ロリコン:ガンダールヴ   作:ポギャン

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前回と今回は短めになりましが、次回から五千文字くらいで書いていこうと思っています。




三話:ロリコン:メイドと遭遇するその二

 

 「あの、おっしゃる意味がすこし解らないのですけど…あなたがミス・ヴァリエールの使い魔なのは間違いないのですよねえ? 」

 

 

「……確かに俺はルイズの使い魔だ……でもな、ルイズはチッパイ大好きな俺にとっては身も心も捧げたいと思うほどの

 

美少女だからご主人さまのルイズに

犬とか使い魔とか呼ばれるのは良いっていうか、むしろそう言われることが嬉しいくらいなんだ……えーと…キミの名前はなんて言うのか教えてくれないかなぁ…」

 

 

「まだ名前を言っていませんでしたね…シエスタと申します。以後よろしくお願いいたします」

 

シエスタと名乗った少女は両手をおなかの前で揃えるようにして

 

才人にむかい軽く頭をさげていた。

 

「…そう言えば俺の名前をまだ言ってなかったな…才人……才人 平賀だ。これが俺の名前だから……先に謝っておくよ。シエスタにこれから酷いことを言うから……」

 

才人は自分の名前をシエスタに教えたあと、かなりキツイ言葉を投げ掛けると宣言した。

 

 

「……えっ? どういうことでしょうか…」

 

シエスタは不安な表情で才人に訊ねていた。

 

「まだ知り合ってまもないシエスタに使い魔どうこうと言われるのは、ハッキリ言うと気分わるいんだ…だから二度と俺に対して使い魔って言葉を使わないでほしい…」

 

才人の辛口の言葉にシエスタは、ショックをうけたのか少しよろめいて地面に崩れ落ちていた。

 

 

「…ご、ごめんなさい…サイトさん。私、あまりにも無神経すぎてあなたを傷つけていたなんて……本当にごめんなさい…」

 

涙をにじませて心の底から、才人に対してシエスタは謝るのでした。

 

「いや、ちょっと……女の子に泣かれると困るんだよ……

 

俺も少し言いすぎた…だから顔をあげて涙をこれで拭いてくれ」

 

才人は涙目のシエスタにズボンの左ポケットから、まだ真新しいハンカチを差し出していた。

 

「……ありがとうございます…このハンカチは必ず洗ってお返ししますねえ…」

 

素直にハンカチを受け取って、才人に感謝の言葉を述べるシエスタだった。

 

(なんか失敗したなぁ……ちょっとムカついてキツイ言葉を言ってしまたけど

 

すぐに謝ってくれるなんて、シエスタはいい娘なんだと思うけど……顔は俺好みだから、これでスタイルと胸が華奢でチッパイだったら

 

嬉しかったんだよなぁ……)

 

才人は改めてシエスタを眺めて、ほんとに惜しいといった表情をうかべて残念がるのでした。

 

 

「あのサイトさん。お詫びといっては何ですけど……後で厨房にいらして下さい。賄いですが

 

美味しい朝食をご用意して待っていますから、必ずよってくださいね」

 

そう才人に告げるとシエスタは全部の洗濯籠を持上げて、洗い場に急いで行くのでした。

 

 

しばらく呆気にとられていた才人は、少ししてからシエスタに見つからないように水場にむかい

 

学院の備品とおもわれる洗面器に水をいれて、愛しいご主人さまがいる女子寮塔に戻っていく才人。

 

才人は女子生徒たちが起き出し騒がしくなった女子寮塔のルイズの部屋に戻っていた。

 

 

「おいご主人さま。朝だぞ…早くおきてくれよ……」

 

才人は最初、丁寧にルイズを揺り起こすのだったが……何度起こしても起きないルイズに対して

 

苛立ちとうとう最終手段をとろうと、才人は考えていた。

 

 

「……くっ、なんて低血圧なんだ。ルイズは…こうなったら、あれをするしか手はないぜ……恨むなら寝起きの悪さを恨むんだなルイズ……ククク…」

 

口では仕方ないと言った才人ですが、表情はにやけて嬉しそうになっていた。

 

「寝起きのわるいルイズには俺からの熱い熱い、愛のキスをプレゼントしてやるぜ」

 

才人はベッドでスヤスヤと眠るルイズの桜色の小さくて可愛いくちびるに

 

自身のクチビルを期待をこめた眼差しをしてよせていった。

 

 

才人がルイズのあと1サントで口づけを交わそうと近づいた瞬間、突然ルイズは目をぱちっとあけて才人をみつめていた。

 

「……変態! 私に何をしようとしていたのかしら? 」

 

 

起きたてですこぶる機嫌がわるそうな表情で、才人を睨み付けるルイズなのでした。

 

 

「……お、おはよう…ルイズ…洗面器に水をくんでおいたから…顔を…あ、洗えば良いよ……」

 

寸前のところでルイズにキスする場面を阻止されて

 

ばつがワルいのか何とか誤魔化そうとしていた才人だったが……そんな手口はルイズに通用するはずなどなかった。

 

 

「あんた解っているの! 私に破廉恥なことをしたら去勢されるのを…」

 

ルイズはキツイ眼差しで言い放った。

 

「これは別に変なことしようとしたんじゃなくて…中々起きない眠り姫には昔から王子の熱い口づけが相場と決まっているから

 

そうしようとしただけでやましい気持ちなんかこれポッチもありませんよ…ご主人さま…」

 

 

必死になって弁解する才人の顔をみて

 

「……ぷっ、ククク…アハハ…そんなに必死にならなくても良いわよ……

 

今回だけは大目にみてあげるわ……でも、次はないから今度からは気をつけて、起こしなさい」

 

最初は少し笑って、才人の不埒なおこないの未遂を不問にした

 

ルイズでしたが、次おなじ事をしたら容赦はしないと釘をさしておくことも忘れなかった。

 

 

「顔あらうから洗面器こっちに持ってきて」

 

才人はルイズのいうがままに洗面器を持ったまま、ルイズが顔を洗うまでずっとその体勢でいた。

 

 

「ふぅ~サッパリしたわ。服を着るから…あんたは部屋の外に出ていなさい。

 

私の準備が整ったら朝食を食べにアルヴィーズの食堂に行くから、それまでおとなしく待っていなさいよ」

 

 

「やっぱり…着替えを手伝わせてくれないか……はぁ~」

 

着替えの手伝いなしが確定して、落胆する才人に対してルイズは険しい眼差しをむけてなにかを呟いていた。

 

 

「なにか文句があるのかしら…このエロ犬は? 」

 

「……いえいえ、滅相もありませんですよ…可愛い可愛いご主人さま…」

 

少し皮肉をこめた才人の物言いに、内心では腹をたてていたルイズなのでしたが

 

ここは何とかグッと堪えて

 

「……そう、じゃあ早く外に出て行きなさい」

 

と平静を装っていたルイズでした。

 

「じゃあ、外で待ってるわ」

 

才人はルイズに告げて部屋の外に出ていった。

 

 

 

続く。

 




才人はロリコンなので、基本的にロリ以外の女性は興味ないから手厳しいですが……女の子の涙には弱いヘタレですから

これからあとのシエスタの猛アタックにタジタジになる予定ですね。

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