やはり俺がポケットモンスターの世界で生きるのは間違っている。 作:まーぶるちょこ
ミュウツー
伝説のポケモンの1体てあり人間に作られたポケモン
その存在感はハチマンでさえ圧倒される。
ハチマン「ハルノさん、ミュウツーなんて持ってたんですね。たしかロケット団がミュウツーを独自に研究してたことは聞いたことはあったがまさか・・・」
ハルノ「ふふ・・・実は私がまだトレーナーの時ロケット団のアジトに潜入した時たまたま研究のデータをパクってね。研究場所とか研究成果があってね。ミュウツーがハナダ方面に逃げたって情報があったからハナダの洞窟の最深部でバトルしてゲットしたの」
ハチマンは呆れたような顔で
「なかなか過激なことやってたんですね。」と言うと
「それほどでも」とハルノは返事した
ハチマンは現在の状況でどうやってあのミュウツーを突破するかを考えていた。今戦闘に出てるのはガブリアス戦でのダメージがまだ残っているブラッキーとスイクンを突破したピカチュウ
かなりまずい状況にハチマンは苦笑いを浮かべる。
ハチマンは知恵を搾る
タイプで有利なブラッキーはどうか?
いや、ダメージを負ったブラッキーで止めを刺すのは無茶だ。
それにブラッキーに有効打が無いとは限らない。
ならピカチュウはどうか?
いや、ピカチュウのほうがミュウツーに大打撃を与えられるだろうが1発貰ったら即アウトだと考えた方がいいだろう。
ふとハチマンは一つ作戦を思い浮かんだ。
しかし、この作戦はかなり危険だしリスクの方がデカイ。だけど可能性は0ではない。
なら、やるしかない
ハチマンはあの時以来、いや、あの時よりも戦いを楽しんでいた。
昂ぶる感情がハチマンを支配するような感覚だ。
この戦いを今までの中で最高のバトルにするために
決して悔いは残さないように
ハチマンはポケモン達を信頼している。
そしてまたポケモン達も彼を信頼している。
信じてくれる
彼はポケモン達を信じてくれる限り負ける気は決してしなかった。
ハチマン「ブラッキーいけるか?ここからが正念場だ。この戦い絶対に勝つぞ。」
ブラッキーは力強く返事した。
大好きなご主人のためなら恐怖なんて感じなかった。
その力強い返事を聞くとハチマンは満足そうな顔を浮かべた。
ハチマン「ハルノさん、この戦い絶対に勝たせてもらいます!」
ハルノ「ふふ、私も同感。ここまで楽しい戦いは初めてだからね!絶対に勝つ!!」
最終決戦が始まった。
ハルノ「いきなりだけどとっておき使わせてもらうよ!ミュウツー!メガ進化!!」
ハチマン「!?マジかよ・・・」
ミュウツーは姿を変え、メガミュウツーYにメガ進化した。
ハルノ「ミュウツー!ふぶき!!」
ハチマン「ブラッキー!!躱してバークアウトを連発しろ!!」
ブラッキーは上手いことジャンプでふぶきを回避してバークアウトでダメージを与えていく。
ハルノ「ミュウツー!はどうだん!」
ミュウツーははどうだんを連射する。
ハチマン「くっ・・・ブラッキー!シャドーボールで相殺しろ!」
ブラッキーのシャドーボールをはどうだんにぶつけるが相殺できずブラッキーにダメージが蓄積する。
ハチマン「ブラッキー、一旦つきのひかりで回復してくれ。」
ブラッキーはつきのひかりで回復する。
ハルノ「ミュウツー!高速接近してはどうだん!!」
ミュウツーはとてつもないスピードで接近してはどうだんを放つ。
ブラッキーははどうだんが直撃して吹っ飛ばされて戦闘不能になる。
ハチマン「お疲れ様ブラッキー。よくやってくれた。ゆっくり休んでくれ。」ハチマンはブラッキーをボールに戻し、最後に残ったピカチュウを出す。
ハルノ「これでお互い残り1体だね。」
ピカチュウとメガミュウツーY、種族値に大きな差はあるがピカチュウは決して恐れることなくミュウツーと対峙していた。
ハチマン「ピカチュウ!ねこだまし!!」
ピカチュウは高速で接近しねこだましを炸裂させる。
