ウルトライブ!サンシャイン!! ~Shine your heart~   作:我道ラン

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……作ってしまった…はいどうも!まさかの初雪の日に投稿とは…今作はシリアスとギャグの度合いがバラバラです。あと今回だけかもしれませんが色々大変です、申し訳ありません…

それでは待ちに待った(?)新作です!


1話 ~俺達、死にました~

 

皆はどんなヒーローを知ってる?

 

 

色々あるよね?人を守る正義感に溢れたヒーローや自分だけの信念を貫くヒーロー、そして復讐の為に戦うヒーロー……他にもそういったのがある。

 

 

 

俺は…守りたい。人を……出来れば敵も…救いたい。

 

 

 

 

…………本当は敵なんかいない。俺はそれを信じて、夢を追いかける。そうすればいつか…

 

 

いつか……そう………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……イチ………ユウイチ!」

 

 

「ん?何だよぉ……」

 

 

「何だじゃねーよ、駅のホームで寝んなよ?ったく…」

 

 

俺は神城優一(カミキユウイチ)、自分で言うのもなんだが身長が低い。今日で20歳になった新成人だ。その誕生日に東京をぶらりと巡り、アニメショップや玩具屋を回りまくった。そして酒場で誕生日会を行い、その帰りにものの見事に酔っぱらってしまった……うぁぁ、気持ち悪い……そこを心配してくれたのが俺の友達、いや…親友達だった。

 

 

「はぁ…だから無理すんなって言ったのに……」

 

 

 

「そんな時は歌おう!リクエストすりゃなんでも歌うぜぇ?」

 

 

「ん?今なんでもって言ったな?じゃあ黙ってろ」

 

 

 

「ファッ!?」

 

 

「テンション高いね……」

 

 

あー…一気に喋りやがって……まぁいいや、順に紹介することにしよう。

 

 

 

まず先程も俺のことを心配してくれた三伽歩夢(ミトギアユム)、動物や自然が好きな奴。見つけた野良猫を容赦なく可愛がり、そして必ず引っ掻かれる。料理が得意で身長が高く、俺達の中じゃ一番高いんだ。だから悔しくないからな…悔しくないもん。

 

次に酔っぱらいに向かって歌えなんて言ったのは陸前飛鳥(リクゼンアスカ)。はっきり言えば馬鹿だ。勉強はしないし、授業中もゲームか寝るかぐらいしかしなかった。体育ぐらいがアイツの正念場なんだが…なぜか失敗ばかりする猪突猛進タイプの奴だ。柔道では全国レベルだが向かうところ敵いまくりである。

 

そして次はその飛鳥を黙らせた屯雲伴和(ムラクモトモカズ)。高慢ちきな性格がたまに傷だが基本はいい奴。かつては痛々しい程の中二病だったが今は多方面の考えを持ち、俺達を仕切るリーダー的存在だ。

 

最後に大人びた雰囲気を持つ吉沢大冴(ヨシザワタイガ)、慎重な性格で喧嘩の仲裁役でもある。なんでも一人で抱えたりする時があるけどとても良い奴なんだ。とまぁ一通り…いや、まだ一人だけいたな。ダークホース的な存在が。

 

 

「ふぁぁ……」

 

 

呑気にあくびをした青の瞳の男、河本秀護(コウモトシュウゴ)だ。彼は寡黙な男で口数が少ない上にコミュニケーションが得意ではない(コミュニケーションしたい場合は半年程の時間が必要)。けれどもゲームが得意で、その実力は中々のものだ。

 

 

「シュウちゃん眠そうだね」

 

 

 

「早く帰って寝たい」

 

 

 

「そりゃそうだよなぁ…早く帰ってイベント走らなきゃ(使命感)」

 

 

「廃人じゃねーか!なぁユウイチ…カズの奴どうにかなんないのか」

 

 

「無理だよアユ、ああなったら徹夜確定なんだアイツ」

 

 

「なぁなぁ、ここでアスカのデビューライブするってのはどう?」

 

 

「お前は一体何を言ってるんだ」

 

 

「おぉ…シュウちゃんがツッコんだ」

 

 

「あ、終電来たよ」

 

 

 

「マジで!?」

 

 

 

タイガの言った通りに最後の電車がやって来て俺達はドアが空いた途端に走りながら席へと向かい座り込み、安堵の息を漏らした。

 

 

 

「ん~…やっぱ終電ってだけあって誰もいねぇな」

 

 

「逆にいてもそんな不思議じゃないでしょ?」

 

 

「あ~あ…どっか異世界に行けたらなぁ~…」

 

 

「そうだね」

 

 

「シュウちゃん…っておいユウイチ!車両の端なんかで何やってんだよ?」

 

