結局、ゼーカルトはあたしの部屋で預かることになった。よくキノやフォウ君と一緒に寝ている。見てて癒される。
新学期が始まり、一番最初の魔法生物飼育学の授業は、まさかのユニコーンだった。
「ハグリッド、何か悪いものでも食べたの?」
「ごめんなさい、ハグリッド。私も同じことを思ってしまったわ」
グリフィンドール生のみんながハグリッドを心配する。基本的に凶暴な生物を紹介するハグリッドはどこに行ってしまったのだろう。
「いや、たまにはこーんな、美しい生物も紹介しとかんとな。それに、俺はできうる限りこの森に住んどる全ての生き物を教えるつもりだからな」
ハグリッドは女子生徒を呼び集めて、ユニコーンと触れ合わせた。そして、ユニコーンの持つ魔法特性を教え、実際にその行動を見ていないとわからない特徴もあげた。このユニコーンはハグリッドのことを信用してるみたいだね。一角獣が男性に触れさせるのは珍しいし。
一ヶ月ほど経過し、とうとう第二の課題の前夜。あたしとマクゴナガル先生は湖で明日に向けての仕込みをしていた。具体的には色々な水棲魔法生物を放したりとか。こっそりとゼーカルト──シロにも協力してもらうことにした。さあ、明日が楽しみだね。
「──さあ、全選手の準備ができました!第二の課題は私のホイッスルを合図に始まります。この課題の監修はミス・クリミア。本日の湖には様々な水棲生物が放されています。それらに気をつけて、選手たちは、きっちり一時間のうちに奪われたものを取り返します。では、三つ数えて──いーち……にー……さん!」
課題が始まり、四人が湖に入る。ハリーは何かを口に含み、フラーは頭に泡を被った。〈泡頭呪文〉だろう。セドリックも同じ手段だった。クラムは頭をサメに変身していた。
さて、あたしは〈使い魔呪文〉でみんなの様子でも確認してようかな。
「〈
魚型の使い魔を作り、憑依する。さてさて、まずは誰を見ようかな?
一番近くにいたのはフラーだった。シュレイクから逃げている。あ、マーレオンに突進されて……あれ、シュレイクとマーレオンが逃げて……
次に見つけたのはセドリック。湖の中で迷い、シロに翻弄されたようだ。それとヌルフパス。
離れたところではクラムがオオイカと喧嘩している。シロがオオイカを誘導したのかな?
マーレオン
M.O.M.分類XXX
カジキの顔にカメレオンの体をしている謎生物。透明化と電気ショックを使える。突進も強力な武器となる。
体長はコロコロコミックほど。
光る物に突進する性質を持つ。今回はフラーの泡頭呪文による泡に光が反射したために突進。
覇王龍さんのアイデアです。ありがとうございました。
『今後に関するアンケート』を今話の投稿時間をもって締め切らせていただきます。
集計結果
ガチート希望:二十六票
そこまで行かなくても……:二票
合計二十八票
一言「みなさんどんだけガチート好きなんですか?」