デュエルアカデミアーNew Generationー 作:ネコ耳族
なるべく頑張ってペース良く更新するつもりです。
オリカをがっつり使う予定です。
遊戯王GXの世界観をベースにしてますが、キャラは基本オリジナルキャラになります。
多くのプロデュエリスト輩出してきたデュエリスト専門の学校デュエルアカデミア。
かつてデュエル界に名をはせた伝説のデュエリスト、遊城十代もアカデミアの卒業生である。
十代達のいた時代から長い年月は流れ、デュエルモンスターズは日々進化していた。
融合・儀式に続く新たな召喚方法である「シンクロ」の台頭。
そして新たに普及しつつある召喚方法「エクシーズ」によりデュエルは新たな一歩を踏み出していた。
時は流れ、デュエルは変わっていっても少年少女の思いは変わらない。
今日もプロのデュエリストを目指しアカデミアの入学試験に挑む若者達の姿があった。
「いよいよ、次は私の番か・・・」
受験生の控え室で順番を待つ青髪の少女がぽつりと呟いた。
彼女は 早瀬遊華《はやせゆうか》
小さい頃からテレビで見たプロデュエリストの世界に憧れ、いつかその夢の舞台に立つ為にこの学校に入る事を決め受験にやってきた。
「遊華、ファイトだよ!」
隣に座っていた黒髪の少女がピースサインで遊華を応援している。
彼女は 金城咲《かねしろさき》
遊華とは幼馴染でいつも一緒にデュエルの腕を競いあってきた親友でありライバルだ。
遊華「ありがとう、咲ちゃん。今日の為にずっとデッキの調整をしてきたんだもん、絶対負けないよ!」
遊華もピースを作り笑顔で咲に答える。そして自分のデッキケースを取り出す
咲「二人とも最高のデュエルをして、絶対合格しようね!」
二人は大きくうなずいた。
一つ深呼吸し、遊華は立ち上がった。
遊華「じゃあ行って来るね!咲ちゃん!」
咲に見送られ遊華は試験会場に向かっていった。
ー試験会場ー
試験会場に入った遊華はその光景に目を輝かせていた。
大きな円形のデュエルフィールド、それを囲む観客席、デュエルを見学する多くの在校生や同じ受験生達。
遊華はこの状況に気持ちが高ぶっていた。
もちろん憧れのプロの舞台程ではないが、こんなに多くの人が見てる前でデュエル出来る。
アカデミアの卒業生で伝説のデュエリストと呼ばれた遊城十代のデッキに憧れて頑張って作ったこのデッキで戦える。
遊華「受験番号40番の早瀬遊華です!よろしくお願いします」
試験官「では、実技試験を始める!」
お互いにデュエルディスクを構えた。
「「デュエル!!」」
試験官「先攻はもらう!私のターン、ドロー!私はグリーン・ガジェットを召喚!グリーン・ガジェット召喚に成功した時、デッキからレッド・ガジェットを手札に加える」
グリーン・ガジェット 機械/地/☆4/ATK1400/DEF600
試験官「カードを二枚伏せてターンエンドだ(伏せたのは次元幽閉と奈落の落とし穴だ。さあ、どうする?)」
試験官
LP4000
モンスター1
伏せ2
手札4
遊華「私のターン、ドロー!これならいける・・・私は、E・HEROアナザー・ネオスを召喚します!」
純白の体の戦士が現れる。まるで遊城十代の相棒であったネオスの幼少期のような見た目である。
アナザー・ネオス 戦士/光/☆4/ATK1900/DEF1300
試験官「HERO使いか、だが甘いな!召喚時に奈落の落とし穴を発動する!」
アナザー・ネオスの足元に禍々しい落とし穴が出現する。
遊華「チェーンしてデュアル・スパークを発動します!アナザー・ネオスをリリースして、セットカードを破壊です!」
落とし穴に落ちかけていたアナザー・ネオスが青白い雷に姿を変えて試験官のセットカードに突っ込んで行き、セットされていた次元幽閉を破壊した。
遊華「破壊に成功したので、デッキから1枚ドローします!」
試験官「おのれ、伏せがなくなったか・・・しかし、君のモンスターもいなくなったようだね」
遊華「まだこれからです。私はフォトン・スラッシャーを特殊召喚!」
フォトン・スラッシャー 戦士/光/☆4/ATK2100/DEF0
試験官「攻撃力2100だと!?」
遊華「このカードは自分の場にモンスターがいない時、特殊召喚できるカードです!フォトン・スラッシャーでグリーン・ガジェットを攻撃!」
光り輝く剣がグリーン・ガジェットを切り裂いた。
試験官
LP4000→3300
遊華[カードを2枚伏せて、ターンエンドです!]
