ウルトライブ!サンシャイン!! ~Shine your heart~   作:我道ラン

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お待たせいたしました2話です!
まだ主要メンバーがいませんがご了承下さい…あと何話したら出てこれるのか………
そして予告通りウルトラマン登場!いったい誰と一体化するんでしょうねぇ?あ、今のは「いったい」と「一体」をかけた(re
それではどうぞ!


2話 ~ゼロから始められた~

~宇宙のどこか~

 

 

遥か彼方の銀河にある一つの星。そこにはかつて光の巨人達に敗れ、怨念となった怪獣達がはびこる場所…怪獣墓場が存在する。

 

 

 

「怪獣の魂が一つも感じられねぇ…いつもなら気持ち悪いぐらい出てくるはずなのによー…」

 

 

そんな星に一人、足を踏み込んでいた者がいた。青に赤のラインが入った肉体、頭部には本人曰く(?)のチャームポイント、ツインゼロスラッガーを携えいつもと違う事態に悩んでいた。そんな時に腕に着けているブレスレットが光る。これは通信を示す光で気づいた本人もすぐに反応した。

 

 

 

「もしもーし?」

 

 

「やっと繋がりましたか…」

 

 

「どうしたんだよミラーナイト」

 

 

通信の相手はミラーナイト、別次元に存在するエスメラルダ星を守る鏡の騎士だ。

 

 

「実はですね…先程負のエネルギーを感知しまして、それがある星に向かっているという情報を手に入れたのです」

 

 

「負のエネルギー?怪獣ってことか?」

 

 

 

「その可能性は十分あり得るでしょう…」

 

 

「んで、一番近いであろう俺に連絡よこしたってわけか」

 

 

 

「申し訳ありません…また負担を掛けさせてしまって…」

 

 

「気にすんな、んなの慣れたからよ。じゃあとの奴ら頼むぜ、ミラーナイト」

 

 

「はい…では御武運を」

 

 

通信を切ると一息つき、負のエネルギーを居場所を突き止め、そのルートから降り立つであろう惑星を瞬時に探しだした。

 

 

「…なるほどな、やっぱり狙われる羽目になるわけか」

 

 

一言呟くと、決心を固め怪獣墓場を飛び出し出発した。

 

 

「待ってろよ…親父がかつて守った星、地球!また守ってやるよ…このウルトラマンゼロ様がな!」

 

 

瞬く間にゼロは怪獣墓場から姿を消した…

 

 

 

~地球~

 

 

 

…こんにちは、河本秀護です。えーと……状況が上手く説明出来ないので一言では…言えないので二言で言うと………

 

 

 

海、落ちた。

 

 

 

「がはぁっ…神様の野郎ォ……秘伝の屯雲流究極奥義でいつかとっちめてやる!」

 

 

「あービショビショ……なんでこんなことに…」

 

 

「え?皆疲れてんの?なんだよ弱っちいなぁ」

 

 

お前が体力お化けなだけだアスカ。

 

 

「4月の海に入って平気な奴がいてたまるか!」

 

 

 

「え?俺ですけどォ?」

 

 

「あ…悪魔たん……」

 

 

 

「化け物?違う……俺は悪魔だぁ」

 

 

 

……相も変わらずだけど、元気そうでよかった。

 

 

 

 

 

 

「それでさ…結局ここはどこなんだろ?」

 

 

 

議論はタイガの言ったこの一言から始まった…実際俺も気になってたし、それを聞いた途端他のメンバーも小首を傾げながら考えだした。

 

 

 

 

「えーと…まず海があって…見たとこ田舎っぽいな」

 

 

「田舎……過ごしにくそうだ」

 

 

「………………………」

 

 

 

「どうしたユウイチ、さっきから考え込んで…」

 

 

「いや、あの旅館…」

 

 

旅館?あぁ…横にあったな、りょか……

 

 

 

 

 

……十千万!?あれ…いや、マジ…?

