屋根裏日記   作:あきゅおす

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Q. メガテン、東京、高校生と言えば?

…と思ったけど、答えがたくさんあるから初投稿です。


~月^日~(東京在住のウサミミたち)

 ~月^日

 電車を待っていると、ウサミミ(っぽくみえる長い布がついた)パーカーを着た人を見かけた。あんまりじろじろ見るのも失礼だしすぐに目をそらしたが、都会でもすごく目立つパーカーだった。ただ、それ以上に不思議な雰囲気を持った人だった。なんか似たような雰囲気を感じた気がするけど…誰だったけな。

 

 %月|日

 街に出歩いていると、この前のウサミミパーカーの人…久世響希さんと知り合いになった。どうやらこの前見かけたとき、久世さんもこっちを気になったらしく、今日また見かけたから声をかけたのだとか。…こっちも気づいたんだけど、デート中っぽかったからそのままスルーしようとしたら、まさか久世さんから声をかけてくるとは思わなかった。本当はもう一人、残念な友人(久世さん談)と3人で遊ぶ予定だったけれど寝坊したらしく、二人で先に出てきたらしい。なるほどなー。

 それからその友人を待つのもかねてそのまま2人と近くの喫茶店で話すことになった。高校の話とか受験の話とか。話していていると、久世さんと新田さんの絆がすごく強く結ばれている気がした。彼氏彼女ってわけではなさそうだけど、戦友というかそんな感じだった。…久世さんの方は。新田さんの方はね、うん。見てたら分かる。甘酸っぱい雰囲気がすごい。コーヒーがいい緩和剤になって…ないな。甘さと苦さが中和されて酸っぱさしか残ってない。

 それからいろいろ話していると、残念な友人…志島大地さんが来た。久世さんが残念を強調して紹介すると志島さんが「残念ってなんで!?」といいリアクションをとってくれた。

 3人が揃ったのでお暇しようとすると、このまま一緒に遊ばない?と久世さんが誘ってきた。残りの2人も笑顔で承諾してくれたから、そのまま遊ぶことに。楽しい時間だった。

 話の流れでルブランに住んでいることを伝えると今度遊びに来てくれるらしい。

 

 

 %月λ日

 今度って次の日に来るとは思わなかったですよ、久世さん。ちなみに今日は別の友人と来てくれた。鳥居さんと和久井さん。2人とも大阪から来たらしく、観光している最中に久世さんがルブランに案内したんだとか。

 鳥居さんは初対面で茶わん蒸しをくれた。どこから取り出したかわからなかったけど、2人ともツッコミを入れないところを見ると通常営業らしい。あと懐からジュンゴという猫を取り出した時はさすがに驚いた。とりあえずモルガナと遊ばせておいた。

 和久井さんは48の潰すぞを使い分けるツンデレ(久世さんと鳥居さん談)らしく、2人に潰すぞと凄んでいたけど2人ともどこ吹く風だった。

 あ、あと久世さんがルブランのカレーが気に入ったらしく、通ってくれるらしい。実は生活圏内だとか。

 

 +月#日

 久世さんが別の友人と来てくれた。秋江さんと栗木さん。どちらも大人なんだけど、この二人も独特な人だった。秋江さんは初対面なのに久しぶりと声をかけてきたりするほどのテキトーだし、栗木さんは暑苦し熱血っぽいだけかと思ったけど、オーバーリアクションだし。カレー食べた時のリアクションでまもりんに出た時の剣弥代を思い出した。口から変な光出した(ように見えた)時はさすがに笑うのを抑えられなかった。

 どちらもいい人っぽいのはわかるんだけど、わざわざ独特な人選んで連れてきてない?と思って聞いたけど、特にそんなことはないらしい。ただ単に久世さんの友達が濃いのか。

 

 =月~日

 峰津院大和さんと都さん、その保護者?の迫さんが久世さんと来た。

 大和さんと都さんは双子っぽい感じ。最初は高圧的な感じがしたけど、話してみるとただ単に浮世離れしているのがよく分かった。ただ単にで済む話じゃないと思うけど、久世さんの友人だからしょうがない。カレーをそんなに口にする機会がないらしいけど、かなり気に入ってくれた様子。コーヒーにこんなに合うとは…と喜んでくれてた。

 迫さんはというと久世さんの友人にしてはかなり常識人だった。苦労人ポジションでもあるらしく、峰津院兄妹のフォローをしながら久世さんのいじりを受けていた。お客様、セクハラは厳禁です。大変そうですね…といったら慣れてるから大丈夫と苦笑していた。ただ、なんというか、久世さんの方をかなり気にしていたような…。

 

 ちょっと気になったのは惣治郎さんが峰津院の名字にしきりに首をひねっていたことだ。いやまさかなとか呟いてたけどどうしたんだろう。

 