遊華
LP4000
モンスター1
伏せ2
手札2
試験官「先手を許したか・・・私のターン、ドロー!よし、いい引だ。私は魔法カード大嵐を発動!」
遊華「ここで大嵐!?やっぱり強いなあのカード・・・」
大嵐が巻き起こり、遊華の伏せカードを飲み込んでいく。破壊されたのはサイクロンと聖なるバリア-ミラーフォース-
試験官「さらに地砕きを発動し、フォトン・スラッシャーを破壊する!」
巨大な岩の拳がフォトン・スラッシャーを叩き潰した。
遊華「(場が空いた・・・しかも、相手はガジェット持ち。あのカードがあったらピンチだよ・・・)」
試験官「私はブリキンギョを召喚!さらに召喚にチェーンしてカゲトカゲ、ブリキンギョの効果でレッド・ガジェットを特殊召喚だ!!さらにレッドの効果でイエローをサーチする」
ブリキンギョ 機械/水/☆4/ATK800/DEF2000
カゲトカゲ 爬虫類/闇/☆4/ATK1100/DEF1500
レッド・ガジェット 機械/地/☆4/ATK1300/DEF1500
遊華「かなりピンチかも・・・あれが来る!」
試験官「私は☆4のブリキンギョとレッド・ガジェットでオーバーレイ!二体の機械族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚‼」
フィールドに現れた黒い渦の中に光の玉に姿を変えた二体のモンスターが吸い込まれ爆発が起こる。
試験官「現れよ、ギアギカントX!」
ギアギカントX 機械/地/★4/ATK2300/DEF1500
全身に歯車のついた機械の巨人が現れる。
これがエクシーズ召喚。フィールド上の決まった数の同じレベル☆のモンスターを素材として、その上に重ねて召喚する召喚方法。最近新たに開発され普及しつつある。
エクシーズはシンクロや融合と違い、召喚されたモンスターはレベル☆がランク★に変わる。
試験官「ギアギカントXの効果発動!1ターンに1度、エクシーズ素材を使いデッキ又は墓地から☆4以下の機械族モンスターを1体手札に加える。私はデッキからブリキンギョを加える」
試験官はデッキからブリキンギョを加える。これで次のターンに同じ動きが出来る。
試験官「バトル!ギアギカントXとカゲトカゲでダイレクトアタックだ!」
ギアギカントXの拳とカゲトカゲの尻尾が遊華に襲いかかった。
遊華
LP4000→400
試験官「私はカードを2枚伏せてターンエンド!」
試験官
LP3300
モンスター2
伏せ2
手札2
遊華「私のターン…」
デッキに手を置いたところで遊華はゆっくりと目を閉じた。
遊華「(一気にここまで追い込まれた…やっぱり入学試験は難しい。でも、凄く楽しい!」
控室のモニターでそれを見ていた咲は、安心したような笑顔だった。
咲「遊華、楽しんでるね。いつもと変わらず」
遊華「(これからだ、私の手札も悪くない。あれを引けば逆転出来る!)」
そして、目を開きカードを引いた。
遊華「ドロー!(こうやって諦めない気持ちをずっと持ち続ける事は大切ですよね、十代さん!)」
ドローカードを見ると遊華の目の輝きが変わった。
咲はそれを見て悟った。遊華は勝つ、絶対に。
遊華「私は魔法カード大嵐を発動!」
試験官「何⁉握っていたのか⁉」
お返しとばかりに遊華のカードから巻きおこった嵐が試験官の伏せを破壊した。
破壊されたのはサイクロンとミラーフォース。
遊華「さらにカードを1枚セット(準備は出来た。今引いたこのカードで勝つ!)」
そして、最後の手札に手をかける。
遊華「私は魔法カードヒーロー・アライブを発動!自分の場にモンスターが表側表示で存在しない時、ライフを半分払いデッキから☆4以下のHEROを特殊召喚します!お願い、E・HEROエアーマン!」
E・HEROエアーマン 戦士/風/☆4/ATK1800/DEF300
颯爽と現れた青いヒーロー、強力な効果を秘めたデッキの潤滑油的存在だ。
遊華「さらにエアーマンの効果によりデッキからバブルマンを加え、自身の効果で特殊召喚します!お願い、バブルマン!」
E・HEROバブルマン 戦士/水/☆4/ATK800/DEF1200
