことだし、出発と行きますか。
「うわーーー」
思った以上にアニメのまんまだ。変わったところといえば、リアル化されただけだ。
ギルドに入って行き、受付に向かった。
あっいた。エイナさんだ。やっベー。ここまでくる間もいろんな種族の人たちがいたが、この人は別格だ。たぶんエルフの血が半分流れている影響もあるだろうが、すごく美人だ。
まぁ、この人には他の冒険者がいたので別の人にする。
そういえば、本物の武器を初めて目にしたけど、他の感動がありすぎて全然目にしていなかったがほとんどの人は剣を持っている。
とは言っても、大剣もあれば片手剣あるしなだいろんな種類があるが。
俺はもうすでに使う武器は決まっている、片手剣だ。
ベルの使うナイフでは近距離すぎて怖いし、逆に遠距離の弓はなおさらダメだ。大剣は持てないだろうし、片手剣は小さい頃、チャンバラとかで遊んだらしたからという理由だ。あ、クロスボウはアリかも。
片手剣でも戦う時は両手で持つけどね。
そんなことを考えながらいかにも新人というのがわかる受付嬢の前に行った。
「い、いらっしゃいませ。本日はどのような御用件で。」
「冒険者登録をしに来たんですけど、大丈夫ですか。」
「あ、はい。大丈夫です。では、この紙に名前と所属ファミリアを書いてくださいって見たところ武器防具は着ていませんし、ファミリアには入っていませんか。でしたら名前だけで結構です。どこかのファミリアに入られた際には後ほどご報告ください。」
「はい、わかりました。名前はユウタ・ジユウガオカと‥‥…出来ました。出来れば武器だけは貸して欲しいのですがいいですか。片手剣がいいんですけど。」
「それでは少しお待ちください。‥‥‥持ってきました。長さはこのくらいでどうでしょうか。防具も胸当てを持ってきましたがどうですか。」
俺は剣を持ってみると、長さは頭身だけで1mあり中々に重いが、持てないことはない。
胸当ては俺の体のサイズに合うし、これも貸してもらおうって、そういえば俺は後払いで貸してもらうんじゃなかったな。
「これで大丈夫ですけど、お金がないんで後払いでもいいですか。」
「はい、では払ってもらう時はこの紙をご提示ください。」
お金は12800ヴァリスもかかっている。今の俺どのくらい稼げるのかな。普通の高校生がどこまでできるのかわからないけど、ゴブリンになら負けないと思う。大人になった柴犬にも勝ったことがあるし。
それよりも、ファミリアを探さないとだ。それと今がどのくらいなのかも。
「それで、ファミリアを探してるんですけど、簡単に入れる所ってありますか。」
「それでしたら、昨日天界から降りてきたルニセ様と言う人がファミリアに入る人を探していましたよ。今もたぶん西のメインストリートにいると思います。」
「あっあと、今一番成長の早い冒険者が誰かわかりますか。それとモンスターフィリアは次はいつありますか。」
「え? それはレベル4のアイズ・ヴァレンシュタインさんだと思いますけど。モンスターフィリアについてはあと半年ぐらいあとだと思います。」
「そうですか。今までありがとうございました。」
「い、いえ。仕事ですので。それと、たぶん私、ルミ・ネイゼが貴方の担当アドバイザーになると思いますのでこれからよろしくお願いします。呼び方はルミで構いません。それと敬語は無しでも良いですよ。」
「え、うん。だったらこれからよろしく、ルミ。俺の方も敬語は無しの方で。」
西のメインストリートに行き、人の多そうなところに行くと、ルニセ様らしき人を見かけた。ちなみに時間は午後2時を回ったところだ。
「はぁー。今日もダメなのかな。拠点は一応作ることができたけど、メンバーが一向に集まらないな。はぁー。」
おっ、これは結構チャンスだぞ。でも、この人は知らないな。て言うことは俺はモブ決定となるのか。