 *月!日

 今日は年上の女性2人と女の子1人、菅野さんと柳谷さんとその姪っ子さんと一緒だった。モテモテですね、と言ったら照れもせずそれほどでもと返された。勝てる気がしない。

 菅野さんが職場の研究ばかりで引きこもっているところを柳谷さんが連れ出したらしい。えーとぐずっているところを久世さんを餌にしたそうだ。菅野さんはなんというか、双葉とはまた違ったマイペースさがあった。しかし、なんで菅野さんはコートの下はチャイナ服なんだろう、と思っているとどうやら柳谷さんが面白がって着せたんだとか。柳谷さん、ナイスです。

 柳谷さんは上の通りユーモアもあるけど、話していると優しく、母性のある人だというのが伝わってきた。姪っ子さんも気安く接している。迫さんも来たことあるのを聞くと、迫さんの久世さんに対する態度のことを話してくれた。からかいがいがあるらしい。分かる。

 2人とこの前来た峰津院の2人と迫さんは同じ職場らしい。峰津院の2人は同じくらいの年齢かと思ったけど…。まあ、いろいろあるんだろう。

 

 {月”日

 今日は年上と年下の女の子2人組がルブランに来た。どこかで見たことあるなと思っていると、最近急上昇中のアイドルとTVで紹介されてた2人だった。確かアイヒナ…だったかな。なんでこの店に?と驚いている矢先に久世さんと新田さん、志島さんが店に来た。いつものようにあいさつすると、さらっと2人と同じ席に着いた。アイドル2人は久世さんたちと待ち合わせしていたらしい。年上の痴女っぽい人は九条さんで、中学生にも見えたのは1個下の伴ちゃん。

 仕事で東京に来たついでに久世さんたちに会いに来たのだとか。独特な友人が多いと思ったけどアイドルにも友人がいるとは…。

 話を聞いていると本当に仲いい。久世さんが伴ちゃんをいじり、九条さんがちゃちゃを入れ、伴ちゃんがキレて、志島さんが八つ当たりされて、新田さんがわたわた。特に久世さんが伴ちゃんに対して兄ムーブしてるのは面白かった。それに対して伴ちゃんが半ギレしていた。あれは多分、兄妹扱いされるのが嫌なんだろう。いい意味で。もげろ。

 

追記

 電話でりせさんとりせさんの近くにいたかなみさんに話を聞いたところ、名前は聞いたことあるけど実際にあったことはないとのこと。ひらめいた。

 

 

 :月ー日

 珍しく久世さん一人で店に来た。久世さんがカレーを食べてコーヒーで一服していると、獅童がテレビに出ていた。大層なこと言ってるけど、本性を知ってると茶番をしてるようにしか見えない。そう思いながらテレビを見ていると顔に出ていたらしく、どうしたの?と久世さんに心配された。獅童の名前をぼやかしつつ、自分がここにいる理由を話すと、君はどうしたい?と聞かれた。答えはすでに出ているので、答えると、笑顔で頷いてくれた。何かあったら手伝うから遠慮しないで、とも言ってくれた。その時はお願いします。

 

 

 +月↗日

 なんか赤と黒のサイケデリックな服を着た人が来た。アルセーヌっぽいカラーリングと思ったのは内緒だ。どうやら久世さんの友達らしく、カレーのことを聞いてここに来たのだとか。カレーを食べきると、頑張ってねと自分に声をかけて帰っていった。久世さんには珍しく普通の友達だったな。ただ、なんだろう。ベルベットルームの住人と似てるようなそうでないような雰囲気だった。

 

―――――――――

 

「久世、彼と獅童についてなんだが…」

「ありがとう、マコトさん。どうだった?」

「局長にも手伝ってもらってやっとで分かった。彼が起こしたとされている事件だが、彼の言った通り、彼には問題はなかった。冤罪だったよ。ただ、その事件に圧力がかかっていた。そのとき事情聴取されていたのが…獅童正義だった。どうする?」

「…こっちからはどうにもしない、かな。彼の眼は死んでいない。何かしら行動を起こすと思うよ。その時には援護しよう。…ふふっ」

「どうした?」

「彼にその冤罪についてどうしたいか聞いたんだ。そしたら、自分たちに似た答えだった。それっぽく言うんだったら…『生きるとは、抗うこと』かな」




また更新がだいぶ空いてしまい、すいませんでしたorz
デビサバ2BRはだいぶ前にやったのでもしかしたらキャラに違和感があるかもしれませんので、ツッコミがあればお知らせください。

ちなみにデビサバ2BRということは静雄、セルティ、臨也もいるだけ参戦なのですが、出すと成田作品全般も出したくなりますので裏設定に。…この世界、強すぎない?

P5Rはやりましたけど、まさかP5Sが出るとは…。現在やってますので、お茶濁し的な投稿になりました。そしてsteamでP4G。番長に休みはない。

またぼちぼち投稿していきますので、よろしくお願いします。

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