遊華「行きます!私は☆4のバブルマンとエアーマンでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!」
フィールドに現れた渦が爆発し、雷鳴轟く中真紅の鎧を纏い巨大な剣を携えた剣士が現れた。
遊華「天を斬り裂け、
H-Cエクスカリバー 戦士/光/★4/ATK2000/DEF2000
遊華「エクスカリバーの効果発動!エクシーズ素材を2つ取り除いて、次の私のターンまで攻撃力を倍にします!」
エクスカリバー
ATK2000→ATK4000
試験官「攻撃力4000⁉しかし、まだ私のライフは残る」
遊華「まだです、これが最後の切り札です!リバースカード、ミラクル・フュージョン発動!」
バブルマンを出す為に伏せたカードが発動される。ミラクル・フュージョン、その名の通りまさにヒーローの切り札である。
遊華「墓地のエアーマンとアナザー・ネオスを融合します!輝け、E・HEROシャイニング!」
E・HEROシャイニング 戦士/光/☆8/ATK2600/DEF2100
光輝くHEROがフィールドに降り立った。いわゆる属性HEROと呼ばれるヒーローである。
遊華「シャイニングの攻撃力は除外されているヒーロー1枚につき300ポイントアップします!」
シャイニング
ATK2600→ATK3300
試験官「しまった⁉これを受けたら…」
遊華「バトル!シャイニングでギアギガントXを攻撃!オプティカル・ストーム!」
シャイニングの一撃でギアギガントXは粉砕される。
試験官
LP3300→2300
遊華「これで終わりです!エクスカリバー、カゲトカゲを攻撃!一刀両断必殺神剣!!」
エクスカリバーの構えた剣は、稲妻を纏いカゲトカゲを切り裂いた。
試験官
LP0
決着がついた瞬間、会場は拍手と歓声に包まれた。遊華は少し驚いたがすぐに勝利の喜びが沸きあがってきて舞い上がっていた。
そして試験官に一礼し、歓声に応えた。やっぱりデュエルは楽しくて止められない!遊華はそう思った。
遊華は会場を後にし、顔を洗って少し気持ちを落ち着けようとトイレに向かおうとした。
遊華「たしかこっちだったはず…」
???「やばい、まさか寝坊するなんて!会場どっちだ!?」
遊華が角を曲がると、同時に誰かが曲がってきて衝突してしまった。
遊華「きゃあ!」
???「あ、しまった!ごめん、大丈夫か?」
遊華「あ、すいません!大丈夫です。こちらこそ、ごめんなさい」
遊華が顔を上げると、銀髪の少年が手を差し伸べてくれていた。遊華は自分の鼓動が早くなるのを感じた。
こういった経験が少ないため、恥ずかしさで顔が赤くなる。
遊華「あ、ありがとうございます」
遊華はゆっくりその手をとり立ち上がる。その間で鼓動はさらに早くなっていた。
???「悪かったよ、せっかくの受験なのに寝坊して急いでたんだ」
遊華「いえ、私もちょっとぼーっとしてたんで。すいませんでした」
???「怪我がなさそうで良かったよ。あ、ところで入学試験の会場ってどこか分かるか!?」
遊華「え?あ、会場なら向こうに行けば案内が出てるんですぐ分かると思いますよ」
???「そっか、ありがとう!そういえば、君も受験生だよね?試験は勝てたのかい?」
遊華「はい、さっき終わりました。ぎりぎりだったけど、なんとか勝てました」
???「そっか、俺も負けてられないな!これも何かの縁かも知れないし、もしお互い無事に入学できたらいつかデュエルしようぜ!」
遊華「はい、ぜひお願いします!」
よしっと気合を入れて銀髪の少年は遊華に教えてもらった方へ走っていった。
遊華「(なんか、そそっかしいけどカッコイイ人だったぁ。なんか凄くドキドキした。でも恥ずかしい!)」
まだ早い鼓動と赤くなっている顔を落ち着ける為に、トイレで顔を洗い控え室に戻っていった。
控え室に戻ると咲が笑顔で迎えてくれた。
咲「お疲れ、遊華!いいデュエルだったよ!」
遊華「ありがとう、咲ちゃん。勝ててよかったよ、凄く嬉しい!」
咲「でも相変わらずのチートドローだね♪きっちりヒーロー・アライブ引くもんね」
遊華「運が良かっただけだよ、もちろんデッキを信じてたけどね。それより、他はどうなってるの?」
