東方影陰録 作:SU-TE-0
この作品は東方Projectの二次創作です
「亀投稿」「駄文」「自己解釈」「誤字」を大きく含んでいる為これが苦手な方はブラウザバックを推奨します
構わないという方は先にお進み下さい
「人里」、妖魔入り乱れる幻想郷にて唯一の妖怪やその類いが人に危害を加える事を禁じられた場所
町中は常にここの居住者が溢れ町はとても活気に包まれている
しかし、ここの居住者は善人だけとは限らない、食い逃げならまだましだが少し表の通りから外れれば、密売、殺人、裏組織…数えていけばキリが無い。幻想郷では妖怪が最も恐れられている。それは間違いじゃない、唯、その妖怪が来ない人里だからと言って安心出来る訳では無いのだ
この裏組織などが存在する状況には人里上層の者達やスキマ妖怪も手を打っている。が、消えては現れを繰り返し、場合によっては人里側が返り討ちにあう有り様である
スキマ妖怪は消そうと思えば消せるほどの力があるが何せ数が多すぎる。表立って行動出来ないスキマ妖怪はかなり苛立ちがあった
そしてスキマ妖怪によって設立されたのが
「影の幻想」
人里の裏を監視し治安維持を行い
時に暗殺を行い
さらには、人間と妖怪との争いに介入する
所属員は結界の外から連れてこられた「軍属のスナイパー」や「警察特殊部隊構成員」「戦闘機パイロット」など精鋭中の精鋭が集められていた
しかし、所属員達は世界に何かしら不満のある者達が多く幻想郷に連れてくる際の抵抗は殆どせず、されるがままにやって来た
彼らの所持する武装は結界の外において「旧式」と呼ばれる物が過半数だがそれでも幻想郷では過激な武装だ
「影陰異変」報告書より
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今の季節は…春だったか?外の空気は素晴らしい…このまま日向ぼっこでもしてみたい所だがそうもいかない、仕事があるのだ
「こちら『レッドスチール』、狙撃位地に到着」
古めかしい見た目の背負うタイプの無線機に電源を付け司令部に連絡を入れる
「こちら司令部、了解した。後はそちらのタイミングでやって構わん」
「了解、無線を切断する」
司令部の奴と手短に無線を切り上げ持っていた大きなバッグを地面に下ろす
ドスンと音をたてたバッグのファスナーを開けるとそこにはガチャリと金属音をたてる木目の美しいM1903小銃が見えた
M1903…これは百年以上前にアメリカ軍によって採用され第一次世界大戦から第二次世界大戦を通して使用された傑作ボルトアクション小銃だ。改良型はベトナム戦争でも使用されたという…これが俺の相棒だ。銃自体は非常に古く、上から支給された時はとても射撃出来る状態では無かった。一週近く整備に時間を費やしたのは今はいい思い出だ。
銃の上部にスコープが取り付けられている事を確認すると銃を構えそっと覗く
…異常無し、相棒はよく俺の腕に馴染んでいる
さて、今俺が居る場所だがここは人里より少し離れたある程度高さのある丘の上だ。その場所から人里の方を向くと見えるのが二階建ての家…いや店だ。今回のターゲットがそこを根城にしている
ターゲットは布等を販売している店の店主だ。その店主は非常に大きな財力を持ち人里の中でもかなり上の人物になる。コイツはなんでも昔から脱税や密売などを行っていたらしく。常に悪い意味で目立つ存在だった。しかし、大きな権力を持つ事もあって人里側も手を出しづらくせいぜい軽い警告で終わっていたらしい、唯ここ最近所業がさらに悪化し、これ以上は静観出来ないとしてスキマ妖怪から殺害命令が下った。
…建物の二階の窓が開き男が姿を見せる。それを確認すると即座にスコープを覗く…間違い無いターゲットだ。どうやら煙草を吸おうとしているらしく煙管を懐から取り出していた。
俺はターゲットの頭にそっと照準を向ける…距離はけして遠くは無い、それに風も無くまず「当たる」だろう
チャンスを逃さぬよう急ぎつつもゆっくりと引き金に指をかける
そして引き金を引く
パーンと高い音が鳴る。
放った銃弾は寸分の狂いも無くターゲットの頭部に吸い込まれるように飛んでいき爆ぜた。
頭に風穴を開けられた男はバランスを崩し窓から下に転落し姿が見えなくなる。グチャリと鈍い音が鳴り、しばしの静寂の後、女性と思わしき者の甲高い悲鳴が轟く、それを確認するとさっと相棒を鞄に再度詰め丘を足早に降りていく…
「運が無かったな…」
と、軽く呟きつつ暫く移動し茂みの影に隠れると無線に火を入れる
「作戦成功帰投する」
「了解した。そのまま徒歩で回収班と合流せよ」
「了解」
無線を切断し近くの木を見上げる…
桜は散り始めていた、どうやら夏は近い
第一話終了です
いかがだったでしょうか?作者は失敗が無いかと心配でなりません
取り敢えず第二話は既に完成しているので軽い調整だけで近く投稿できそうです