真っ暗な空間。
そこは完全な無。
周囲を見渡しても何も見えない。
???1「はぁ~ここは一体どこなんだよ」
???2「ホント嫌になっちゃうわ~」
???3「どうしてこうなった・・・」
自分たちを除いて。
???1「えー、ある事情で“暗黒星団”なる犯罪ネットワーク集団とラグビー勝負をすることになったミー達3人アーンド、寮から脱走してきた地球人の青年風間イサム。ミー達はチーム星雲を結成して立ち向かったが、相手のアンフェアな手口や明らかな反則に劣勢を強いられちまった。だがイサムの怒りのパワーで見事大逆転勝利したんだ」
???2「だけど暗黒星団は強硬手段に出てきたの。巨大化して襲い来る暗黒星団の面々。そこへその世界のウルトラマン“ウルトラマンエックス”がやって来て、暗黒星団の連中を空の彼方に飛ばしてくれたのよね」
???3「全てが終わってイサムは寮に戻り、吾輩たちはそっとその場から立ち去って、とりあえず“イカ”保温泉に向かったのだ。・・・そこまでは良かったんじゃなイカ」
???1「それがどうして・・・アンビリーバブルな事になっているんだーーーーーーーーー?!」
???2「少し落ち着いたら?」
???3「叫んでも誰も助けに来なイカも」
彼らはバルキー星人ハルキ、ナックル星人ナクリ、イカルス星人イカリ。
現在、異空間を漂流中。
どうしてこうなったのかというと・・・
ナクリ「星雲荘の床に開いた穴を塞いで、いざ温泉へという時に別の穴に落ちるなんてね」
イカリ「しかもただの穴じゃなくてワームホール」
ハルキ「落ちた拍子にジョリーと逸れちまったぜ」
ナクリ「そうだわ!ねぇイカリちゃん。あなたの四次元空間を使えば元の場所に戻れるんじゃない?」
イカリ「そうしたいのは山々だけど、どういう訳か穴に落ちてから四次元空間を作れないのだ」
ハルキ「オップス・・・」
ハルキはせっかく再開したペットのジョリーと逸れたことに落ち込み、ナクリもイカリの力で脱出を提案するも「不可能」という答えに途方に暮れてしまう。
その時、ナクリが異変に気付いた。
ナクリ「あら?あらら?ちょっと、私たち段々落ちてきてない?」
ハルキ「なんだって!?おい!誰か何とかしろ!」
イカリ「あ、なんかヤバイカも」
下を見るとワームホールがどんどん近づいてくる。
必死に足掻くが、落下は止まらない。
ハルキ「No~~~~~~~~~~~!」
ナクリ「あ~~~~~れ~~~~~!」
イカリ「吾輩たちの運命やイカに~~~~~?」
ルー語を話す宇宙海人、オネエ系の暗殺宇宙人、少し抜けた異次元宇宙人。
この先で彼らを待ち受けているものとは・・・?
彼らが異空間を抜けて異世界に到着するまで、あと5秒。