屋根裏日記   作:あきゅおす

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ランクアップが起こらない時の話・怪盗団編

 月_日

 いつものトレーニングジムへ。今日は杏は仕事らしく、志帆と2人で筋トレした。

 終わった後、ビッグバンバーガーで軽く食べつつまったり。出てくる話は杏関連が多く、この前雑誌に載ってたことを話してくれた。杏からも志帆の話を聞いており、本当にお互い好きなんだなぁと思いながら志帆の話を聞いていた。

 

 

)月(日

 杏のお仕事がなかったため、3人で筋トレ。そのあとに安定のクレープ屋に。杏はいつも通りになやみ、志帆がクリーム増し増しのクレープを食べるのを見て、同じものを頼んでいた。いつも誘惑に負けてるな…、とあきれた視線を送ると、志帆が美味しそうに食べるから…と恨みがましい視線を志帆に送っていた。分かる。

 

 

↑月→日

 今日はいつもの3人に加えて竜司も一緒に筋トレをすることになった。

 2人がいつも通りにストレッチするのを見てると、竜司が「ああいうのキマシタワー…っていうんだっけ?」と鼻の下を伸ばしていた。違う…とは断言できない。というか誰から聞いたその単語。

 あんまり見てるとバレそうなのでこっちもストレッチして筋トレへ。元を含めてだけど運動部が2人いたおかげでいつも以上にはかどった気がする。

 

 

/月\日

 筋トレが終わって外に出ると散歩してたモルガナに遭遇。撫でながら話しかけると猫じゃねーし!と言いながらのどを鳴らしてうっとりしてた。やっぱり猫やん。と、志帆も撫でたくてうずうずしていた。モルガナを明け渡すとものすごい勢いで撫でまわされていた。モルガナもギニャー!と言って逃れようとしていたけど、志帆が満足するまでしばらく捕まっていた。

 

↓月←日

 筋トレが終わったあと3人で駅近くの喫茶店へ向かっていると、祐介が道行く人を観察していた。こちらに気づいたらしく、片手をあげてこちらに向かってきた。

 志帆とはメメントスから出てバレたときに軽くすれ違っただけなので改めて紹介。変人だと伝えるとそうほめるなと返してきた。ほめてないんだが…。そのやり取りを見て杏は呆れて志帆は苦笑していた。

 軽く話していると祐介の腹の音が鳴った。飯は?と聞くと今日はまだだと誇らしげに言ってた。いや誇れることじゃないから。そのまま放置して喫茶店に行けるわけもなく、祐介におごることになった。なお遠慮という言葉を知らない模様。それにつられて志帆と杏、ついでに自分のとった量も多くなったことを追記しておく。

 

 

○月?日

 今日も志帆とのジムで筋トレしようとしたら真からも筋トレの誘いがあったので合流することになった。

自分と志帆は機具を使っての筋トレだったけど、真は人体の急所となる部分を中心に木人を殴っていた。筋トレ…?

 終わった後はビッグバンバーガーで軽くお茶。どうやら知らないところですでに知り合っていたらしく、そこまで友人の友人といるときの微妙な雰囲気にはならずに体育会系の先輩後輩みたいな感じになっていた。

 ところで店員さんがこっちにビッグバンチャレンジのメニューをチラチラ見せてた気がする。こっちみんな。

 

△月▽日

 志帆がPCを買い替えたいということでルブランで相談に乗ることになった。PCということであらかじめ双葉にも意見を聞こうとしたら、約束ノートの訓練の一環として双葉も一緒に出ることに。

 初対面ということもありおそるおそる話していた双葉だったけど、志帆がうまいこと話を引き出しては疑問に思ったことをいいタイミングで質問し、さらに話を引き出していく。話が進むにつれて双葉のPCへのマシンガントークの方が加速してきた。お昼になり双葉にいったんストップをかけてご飯にすることにした。双葉は怪盗団の仲間以外にも話せる人がいることが嬉しかったらしく、カレーを食べながらもアニメとか特撮の話をしていた。志帆はそれを聞きながら相槌を打っていた。杏とはまた違い、一生懸命話す妹とその話をしっかり聞いてあげる姉みたいな雰囲気になっていた。癒される…。

 結局、双葉が予算内でいいPCを組むということになった。志帆のことが相当気に入ったんだろう。

 後からなんで聞き上手なのかを聞いたところ、普段杏からファッションとかの専門外の話を聞いていたら上手になったらしい。なるほどなー。

 

 追記

 双葉が組み立てたPCだけど、予算で買えるものから大きくはみ出たスペックになってた。「お古のパーツとかを使ってるからセーフ!」なんだとか。

 

 

>月<日

 ジムでケアを教えてもらっている最中にテーピングが切れてしまったので買い出しに出ると春に出会った。どうやら花壇用の肥料の買い出しだったらしくついでに運ぶことにした。

 お互い初対面だったけど馬が合ったらしく、ほんわかとした雰囲気で料理のことやお菓子のことを話していた。2人とも雰囲気が柔らかいせいか見るだけで癒された。学校まで運び終えると休憩がてらコーヒーとお菓子をふるまってくれた。「試作で作ったものだけど…」とかしこまっていたけど、美味しかった。

 それからはさらに料理やお菓子のことがさらに加速し、しまいには料理を作る約束をしてお互いの連絡先を交換していた。




パンケーキと後輩はSのキャラと合わせて出すのでまた別枠で…。

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