 

 

「………リク。お前の言ってること、案外当たりそうだぜ」

 

 

「はぁ?どういうことだ…?」

 

 

 

「見せてやろうカズ……」

 

 

 

俺はそう言って振り返り皆にそこで拾ったものを見せた。それは誰もが見れば一発でわかるものであり、酔いも覚めてしまうほどの最悪のサプライズプレゼントだった。

 

 

「お、お前それ……」

 

 

「まさか…」

 

 

「「「「「爆弾!?」」」」」

 

 

「えっ…えぇぇぇぇ!?ウッソだろお前!?」

 

 

「やべぇよ…やべぇよ…」

 

 

 

「ど、どうする!?」

 

 

「…………………(遠い目)」

 

 

「アイエエエエエ!?ナンデ!?バクダン!?バクダンナンデェェ!?」

 

 

それぞれ良いリアクションしてるなぁ…カズは王道のビビり方してるし、アユは軽く絶望している。まぁタイガは俺らの中じゃ落ち着きがあるから良いけど…シュウちゃんは目に輝きがない。灰になったみたいだ…そしてリク、うるさい。しかし時間は待ってくれず爆弾のディスプレイに表示されたタイマーは刻一刻と進んでいく。

 

 

 

「どうすんだよ…!」

 

 

 

「もう諦めようぜアユム…運命には勝てないんだ」

 

 

 

「馬鹿野郎俺はお前勝つぞお前(天下無双)!」

 

 

 

「神様…あぁ、転生させてくれ!SAOの世界に行ってサチを救いたい!そして一生添い遂げたい!!」

 

 

「あっずるいぞカズ!俺は…俺はISの世界に行ってハーレムになってみたい!」

 

 

 

「俺は…俺は俺は……ボトムズとグレンラガンとマジンカイザーSKLと真ゲッターとビッグオーとイデオンと……あとガンバスターの世界に行きてぇー!!!」

 

 

「俺は…「お前だけ長いわ!」

 

 

シュウちゃんは俺のツッコミでカットされたが各々が死んだ後のことを必死に願っているその時、ふと目を爆弾にやるとタイマーがあと10秒を切っていた。あ、終わった……何もかも……

 

 

5…4…3…2…1……

 

 

 

…さよなら、俺。短かったけど、楽しい20年だったよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ん……どこだここ…?」

 

 

目を覚ました俺が居た場所は真っ白な所。ビルも無ければ線路や駅もない。何もない場所で俺はただ一人残された。しかし瞬きをした瞬間にアユム達が現れた。流石に取り乱すか…?

 

 

 

「おーい、大丈夫?」

 

 

 

「んゅ…おはよ、ユウイチ君元気?」

 

 

「呑気だなタイガ…ここどこだかわかってるのか?」

 

 

「んー幻想郷?」

 

 

 

「幻想郷と聞いて」

 

 

 

「知ってるぜタイガ…愚かなBBA共の巣窟のことだろ?」

 

 

「やめろォ!」

 

 

 

 

よかった、こいつら変わらず元気だわ。

 

 

 

「てかここどこ?」

 

 

「そうそうそうだよシュウちゃんの言う通りだって!」

 

 

「全く急ぎすぎなんだよアユムはさぁ、もうちょいゆったり過ごそうぜ?」

 

 

「お前は逆に呑気すぎるんだよ…」

 

 

 

とりあえずここでボケとツッコミの繰り返しをしてもしょうがない。6人の情報を元に推理することにした。状況を振りかえることで何かわかるかもだし…

 

 

 

「えーと…まず俺の誕生日で東京歩きまくってー…」

 

 

「僕達、その夜に酒場で飲んだよね?」

 

 

 

「んで、ユウイチが酔っぱらったから終電で帰ることにした」

 

 

 

「けどそこで爆弾を見つけて対処しようとしたけど、何も出来ずに」

 

 

「ドカーン」

 

 

「爆発オチなんてサイテー!」

 

 

…まぁ、合ってるんだよ?合ってるんだけどさぁ……ツッコめんわ。うーん…やっぱりここは死後の世界なのか?全く……まだ人生満喫してないのに何で死ななきゃいけないんだ…神様絶対許さねぇ。

 

 

 

「悪かったの、神様で」

 

 

 

 

…あれ?急に俺達の目の前に現れたいかにも神様チックな老人……というかマジの神様?

