朝一番にマクゴナガル先生のところに行って、許可証の発行手続きをしてきた。校長先生から聞いてたみたいで、快く了承してくれた。やったね。明日の朝、渡してくれるらしい。
ホグワーツでの最初の授業。階段が多すぎて迷うかと思った。迷いそうな時には近くにいたネズミとかに案内してもらったから間に合ったけど。
あと、ミセス・ノリスにも助けてもらった。みんなは嫌ってるけど、可愛いと思う。多分、ニーズルとの混血の猫。頭良いし、フィルチさんによく懐いてるし。フィルチさんとは猫の話で仲良くなった。途中で、通りすがりのマクゴナガル先生も参加したけど。
少しして、なんでマクゴナガル先生が猫談義に参加したのかがわかった。マクゴナガル先生、猫の動物もどきだった。猫が好きらしい。魔法省に、猫好きのガマガエルみたいなナニカがいるらしいけど、その人のことは苦手だそうだ。確か、ドローレス・アンブリッジだったかしら。ママも、彼女のことは嫌いだと言ってた。人間、それも魔法族以外を嫌ってて、狼人間やケンタウロス、水中人や小鬼も嫌だって。狼人間、普段は良い人らしいんだけど、その人のせいでまともな職に就けないそうだ。もしホグワーツに来たら
魔法薬学はよくわからなかった。スネイプ先生がハリーばっかり指してて、ママから聞いてた通りにイジワルだ。
「どうしたのかね、ミス・クリミア。何か意見でも?」
「えーと、ハリーばっかりじゃバランス悪くないですか?スリザリンの生徒が構ってもらえなくて寂しそうにしてますよ?ドラコとかザビニとか」
「ほう」
スネイプ先生がドラコの方を向いて、凄く簡単な問題をだした。この人、グリフィンドール嫌いなのかな?
ホグワーツの地図(不完全品。一部の隠し部屋や隠し扉などが描かれていない)と入森許可証を受け取ったあたしは、金曜日の午後、何も授業が無いのを確認して、ハグリッドの小屋へ向かった。ハリーたちも一緒に。
小屋の前に着くと、中から戸を引っ掻く音と唸り声が聞こえた。でも、めちゃくちゃ怖がってる声だった。
「退がれ、ファング、退がれ」
戸が少し開いて、ハグリッドが出て来た。黒いボアハウンド犬の首輪を苦労して押さえてる。
「えーと、ファングだっけ?【あまり困らせちゃダメだよ?ソファの近くで待ってて?】」
ファングは大人しくなって、言われた通りにソファの近くでおすわりしてた。
「……なんじゃ、今のは。マーミッシュ語でもねぇし、聞いたことのねぇ言葉だな」
「動物言語よ。ダンブルドア校長から聞いてない?」
「動物言語?そうか、お前さんがリアスか。ほれ、よう来たな。さ、入るといい」
あたしたちはハグリッドの小屋に入って、そのままハグリッドが淹れたお茶を飲んだ。あら美味しい。
ロンのお兄さん──ウィーズリーツインズ、通称フレッジョは時々禁じられた森に侵入してるらしい。
あたしの体質をハグリッドに話したら、凄く悔しそうにしてた。自分にその力があったら、もっと面白い生き物と触れ合えたのにって。あたしが森に入りたいって、許可証を見せながら言ったら、タイムラグなく了承してくれた。怪物好きらしいが、趣味が合う人がいなかったんだって。で、そこにヌンドゥとかバジリスクとかマンティコアとか好きなあたしが来たわけだ。そりゃ大歓迎してくれる。
ロンのお兄さんの一人、チャーリーという人がドラゴンキーパーをしているという話も聞いた。是非会ってみたい。
グリンゴッツがどうとかこうとか言ってたけど、別にいいや。関係ないし。
入森許可証
ダンブルドア発行の、禁じられた森へ入るための許可証。ダンブルドア直筆のサインと、生徒自身のサインと、生徒の寮監のサインが書かれている。なお、取得には寮監とダンブルドアの二段階審査が必要。ただし、寮監を通ればダンブルドアはほぼ確実に通る。厳しさが寮監>ダンブルドアのため。寮監同士の厳しさは、
ホグワーツ敷地地図(未完成)
ホグワーツの敷地内の地図。ネズミによる物なので、人間では分かりづらいところも描かれているが、一部の隠し部屋や隠し扉などが描かれていない。校長室はなぜか描かれている。秘密の部屋や必要の部屋、賢者の石が守られていた一連の部屋は描かれていない。
全体的に見て、忍びの地図>ホグワーツ敷地地図。もっと頑張れば「≧」ぐらいにはなるかもしれない。