月曜日、闇の魔術に対する防衛術の授業。前回はスネイプ先生だったけど、ルーピン先生は復帰したみたい。目の下にクマができてたけど。
みんなは、スネイプ先生の授業についての不満をぶちまけていた。
「代理なのに宿題を出してきたんです!」
「人狼についてなにも知らないのに」
「それも、羊皮紙二巻も!」
「君たち、スネイプ先生に、まだそこは習っていないって、言わなかったのかい?」
「言いましたけど、スネイプ先生は僕たちがとっても遅れてるって……」
「耳を貸さないんです」
全員が怒ってるのをルーピン先生は見渡して、笑いかけた。
「よろしい。私からスネイプ先生にお話ししておこう。レポートは書かなくてもよろしい」
「そんな!私、もう書いちゃったのに!」
「ああ、書いてあるのなら出してもいい。採点してあげよう」
さすがハーマイオニー。羊皮紙二巻分書き上げてしまったようだ。
授業は
就業のベルが鳴り、みんなが荷物を持って出口へと向かった。
「ああ、ハリーは少し残ってくれないか。話があるんだ」
先生はそう言い、ハリーを呼び止めた。何の話かは気になるけど、次の授業の準備をしなくちゃだからね。あと、盗み聞きは良くないし。
雨は十二月まで降り続けて、クリスマス直前──学期が終わる二週間前にようやく空が明るくなった。城の中はクリスマスムードに満ち溢れていて、フリットウィック先生は自分の教室に
それと、ママから手紙が届いた。箒メーカーが細工に許可を出してくれたそうだ。細工する理由を話したら「なら仕方がない」と言ってくれたって。クリスマス・イブにこちらに届くようだから、クリスマスプレゼントとして渡せる。学校の箒『
学期最後の週末、クリスマスまであと幾日というところでホグズミード行きが許された。
ハニーデュークスの店はごった返していた。ここには甘いお菓子がいっぱいある。キャンディにガム、チョコレート。変な効果を持ってるやつとか、血の味がするキャンディとかもあるけど。……あれ、今誰かぶつかった?気のせいかな。
外に出ると、大雪が降っていた。さっきまでは弱かったはずなんだけど。寒いし、三本の箒で暖かいバタービールでも飲もう。