 

 

 

「あの…貴方は?」

 

 

 

「誰も何も…ワシが神じゃ」

 

 

 

「じゃあ俺達をここに呼んだのは…?」

 

 

 

「ワシじゃ」

 

 

「俺達の未来を潰したのも…?」

 

 

「ワシじゃよ、ゴメンね」

 

 

俺とアユムとカズの質問に対し、頭に拳を軽く当て舌を出し、ドジっ子風に謝る神様。だがそんなので許してもらえる訳がなく罵倒を浴びせていく。可哀想だが…ぶっちゃけ自業自得なのでスルーしておこう。

 

それから数分後……

 

 

「…つまりなんだ?お前の手違いで殺してしまったと?」

 

 

 

「はい。しかしそんなお前らにもう一回チャンス…即ち転生をしてやろう!」

 

 

「えっ!?さっすが神様太っ腹ぁ!」

 

 

「よっ!日本一!」

 

 

 

「カズ君とリク君…テンション高くない?」

 

 

「気にしちゃだめだタイガ」

 

 

「ただし!条件がある…まず命は大事にしろ!今回は仕方無しのものじゃ、今度死んだら確実に人生終わってしまうぞ?そして次がとても大事じゃ!」

 

 

「「「「「「大事…?」」」」」」

 

 

「転生先では様々な事件が起こる!お前達はそれを解決しなければならないのじゃあ!」

 

 

 

色々長い話をしたのでまとめると、転生させてやるからそこで起きた事を解決しやがれってことだ。つまりそこの世界に「自分達の世界は平和だ」という認識がないことになる。それを解決しなければならないって…俺達転生しても気軽に過ごせないのかよ……

 

 

……でも、それって…

 

「なぁ神様!なら俺達はヒーローになれるってことだよな?」

 

 

「そうじゃ、しかしヒーローの理念は人それぞれに違う。お前らは6人もいるんじゃ、当然ヒーローの形は別々。だからこそ、ストーリー、ヒロインも変わるものじゃ。」

 

 

「つまりどういうことだ?」

 

 

「悔いのないように過ごせってことでしょ」

 

 

「おほん…さて前置きはこれぐらいにして、そろそろ行こうか。」

 

 

「それでは夢と希望に溢れた転生先の世界へ、レッツゴー!じゃ」

 

 

 

神様がいかにもな物語が始まりそうなセリフを言い終えた瞬間、俺達が立っていたところから大きな穴が開き、真っ逆さまに落ちていった。下に見えるのは綺麗な海…海!?

 

 

「うわぁぁぁ~~!!!!」

 

 

 

ここだけの話…俺、高所恐怖症なんだ。おまけにそんな泳げない………そして今海めがけて落下中…

 

 

 

 

 

俺達、もうおしまいじゃね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~東京都、あるモニターの前~

 

 

初めまして!私は高海千歌、明日からバリバリの高校2年生です!今私はあの大都会、東京のとあるモニター前にいるんだ。そこに映されてる映像にもう釘付け!もう一目惚れしちゃった♪その映像はね、私と同じくらいの9人の女の子が歌って踊ってるんだ。しかも制服で!制服だよ!?可愛い衣装とかじゃなくて学生が着て当たり前の制服!スゴいよねぇ~…♪私と変わらないのに…こんなに輝けるなんて…こんなキラキラしてるなんて♪

 

 

 

……私にも、なれるかな…

 

 

なんて思ってた拍子に前から来ていた人にぶつかっちゃった……

 

 

「きゃっ!あっ…ごめんなさい、その…よそ見してて…」

 

 

「……お嬢さん、人間には2つのタイプがあります。1つは夢を抱かずに目の前の暗い道を叶うはずがないと言い聞かせ歩く人間、もう1つは夢を抱きそれが叶うと信じて暗い道であろうが走る人間のどちらか…」

 

 

「えっ?えっと……」

 

 

 

 

「あなたは希望の光か…それとも、絶望の闇か……」

 

 

 

スマートな黒スーツに赤いネクタイの若いお兄さんは私の耳元にぐっと近づきボソッと言い残すとどこかへ行っちゃったみたい。なんだったんだろ…不審者?いやいやいや、こんな普通な私にまさかそんな人が来るわけ………

 

 

……普通、か。あそこに映っていたのは私と同じ普通の女の子…でもそんな彼女達はとてもキラキラしてたな…今まで色んなことにチャレンジしたけど…なんでだか続けられなくて…でも…これなら…!

 

 

 

……よし、始めよう!輝くために…少しでもあの人達に近づくために!

 

 

 

 

「あの人達に…μ'sに近づくために!」

 

 

 

 

これは、輝きを求めてひた走る9人の少女と輝くため生まれ変わった6人の少年の物語…

 

 

 




1話、どうでしたかね?
主人公は主含めた友達をモチーフにしております!
もし、この時点で「こいつはあの娘と合いそう」という意見やかお話のリクエストなどございましたらよろしくお願いいたします!
次回からウルトラマン登場、お楽しみに!
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