買った物を持って家に帰る。みんなの分のおやつも買ったからこの後あげないとね。
そう言えば、ボガートって本当の姿知ってる人いないんだっけ?あたしが見たときは黒いもやもやだったけど、あれが本当の姿なのかな?
「あ、リアス。帰ったら一つ呪文を教えるから」
ママに呪文を教わることになった。うーん、恥かかないように予習はするつもりだけど、それとは違う呪文かな?
みんなにご飯をあげて、リビングへ。
「さて、あなたに教える呪文は私のオリジナルです。召喚呪文と言い、簡単に言えばリアス専用の魔法ね」
「あたし専用の魔法?そんなものがあるの?」
「ええ。一人しか会得できなかった魔法とか、最初からたった一人のためだけに作られた魔法とか、ね」
あたしだけの魔法……何それかっこいい。
「インヴォーカレと唱えた後に、召喚したい子の名前を呼びなさい。あなたのペットしか呼び出せないけどね。さ、やって見て」
「ええと、〈
杖を前にだして、飼ってるミミズクの名前を呼んでみる。すると、杖先から光が溢れて、その中からユーリが出てきた。
「……凄い、凄い凄い!面白いねこの呪文!ホグワーツでもみんなと居られるの!?」
「うふふ。戻すときはレパトリエーションよ」
「〈
ユーリが光に包まれて消える。小屋を確認してみると、ちゃんとユーリが居た。
「ありがとう、教えてくれて!」
「ええ、どうも。喜んでくれて嬉しいわ」
そのまま今日はみんなと遊んで、次の日から予習を始めたわ。……みんなに遊んでって言われたけどね。
九月一日、キングス・クロス駅!
今日、あたしはホグワーツ特急に乗ってホグワーツへ入学します!
連れて行けるペットが一匹までだったから、連れてきたのはユーリだけだけど、ママが召喚呪文の使用許可を校長先生にとってくれたそうです!ありがとうママ!
……できれば九と四分の三番線の場所も教えて欲しかったかな?仕事は仕方ないと思うけど、せめてどこから乗れるのかぐらいは教えてください。
仮にも魔法学校行きの列車なんだから、マグルには見えないようになってるはずだけど、どこから乗るんだろう?
と、考えて居たらあんなところに赤い髪の毛の大家族が。多分ウィーズリー家かな?時折マグルがうんたらかんたら言ってるし。
「すいません、ウィーズリーさんですか?」
「ええ、そうですよ?あなたもホグワーツに?」
「はい!リアス・クリミアです!今年入学!」
「そうなの!うちのロンも今年入学なのよ。ね、よかったら構ってやって?」
ウィーズリーさんに聞かれて、あたしは首を縦に振った。九と四分の三番線はこの近くにある柱から入るそうで、せめて何かの目印をつけてほしいところだった。
パーシーとフレッド、ジョージと言う三兄弟(フレッドとジョージは双子)が入っていったところで、ウィーズリーさんに男の子が話しかけた。オリバンダーさんの店ですれ違った男の子だ。
後ろで話している間にさっさとプラットホームに向かう。ぶつかる瞬間は怖かったけど、ちゃんと入れてよかった。
後ろからはさっきの男の子が入ってきて、一緒に空いているコンパートメントを探すことになった。
名前は……ええと、ヘンリーだっけ?
オリ魔法
召喚呪文。主人公のペットを召喚出来る
送還呪文。召喚呪文で出したペットを送り帰す。
両方とも主人公専用の呪文。発明者、エリザベート・クリミア。
主人公は真面目ですが、若干アホの子です。あと天真爛漫で無邪気。多分スネイプに対してもズバズバ言っちゃうタイプ。