いや、時間的には最低でもあと3年以上はかかるけど、俺が死ななければ結構な強さの時にベルに会うことができる。
でも、いつ来るかわからないのは辛いな。でも後3〜5年ぐらいの辛抱かな。アイズが4レベだから会えるのは間違いないな。
まぁ今はあの神様だ。
「あのーすいません。貴方がルニセ様ですか。でしたら貴方のファミリアに入らして欲しいのですが。」
「え、まさか僕のファミリアに入ってくれるの! だったらすぐに僕が拠点にしている場所があるんだ。そこに行こう。」
すごい上機嫌になったな。でも、俺ってだいぶ運がある方じゃね。
まさかきて当日出会えるとは思わなかったからラッキーだ。
にしても、ルニセさんって俺と同じぐらいの年に見えるな。だけど、雰囲気が少し違うからこれが子供と神との違いなんだな。
それにルニセさん凄くかっこいい。良いなー。これも神だからって意味かな。
うーん、この家ボロいな。屋根はきちんとしてるから雨漏れは無さそうだけど、風通しは良さそうだから冬は寒いぞ。そういえば、オラリオって冬あるんだっけというか季節あるんだろうか。
「よし、では今から君に恩恵を刻もうと思うけど良いかな。その前に君の名前を聞こうか。」
「俺はユウタ・ジユウガオカと言います。ユウタと呼んでください。」
「そうか。じゃあ、ユウタはこれから俺の家族になるんだけど、良いのかい。他のとこもいっぱいあったと思うけど。」
「私はここが良いです。最初は簡単に入れるところを探してましたけど、今はここ以外ありえないと思っています。それに私は貴方に付き添うべきだと思いました。まあ、直感ですけど。」
「は、本当かい。僕はすごく嬉しいよ。天界では僕結構一人でさ、話してくれる人は少なかったんだ。だから本当に嬉しい。僕のファミリアに入ってくれてありがとう。」
本当に嬉しそうだな。さっきの言葉は本当の事だけど、ちょっと恥ずかしいな。
俺は人の見る目だけはあるから、この人は信用しても良いと思うし、本当に主神がこの人でよかったな。
「では、気を取り直してファルナを刻もうか。それと僕には敬語はなくて良いよ。て言うかそれにして。なんか友達っぽいしさ。」
「え、ハイじゃなくてうん。じゃあタメ口で行くよ。でもルナサ様だけは譲れないよ。なんだって俺の主神であるからね。」
「はは、まぁそこはおいおいにして、そこのベットに背中を出して寝て。」
そうしてベットに横になり、待っていると俺の背中が突然青色に光り出し、しばらく続いた。
「よし、終わったよ。一応紙に君のステイタスを写したから。」
そうしてみてみると、
力 I0
耐久 I0
器用 I0
敏捷 I0
魔力 I0
スキル
魔法[] [] []
え?魔法の欄が3つもある。まじか。
「ユウタはすごいね。将来魔法が3つも使えるようになるよ。」
「えっと、魔法って本を読んだりなどの知識の経験で覚えるようになるんだったよね。」
「うん、そうだよ。スキルに関してはユウタのすべての経験値が元になっていて、無限に覚えることができるよ。まぁ、ほとんどの子供達はスキルと魔法の覚えられる数は一緒だって言われているからスキルも3つだと思うけど。そうだとしても敵なしだね。」
「まぁ、そうなったら良いけど。それからどうする。俺は今からダンジョンに行こうと思うけど。」
「僕の方もバイトがあるからさ。夜まではここに帰れない。それとぼくはバイト先でご飯を食べているんだけど、ユウタはどうする。」
「俺は帰りながらの露店巡りでいいよ。ここの通りは露店が多いから俺の方も大丈夫。」
「うん、だったら問題ないね。ではいってらっしゃい。僕はまだここですることがあるから。それと部屋はこの隣の部屋でいいかな。」
「うん、いいよ。では、行ってきます。」
そうして初めてのダンジョン攻略に行った。