 

 

「おーい、しゅーちゃーん」

 

 

気がつくとアスカが目の前で手を振っていたがその手を払いもう一度目を凝らして見てみた。けど…うん、完全に十千万だわこれ。え?何で知ってるかって?それは…

 

 

「どした?さっきから口ポカーンってなってるけど」

 

 

「な、何でもない…」

 

 

「おっ!こりゃいい…まずは寝床を確保しなきゃなぁ!」

 

 

 

「待てよカズ!まずはメシだろ!?」

 

 

「はぁ?どう考えても宿だろ?」

 

 

アユムとトモカズはメシか宿かで早くも口喧嘩になってるし…

 

 

 

「なるほど、この世界…だいたいわかった」

 

 

俺の一言でユウイチ以外の四人は途端に振り向き、さっきまで喧嘩していた奴らとは思えないほどのキラキラした顔で俺に問いだした。

 

 

 

「ねぇねぇシュウちゃん、何の世界なの?」

 

 

 

「暑苦しいアユム………だけどその前に宿行こ」

 

 

「へ?」

 

 

アユムはきょとんとした目で俺の目を見た。どういう風潮か俺が出した意見はなぜか採用されやすい……それもあり、満場一致で旅館へと足を向けた。

 

 

 

 

「お、おい…犬だぞ!」

 

 

入り口のすぐそばに犬小屋があり、そこに一匹の大型犬、しいたけが寝そべっていた。興味を持つアユムだがしいたけの方は俺達をじっと見ている。

 

 

「ど、どうしようリクくん…」

 

 

「んなの心配ねぇ!気前よく挨拶かけりゃ通してくれるさ」

 

 

「そういうものかなぁ…」

 

 

「なら、俺が行く」

 

 

「シュウちゃん…死ぬなよ」

 

 

 

「何敬礼してんのトモカズ…」

 

 

 

恐る恐る近づきしいたけに一声かける…なんでこんなに緊張してるんだろ…

 

 

「…こんにちは」

 

 

 

「わうっ」

 

 

軽く吠えると道を開けてくれた。よかった、ちゃんと通じて…

 

 

「おっ、通れた…でも次はどうなるか…」

 

 

「だったら俺が行くよ」

 

 

「ユウイチ…」

 

 

次はユウイチ、果たして通れるか…

 

 

 

「…通ってもいい?」

 

 

「わふっ」

 

 

「じゃあ次は俺だな…」

 

 

「おい、通せ」

 

 

「……わふっ」

 

 

トモカズの時だけ溜めてたな…やっぱり犬でも上から目線は嫌なのか?

 

 

「よし、僕も行くよ…」

 

 

「わうっ」

 

 

「ワンちゃーん、通りますよー…」

 

 

「わんわん!」

 

 

 

「よっしゃ!ウィーッス!」

 

 

「ばうっ!」

 

 

「いっでぇぇぇぇぇ!!!!」

 

しかし陽気に声を掛け通ろうとしたアスカだけがガブッと噛まれてしまった。打たれ強いのが特徴のアイツでも、流石に痛かったようだ…

 

 

 

 

 

 

 

「…いつつ…なんだよあの犬ぅ」

 

 

 

「ごめんなさいねぇ…しいたけがご迷惑を掛けて」

 

 

 

「そんなことないっス!お陰で美人の志満さんに会えたんですから!」

 

 

「まぁ、お世辞上手ねぇ」

 

 

「あはは…」

 

 

 

あれからアスカの悲鳴を聞いた旅館で働いている高海志満さんが助けてくれた。あ、志満さんというのは主人公である高海千歌の姉で長い黒髪におっとりした目のいかにもなお姉さんで、ついでに事情を話し俺達を泊めてくれることを約束してくれたんだ。しかし…やっぱりここはラブライブサンシャインの世界…なのか?だとしたら妹の千歌ちゃんがいるはずなんだが……

 

 

「志満さん、妹さんとかいます?」

 

 

 

「え?えぇ…下に二人…」

 

 

「末っ子さんは?」

 

 

「東京へ出掛けているのよ…私も行きたかったなぁ……」

 

 

俺の疑問をユウイチが代わって問いだしてくれた。彼女は東京…ということはまだ物語は始まっていないのか?いや、1話の冒頭でいたような…そう考えている内に俺は部屋へ連れてかれていたようでユウイチが他の四人にこの世界のことを話していた。そもそも原作を知っているのが俺とユウイチしかいない。故にさっさと教えればよかったのに長引いてしまった。まぁもう解決したんだけどね。もちろん皆の反応は…

 

 

 

「えぇ!?あのラブライブ!?」

 

 

「静岡県…通りで東京を羨ましそうに言うわけだ」

 

 

「へぇー……あんま詳しくないからわかんねぇや」

 

 

「チッ…妙な世界に来たもんだ」

 

 

 

こういう感じだと思ったよコンチクショウ。まぁリクは嬉しそうな顔をしてるし、変なところではあるがタイガも納得している…しかしアユムとトモカズの後者二人、せめて興味ぐらい示せ。二人みたいな反応が一番辛いわ。

 

 

「とにかく、俺達はこの世界で暮らさなきゃいけないんだ。何がなんでも順応してもらわなきゃ」

 

 

「でもよー…すること大抵決まってるんだろ?今更俺達に何が出来んだよ?」

 

 

 

そう、そこなんだ。今言ったアユムの言葉が俺の最大の疑問となっている。確かにあの神様が手違いで殺したとはいえ急に大きな使命も与えず転生させるとは思えない…

 

 

 

………と、この間約十秒。その考えが一瞬で覆されようとは夢にも思っていなかった…

 

 

 

キシャァァァァオオオン!!

