ある日ダンまちの世界に行ったら   作:なて

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仲間

「やっ!」

 

今俺たちは3階層でダンジョンリザード1体を倒したところだ。

 

この階層に来る途中にガーディーを前衛、俺を中衛って感じでコボルトやゴブリンと戦ったけど、サクサク倒せる。ちなみにこれは剣の切れ味にもかけている。あっ面白くないですか。

話戻すけど、この新しい片手剣は尋常じゃない。ダンジョンリザードをたやすく切れたし、ゴブリンが真っ二つになった。お陰で二人とも吐きかけたけど。

 

そして白牙の方も活躍している。というかこれがすごい。攻撃力は蒼楼の方が強いけど、白牙は解体や投げナイフに使え、蒼楼でフェイントして白牙で攻撃など戦術も広がって超有能だと分かった。まあ主武器はちょっときついけど。

 

戦闘は、ガーディーが牽制ををし俺が攻撃、それで倒せなかったらガーディーが追撃って感じで初めての割には結構な連携が取れた。というよりガーディーが前衛なのに俺のサポートをしていて助かるんだけどちょっと複雑だな。まあ、俺はまだ新人冒険者だしじゃないのはわかってるけど、それでも後1ヶ月以内には1人でも大丈夫なぐらいには成長したいな。

 

 

 

ダンジョンリザードの方ではガーディーが尻尾の攻撃を盾で受け止めててびっくりした。力と耐久は高いと聞いていたけどこれほどとは思わなかったな。僻みをいうと、あまりダンジョンには潜ってはいないと言ってる癖にめちゃくちゃ強いだ。これだったら一人で潜れるじゃないかと思ったけど、本人曰く一人は下層に降りる毎に負担が大きくなって一般的には10階層が限界そうらしく、一人は寂しいと言っていた。・・・・・・うん、時間がある時はできるだけ構おう。

 

さらに潜っていき一呼吸吐こうと思ったら壁からピシッと音がした。そこから何とダンジョンリザードが3体も出てきた。

 

やばい! これはいけないと思ったけど、今は二人だ。

 

ガーディーがダンジョンリザード3体を牽制する。えっ? 何で一人で三体も相手できるの?まあいいや。

 

一体に投げナイフで顔に当て、怯んだ隙に仕留める。そして一対一の状況に持ち込んだら後はわかるよね。ガーディーが牽制していた一体を一閃で仕留め、俺の方も首一発で終わらした。あれ? 俺たちってこの付近だと最強?

 

魔石を回収し、俺たちは先に進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてのパーティー結成から数日、俺たちは五階層まで行った。報酬は合計一人五万と結構稼げた。

 

よし、これでもうお金に困らなくなったからやっとファミリアに稼いだお金を渡すことができる。ルニセには1日で稼ぐお金1万ヴァリス稼ぐまでお金は渡さなくていいと言っていたが、これからはこの倍は稼げて整備費はガーディーのお陰で無料なので遠慮せず渡すことができる。ここまで稼げるようになったのもガーディーのお陰って助けられてばかりだな。将来絶対借りを返してやる。

 

 

 

 

 

 

「ただいま。」

 

「お帰り、ユウタ。ちょっと話がってどうしたの、すごい上機嫌だね。」

 

「聞いて驚けルニセさんよ、この袋の中に何が入っていると思う。」

 

「えっ? それはお金じゃってすごいパンパンだね、まさかもうこんなに稼げるようになったの。」

 

「おうとも、今まではルニセに甘えてたけど今日からは渡すことができるようになったよ。今までゴメンね。」

 

「いいよ、でも払わなくても良かったんだよ。」

 

「それじゃあダメだよ。恩を返していないし、何より自分が稼いだお金を自分だけ使って、養ってもらっているのに何もあげないなんてクソだよ。事実俺はクソだけど、恩を仇で返すような真似はしたくない。それにこのファミリアの居心地がとてもいいんだ。だからファミリアの助けになる事がしたい。ていうか俺はこのファミリア唯一の団員だからそのくらいのことをしなくちゃ。ていうか義務でしょ。」

 

「う、うん。じゃあこのお金や将来もらうお金はありがたくもらうね。」

 

「今までありがとうな。あ、それと明後日はガーディーが用事があるから、どっちも休み取って遊ばない。俺まだ見てないとこいっぱいあるんだ。」

 

「うん、分かったよ。改めてこれからよろしくねユウタ。それと入ってきていいよガル。」

 

そうすると狼の耳を付けた見た目子供の子が入ってきた。種族は狼人かな。それにしてもかわいい。はぁー、もふりたい。

 

「僕はシアンスロープとワーウルフのハーフのガルレオ・ルレニアと言います。気軽にガルとお呼びください。」

 

「うん、よろしくねガル。俺はユウタ・ジユウガオカだ。それで敬語はやめてくれないかな。俺たちはもう家族なんだから。」

 

うわ、俺って今すげー恥ずかしいこと言ってるんじゃね。本心だけどもり

 

「ハイ!じゃなくてうんよろしくね。それでなんで、なんだけど、神さ「ルニセ」・・・ルニセは何で僕を拾ってくれたの。僕みたいなのはいっぱいいるんじゃないの。ワーウルフといってもシアンスロープとのハーフだから速さはヒューマンの少し上だけど、力は全然ないし。」

 

おっと、自虐ですか。それはダメだろうと思うけど、こんなご時世だとそんな考えでもおかしくはないんだよな。ま、俺の世界にもこういうのいたけどさ。

 

「君はまたその話かい。僕はただ自分の家族を、信頼できる仲間を増やしたいだけだ。それに君とあって家族の話をした時、君は泣いてたんだよ。僕はそんな愛に飢えている君を見捨てたくない。それにさっきも言ったけど直感で君とは家族になれる気がするんだ。ユウタもそう思うだろ。」

 

「えっ、うん。俺もお前と家族になりたいと思っている。俺はお前とは今さっき会ったばかりだけど、ルニセが家族になりたいって言ってるんだろ。そしてその背中にルニセの恩恵を刻んだんだろ。だったらくよくよするな。もう俺たちの家族なんだからさ。」

 

うお、すげー焦った。まだ話に追いつけてなかったのに振ってくるってちょっときついっすよ。またなんか恥ずいこと口走ったし。

 

「ありがとうユウタ。ルニセごめん。もうあんなことは言わないよ。僕たちは家族なんだね・・・すごく嬉しい。これから迷惑いっぱいかけると思うけどよろしくね。」

 

そうしてルニセファミリアに新しい団員が入った。

 

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