俺の妹はアイドルを始めると決心したようです   作:灰少女

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あらすじあんなだったけどお気になさらず
簡単に言うと妹がアイドルを始める奴です。
短いです。気楽にどうぞ


第一話 それは春のことだった

 

 

 

 

 

1つ質問

 

 

 

 

 

「あなたは4月、春をどう感じますか?」

 

それに対しある人はこう答える。

 

始まりの季節だの終わりの季節だのと。

 

例を挙げると入学式、修行式、卒業式。

 

他にもあるだろう。言い出せばきりがない。

 

ではここで俺の意見を1つ。

 

 

 

 

 

 

「4月?春?そんなもの流れの一部だろ」と。

 

流れるように日々を過ごしている、そんな人は少なくはないだろう。

 

そんな人々の考えだろう(自身の推測より引用)

 

けれどこの考えを捨てるのもそう遠くないようだ。

 

そう思えてならんものを見て、聞いてしまったからな…。

 

そしてそんな予想は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

的中してしまったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

………

 

……

 

 

時は春。

 

桜が咲き、これでもかと耐え忍んできた生き物たちが顔を出す。

 

俺は逆に耐え忍んでいたかったね、布団のなかに。

 

そうと言ってももう遅い。通学路というレールに乗っけられてはな。

 

けれどこの道を通るのも今年で最後だ。だからと言って噛み締めるわけでもないが。

 

そう今なぜ俺はここを歩いているのか。

 

その答えとしては…

 

俺の通う高校の入学式だからだ。一応生徒会に入っている俺は参加しなければならんというわけ。

 

そして俺の妹が晴れて入学する日でもあり、その晴れ姿を迎えるためでもある。

 

後者の方が強いだろう。無論シスコンではない妹思いの優しい兄貴なだけだ。

 

一緒に登校しても良かったんだが、この日に限って寝坊ときた。

 

時間もないしでここを歩いている。遅刻しなければいいのだが…。

 

そんな心配をしつつしているうちに校舎が見えた。毎度思うが遠いんだよここまでが。

 

ありもしない見えてきたという感動に浸っているときだ、ポケットのスマホが震える。

 

急いで取りだして内容を確認する。

 

妹からのメッセのようだ。どれどれ。

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

文章の改行のたびにその文をもう一度読み直してから下の行へと向かう。二度手間だ。

 

何で二度手間かけたかって?内容見ればいい。そうすればわかる。

 

この場で紹介するのもあれだから要約したものを言おう。

 

それがこれだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、アイドルを始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かったか?もう一度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、アイドルを始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいおい、唐突すぎないか。今日はお前入学式だろう?今日はエイプリルフールか?

 

脳内でツッコミを入れたのちに右上の日付を確認する。いや違うようだ。

 

返信しようとタップしようとする。

 

キーンコーンカーンコーン

 

なんだなんだそんなに俺を狂わしたいのか。

 

俺「ヤバい、予鈴だ」

 

このシリーズ始まって第一声がこれである。締まりがないとはこの事だ。

 

頭上に浮かぶ多くのクエスチョン。その1つ1つを考える暇を時間は与えてくれないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

………

 

……

 

 

生徒会室にて

 

 

 

 

 

 

なんとか間に合ったみたいだ。ドタバタした。けれどなそれを読者様に謝罪することにも

 

時間が足りない。分かってくれ。てかそれよりもこの混乱をどうにかしたいよ全く。

 

考えながら走ったせいか息切れが酷く感じられた。今年度の初仕事は

 

「学校に遅刻しない」だった。情けない。

 

俺はスマホとは逆のポケットからハンカチを取りだし汗をふく。べったべただ。

 

「つーばーさーくん」

 

後ろからの声。主を知っているため俺は振り向き答えた。

 

俺「どうかしましたか?会長?」

 

佐良「どうかしましたかじゃないよー。それはこっちのセリフー。」フフッ♪

 

俺「そうですね、はは、すいません」

 

彼女の名は伸音佐良(しのんさら)。

 

この学校で会長を務めている。…一応。

 

特徴としては語尾を伸ばすところ、だな。以上。うむ。

 

 

 

そういや俺の自己紹介がまだだったな。言っておこう。

 

俺の名は神戸翼(かみのとつばさ)。

 

高校3年生だ。役職は書記長。おいそこ地味とか言うな。案外しんどいぞ?

 

んで俺には妹がいて……

 

 

 

 

 

そういやアイドルらしいわ(自暴自棄)

 

詳細は聞いてないけどー(棒)

 

あはは、笑えねぇ…

 

 

 

俺「すいません会長、席はずします。入学式にはもどるのd」ダッ

 

走った。もう一回。

 

先程フル回転させられていた小さな脳を俺はもう一度回す。

 

たしか入学生は教室にいるはず…その推測を頼りに

 

果たしているのかどうかも分からない妹を俺は必死で探した。

 

 

 

 

さぁて開始早々こんなスタートだが付き合っていただけるとありがたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




短いでしょ?(笑えない)
次回で妹が登場します。
世界のシスコンよ、震え上がれ!(なに言ってんだろう俺は)
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