 

 

 

 

 

「っ!?今の鳴き声…動物?」

 

 

 

「馬鹿言うなタイガ、こんな騒音出す動物聞いたことねぇぞ?」

 

 

「じゃあ何?音声?」

 

 

「あっ誰かの歌声だったりして!」

 

 

「はいはいさすが歌唱力No.1」

 

 

「アユム~トモカズがいじめる~」

 

 

「えぇいひっつくな暑苦しい…!」

 

 

「とにかく外に出ようよ!」

 

 

「あぁ!」

 

 

 

タイガの指示もあってか俺達は早急に外に出ることが出来た。そして扉を開けた時、やっと俺はあの神様の言っていたことが理解出来た…

 

 

 

「う…嘘だろ!?」

 

 

 

「……怪獣…」

 

 

「あれは古代怪獣ゴモラ!すげぇ…やっぱ本物はカッコいい…!」

 

 

「言ってる場合か!?」

 

 

ウルトラマンに出てくる怪獣…ゴモラが内浦の地に降り立っていた。ゴモラはその巨体でこちらに向けて移動し始めた。

 

 

「うわぁ…来た来た!」

 

 

 

「とりあえず逃げなきゃ…あっ、まず志満さん達の安全を確かめなきゃ……あっ!そういやここ旅館だから泊まっている客の安否確認も必要だァー!」

 

 

「あぁもう!とにかく行くぞお前ら!」

 

 

「………………………」

 

 

「シュウくん…どうしたの?」

 

 

「……俺が引き付ける、その間に志満さん達をお願い」

 

 

「はぁ!?何言って……」

 

 

「わかった、シュウちゃん…その代わり無理はしないでくれよ」

 

 

「ユウイチ……わかった」

 

 

「ユウイチまで…わかったよ!絶対死ぬなー!」

 

 

 

 

色々な意味で大変なことになってしまった…とりあえず人命救助を第一にあの5人を回したのは良いとして…俺が問題だな。その場の空気とはいえあっさり受け入れられるのもな……考えていても仕方ない、か…よし!

 

 

「ゴモラ!こっちに来い!」

 

 

 

ゴモラは大声で呼ばれ、声が聞こえた方向へ動き出した。それに続き俺も潰されないようにひた走る。しかし道端の小石につまずき倒れてしまった…ゴモラはそんなことを気にせず進む。

 

 

 

 

…………もうダメだ、せっかくまた生きれたのに…こんなんじゃ……まだ…会えてないのに…せめて……会ってから…!

 

 

 

 

 

 

 

「…助けたいのか?」

 

 

 

「…え?」

 

 

「だーかーらー、助けたいのかっつってんだよ」

 

 

 

「え、そりゃまぁ……」

 

 

 

「だったら交渉成立だな、よろしく頼むぜ」

 

 

「あの…話が見えないんですけど」

 

 

「えぇ?一緒に戦うんだよ」

 

 

「…………は?」

 

 

 

謎の声と会話をしている内に目の前に大きな光が俺を包み込み、次に意識を取り戻すと目の前にあのゴモラがいた。それだけじゃない、俺が倒れていたはずの場所から遥か上空にいた。何事かと思い周囲の景色を見回すと青空や雲が同じ高さにあった。何だこれ…まるで巨人になったような………ん?巨人?

 

 

 

…まさか……

 

 

 

「あ、あのー…」

 

 

 

「ん?どした?」

 

 

 

「あっさっきの…あの、名前は?」

 

 

「俺か?俺はウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!」

 

 

「…あーはいはい、そういうことですね……」

 

 

 

 

 

 

「じゃあお疲れさまでした」

 

 

 

「おい」

 

 




どうだったでしょうか?
まさかあのゼロとシュウくんが…早くも噛み合わなさそうな二人ですがそれがどうなるかは今後のお楽しみということで……
次回、初戦闘となります!上手く書けるか不安ですが頑張ります!
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