咲「結構今年はレベル高いみたいだよ。ところで遊華?」
遊華「どうしたの?」
咲「なにか、いいことあった?ちょっとにやけてるよ?」
遊華「な、なんでもないよ!」
とっさに顔を横に振り少し両手で頬を叩いて遊華は気持ちを切り替えた。さっきの事が嬉しくて顔に出ていた様だ。
咲「ならいいけど。あ、今モニターに写ってる人凄いよ!たしか、クライド君っていってたかな」
控え室には第1会場と第2会場のフィールドの状態が見えるモニターが設置それぞれ設置されており、二人は今第1会場側のモニターの前に居た。
モニターには試験真っ最中の長身で茶髪の少年の姿が映し出されていた。
ー第1会場ー
茶髪の受験生クライドの試験デュエルは大詰めを迎えていた。
クライド
LP1000
モンスター0
伏せ4
手札1
試験官
LP2000
モンスター1
伏せ0
手札3
試験官「私はガイアナイトでダイレクトアタックだ!」
大地の騎士ガイアナイト 戦士/地/☆6/ATK2600/DEF800
クライド「まだ、終わらない!永続罠、リビングデッドの呼び声を発動!舞い戻れ、極光龍《きょっこうりゅう》レクティス!」
フィールドに現れた墓穴から虹色の翼を持つ飛龍が飛び出した。
-オリカ-
極光龍レクティス ドラゴン/光/☆4/ATK1400/DEF1500
試験官「しかし、攻撃は続行だ!いけ、ガイアナイト!」
ガイアナイトの持つ槍がレクティスに襲い掛かる。
クライド「罠カード、極光の盾を発動!このターン、極光モンスターは戦闘で破壊されず、ダメージは半分になる!」
-オリカ-
極光の盾 罠
虹色の盾がレクティスを破壊から守ったが、衝撃がダメージとなってクライドに届く。
クライド
LP400
試験官「ギリギリ残ったか。カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
試験官
LP2000
モンスター1
伏せ1
手札2
クライド「俺のターン、ドロー!このターンで決める!俺は永続罠リビングデッドの呼び声を発動し、墓地にいる2体目のレクティスを蘇生させる!」
極光龍レクティス ドラゴン/光/☆4/ATK1400/DEF1500
クライド「そして、チューナーモンスター極光龍サンダーを召喚!」
電気を纏って胸に虹色の宝石がついた子供の龍が飛び出してきた。眠そうにあくびをしている。それを見て会場は女子達の黄色い歓声が増えた気がする。
-オリカ-
極光龍サンダー ドラゴン/光/☆2/ATK500/DEF500/チューナー
クライド「サンダーの効果発動!このカードが召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上の極光と名のついたモンスターの☆を1下げる事が出来る!」
レクティス×2 ☆4→☆3
試験官「レベル変更モンスターだと!?」
クライド「行くぞ!☆3となったレクティス2体に☆2のサンダーをチューニング!」
サンダーが2つの虹色の玉となり、天井に向かって飛んでいくレクティスの周りを回転していく。
レクティス2体は咆哮をあげて光の渦に包まれた。
クライド「輝け世界の果てまでも、光の翼よ暗闇を照らせ!シンクロ召喚!」
光の渦から2対の虹色の翼を持つ龍が咆哮と共に現れた。
クライド「飛翔せよ、極光龍エターナル・ドラゴン!」
極光龍エターナル・ドラゴン ドラゴン/光/☆8/ATK2500/DEF1700
モニターで試験を見ていた遊華と咲もその神々しいオーラを放つドラゴンに見とれていた。
試験官「シンクロしてきたか!?しかし、攻撃力はガイアナイトの方が上だ!」
クライド「超えられないなら、駆け抜ける!魔法カード、極光の進撃《オーロラ・アタック》を発動!このカードは極光モンスター1体を選択し、他のモンスターの攻撃を破棄する代わりに選択したモンスターのダイレクトアタックを可能にする!」
試験官「なに!?ダイレクトアタックで決める気か!?」
クライド「行け、エターナル・ドラゴン!ダイレクトアタック!オーロラ・バースト!!」
試験官「返り討ちだ!罠カード、次元幽閉を発動!除外してやる!」