ねこだましを食らってミュウツーの動きがわずかに止まる。
ハチマン「そのままアイアンテール!!」
ピカチュウはうまく体をねじらせてアイアンテールをクリーンヒットさせた。アイアンテールを食らってミュウツーは数メートルほど吹っ飛ばされる。
ハチマン「ピカチュウ!放電をしながら撹乱しろ!」
ハルノ「させないよ!ミュウツー!はどうだん!!」
ミュウツーははどうだんを放つがピカチュウの放電によって消し飛ばされた。
ハチマンがミュウツーの火力を下げまくったのはピカチュウの放電でミュウツーの攻撃を相殺する可能性を上げるためだった。
ハルノ「さすがに強いね。だけどそろそろ終わらせてもらうよ!!ミュウツー!サイコブレイク!!」
ミュウツーの周囲にとてつもないサイコエネルギーが充満する。
これを食らえば即アウト
そう思ったハチマンは
ハチマン「ピカチュウ!でんじは!」
ピカチュウから放たれた微弱な電気によってミュウツーは麻痺した。
ハチマン「こうなったら先に決めるしかない。ピカチュウ!!最大火力てボルテッカー!!!!」
ピカチュウは体中に電気を纏ってミュウツーに向かう。
ミュウツーは麻痺によってサイコブレイクの進行が遅れている今、千載一遇のチャンスだった。
しかし
ハルノ「ミュウツー!サイコブレイクいっけー!!」
ミュウツーのサイコブレイクが無情にも放たれた。
ピカチュウのボルテッカーとメガミュウツーのサイコブレイクが激突して、とてつもないエネルギーが衝突する。
ハチマン「!?ピカチュウ!お前・・・」
なんとピカチュウはサイコブレイクのエネルギーを真正面で受けながらも突き進みミュウツーにたどり着こうとしていた。
これにはハルノも驚愕した。
ハルノ「嘘!?ミュウツーの特攻が下がってるとはいえ真正面で突っ切るなんて!!」
そして
互いの強力なエネルギーが衝突し、大爆発とともに爆風と爆音が両者に襲いかかる。
煙が晴れると・・・・
ミュウツーはメガ進化が解除されて倒れおり、ピカチュウも眠ったように倒れていた。
両者戦闘不能
ハルノとハチマンの戦いは引き分けという形で幕を下ろした。
ハチマン「ピカチュウ、よく頑張ってくれたな。ゆっくり休めよ。」
ハルノ「お疲れミュウツー。あーあー引き分けちゃったかー。まさかピカチュウで2体もってかれるとはね。正直信じられないよ。」
ハチマン「こいつは俺のポケモンの中で最古参の1匹なんで」
ハルノ「そっか。じゃ、私は帰るとしますかね。ありがとうハチマン君。最高に楽しかったよ。」
ハチマン「ちょっと質問いいですか?あのバンギラスを差し向けたのはハルノさん。貴女ですか?」
ハルノ「正解。ま、ミュウツーのテレポートで山頂に転送させただけなんだけどね。だけどあれは野生のバンギラスだよ。」
ハチマン「あともう一つ、なぜ貴女は俺をスカウトなんてしようとしたんですか?はっきり言って俺よりそういうのに向いているやつはごまんといる。」
ハルノ「うーん。まぁいろいろ経緯はあるんだけど私がハチマン君に興味をもったから・・・・かな?」
ハチマン「・・・・・俺はそんな大層な人間じゃないですから。」
ハルノ「君のそういうところ嫌いじゃないよ。それじゃあね」
ハルノはそう言って去っていった。
ハチマン「次こそは勝ちますよ、ハルノさん」
一人山頂に残されたハチマンは小声で呟く。
「久しぶりに・・・・マサラに帰るか。やらなきゃいけないことが出来たしな。」
そしてハチマンは山頂から降りだした。
ハチマンの目にはかつての情熱が篭っていた。
あの戦いを経て、ハチマンはさらに強くなることを誓う。
1歩ずつハチマンはさらなる高みへ歩み続ける。
「愛しのマイエンジェルは元気にしているだろうか・・・」
ハチマンはやっぱりシスコンだった。
次回はようやく設定回
個人的に設定回はssでとても重要な回だと思うのでじっくりと仕上げます。気長にお待ちください。