異次元へと繋がる渦がエターナル・ドラゴンの前に現れる。
クライド「計算内だ!カウンター罠、極光の守護印を発動!極光がいる場合のみ発動でき、相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にして破壊する!」
虹色の紋章が現れ、異次元への渦を粉砕した。エターナル・ドラゴンのブレスがガイアナイトをすり抜け試験官を直撃した。
試験官
LP2000→0
ー控え室ー
咲「すごかったね、さっきのデュエル!かっこいいモンスターばかりで!」
遊華「そうだね!あの人、かなり強そうだね」
2人は先ほどのデュエルを見て興奮していた。入学すればこんな人達と競い合えるのかと思うとワクワクした。
しばらくすると次の受験生やってきた。すると遊華の鼓動が少し早くなった。
出てきたのは先ほどの銀髪の少年だった。
カイ「霧島カイです、よろしくお願いします(あぶねー、なんとか間に合った…)」
遊華「(さっきの人、カイ君って言うんだ。一体どんなデッキを使うんだろう。さっきの約束もあるし、応援しなきゃ)」
試験官「では、始めるぞ」
「「デュエル!」」
試験官「私のターン、ドロー。私は手札のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンを捨てトレード・インを発動し2枚ドローする。カードを2枚伏せてターンエンドだ」
試験官
LP4000
モンスター0
伏せ3
手札3
カイ「俺のターン、ドロー!」
試験官「私は永続罠、リビングデッドの呼び声を発動しブルーアイズを蘇生させる。来い、ブルーアイズ!」
光の中から現れたのはデュエルモンスターズ界を代表するドラゴン、ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン。デュエルアカデミアを作った人物、海馬瀬人が使っていたエースモンスターである。
試験官「(高火力のブルーアイズにセットカードは神の宣告と同等の効果を持つ王者の看破に奈落の落とし穴。果たして突破できるかな?)」
カイ「ブルーアイズかぁ。いきなりの高火力は驚くけど、こんなもんじゃ止まれないぜ!」
ドローしたカードを確認するとカイは自信に満ちた笑みを浮かべた。
カイ「行くぜ!まずは速攻魔法サイクロンでセットカードを一枚破壊だ!」
サイクロンで撃ち抜かれたのは奈落の落とし穴だった。
試験官「(奈落は痛手だが、本命は王者の看破だ。外したな)」
カイ「ここから本番だ!永続魔法、炎舞ー「玉衝《ギョッコウ》」を発動!」
青い炎で作られたヒョウとオオカミが現れセットしている王者の看破を取り囲む。
カイ「このカードは発動時に相手フィールド上のセットカードを1枚選択肢し、このカードが存在する限り相手は選択されたカードを発動できない!しかも、相手はこの発動に対して選択されたカードを発動できない!」
試験官「チェーンを許さないのか!?(王者の看破が消えたのは苦しい。だが、3000は超えられまい)」
カイ「さらに永続魔法、炎舞ー「天キ」を発動!このカードは発動時にデッキから☆4以下の獣戦士族モンスターを1体手札に加える事が出来る。俺は立炎星ートウケイを加える!」
黄色い炎で出来たカラスとタカが宙を舞いカイのデッキに光を降らせる。
咲「ねえ遊華、あのデッキって」
遊華「確か、少し前にでた炎星ってデッキだね。私も見るのは初めてだよ(かっこいい名前のカードが多いなぁ)」
カイ「そして永続魔法、炎舞ー「揺光《ヨウコウ》」を発動!このカードは発動時に相手フィールド上の表側表示のカードを1枚選択出来る。そして手札の獣戦士族モンスターを1枚捨てて、選択したカードを破壊する!俺はさっき加えた立炎星ートウケイを捨てる!」
白い炎で出来たシカとイノシシがブルーアイズに突撃し破壊した。
試験官「まさかこんなに簡単に!?恐ろしい効果だ」
カイ「まだ終わらない!俺はチューナーモンスター、炎星師ーチョウテンを召喚!」
炎星師ーチョウテン 獣戦士/炎/☆3/ATK500/DEF200/チューナー
カイ「このカードの召喚に成功した時、自分の墓地の☆3で守備力200以下の炎属性モンスター一体を特殊召喚する!戻って来い、立炎星ートウケイ!」
炎のニワトリを従えた長髪の男がフィールドに降り立ち、左手に持った槍を構えた。
カイ「俺は☆3のトウケイに☆3のチョウテンをチューニング!」
カイのフィールドに炎の渦が現れ2体のモンスターを包み込む。
カイ「炎を纏いし神速の侯爵よ、愛馬と共に戦場を駆けよ!シンクロ召喚!現れよ、炎星侯ーホウシン!」
炎星侯ーホウシン 獣戦士/炎/☆6/ATK2200/DEF2200
カイ「ホウシンの効果発動!シンクロ召喚に成功した時デッキから炎属性・☆3モンスター1体を特殊召喚する!2枚目のトウケイを攻撃表示で特殊召喚だ!」
立炎星ートウケイ 獣戦士/炎/☆3/ATK1500/DEF100
試験官「展開したか…しかし、今の状態では私のライフはぎりぎり残る」
カイ「残しませんよ!炎舞のもう一つの効果、このカードが表側表示で存在する限り俺の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。発動してるの3枚!」
ホウシンATK2200→ATK2500 トウケイATK1500→ATK1800
試験官「まさか、ワンキルだと!?」
カイ「行け!ホウシン、トウケイ!駆け抜けろー!」
試験官
LP4000→0
会場はざわめいていた。今日の試験で試験官相手にワンキルをしたのは数名しかいない。カイはその1人になった。
咲「遊華、凄いよ!試験官相手に1ターンで決めちゃったよ、あの人!」
大興奮し肩をゆすってくる咲に対し、遊華はモニターに移るカイに釘付けになっていた。
遊華「(凄い…カイ君。いつか戦いたい。あの炎星と戦ってみたい!カイ君、絶対にアカデミアで会おうね!)」
こうして受験生の運命を分ける入学試験が終わり、受験生達は最高の結果が届くのを期待し家路に着く。
夢の学校デュエルアカデミアで学び、いつか夢の舞台に立つと誓った若者達の物語はまだ始まったばかり。
最後の方が少し投槍になってしまい、慌しい展開になってしまいましたがなんとかまとまりました。
これから頑張って更新していくつもりです。
最後にオリジナルカテゴリーの極光の説明を入れておきます。
ーオリカー
極光龍レクティス ドラゴン/光/☆4/ATK1400/DEF1500
このカードが召喚に成功した時、手札の☆4以下の極光と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事が出来る。
極光の盾 罠
このカードはバトルフェイズ中のみ発動出来る。このターン、極光と名のついたモンスターは戦闘で破壊されず自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。
極光龍サンダー ドラゴン/光/☆2/ATK500/DEF500/チューナー
このカードが召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上の極光と名のついたモンスターの☆を1下げる事が出来る。
極光の守護印 カウンター罠
自分フィールド上に極光と名のついたモンスターが存在する場合のみ発動できる。相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にして破壊する。
極光の進撃《オーロラ・アタック》魔法
自分フィールド上の極光と名のついたモンスター1体を選択し発動する。選択したモンスターはこのターン、相手にダイレクトアタック出来る。このカードを発動したターン、選択したモンスター以外は攻撃できない。
極光龍エターナル・ドラゴン ドラゴン/光/☆8/ATK2500/DEF1700 シンクロ
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し、墓地に送った時そのモンスターの攻撃力の半分の数値のダメージを相手に与える。
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
こんな感じでオリカはどんどん使っていきます。考えるのは大変ですが(汗