終章の為に絆上げをしたり、アナを期待したらエルキだったので育てたり、他のゲームに手をつけたり…
ゲームしてばっかだな私!
「おっと、悪いがそこの奴を残して先に行ってくれねぇか?」
目的も、目指す場所も判明し動き始めたカルデア一行。
橋の近くに来た時に、クー・フーリンがカルデア組に話しかけた。
「…何故、セイヴァーを?」
オルガマリーがクー・フーリンを睨みつけながら言う。
「そう怖い顔をしないでくれ。ちょっとばかし聞きたい事があるだけだ 」
クー・フーリンが肩をすくめながら言う。
その雰囲気からセイヴァーに何かをするわけでは無いと判断したオルガマリー。
だからと言って素直にはいと言える人間は多く無いだろう。
「でも、貴方とセイヴァーが離れると私達を守れるのはマシュだけになります。
シャドウサーヴァントが現れた場合、経験を積んでいないマシュではきついものがありますが?」
「その経験を積ませるためにも、俺らは離れた方がいいんだよ。
なぁ?俺の言うことわかるよなセイヴァー 」
セイヴァーに近づいて、肩を組むクー・フーリン。
若干鬱陶しそうに顔をしかめるセイヴァー。
セイヴァーはマスターから、離れる事は極力したくは無い。だが、自分という存在がマシュの成長を妨げている自覚もある。
ほんの僅かとはいえ、離れる事は構わない。そう考えているセイヴァーだがクー・フーリンのやり方が不味い。
クー・フーリンに同意すれば、オルガマリーは確実に拗ねる。
それは、セイヴァーを『当然、私の意見に同意するわよね?』と言いたげな視線で見てくるからだ。
とはいえ、このままではマシュと藤丸立香の件もある。
「…マスター、少し気になる場所があります。そこに、向かいたいのですが宜しいですか?
キャスター、そこに向かう間なら話に付き合おう 」
両方の折衷案を取る。
少しだけ、クー・フーリンよりではあるが。
オルガマリーの意見は、クー・フーリンの意見を全部受け入れたわけでは無いと示し、同時にクー・フーリンには話をする代わりに手伝えと暗に告げる。
「…わかったわ。でも、私達が大聖杯にたどり着く前に戻りなさい 」
「面倒な頼まれ事までやらされる羽目になるのか。幸運Eは伊達じゃねぇな 」
両者から同意を受ける。
どちらも少しふてくされた様な顔はしたが、まぁいいかと判断するセイヴァー。
「藤丸立香、少し良いか?」
「え?ああ。構わないけど、どうかしたの?」
「俺とキャスターは、少しこの場を離れる。
恐らく、襲ってくるのはスケルトンといった低級のエネミーだろうが、マシュ・キリエライトと協力して踏破してくれ 」
「…オレに出来るだろうか?」
不安な表情になる藤丸立香。
彼からすれば、圧倒的な戦闘力を持つセイヴァーが抜ける事は不安しかない。
今まで、セイヴァーとオルガマリー所長が行なっていたことを、自分とマシュがやらなければならない。
そう考えると不安なのだ。
「…どうも俺はやり過ぎたらしいな。
藤丸立香。貴様は、これから先の特異点で俺たちと分断された時にどうする?
不安だからと動かずに、人類をマシュを見殺しにする気か?」
「そんな事はしない!…わかった。オレも覚悟を決める 」
頬を叩き気合いをいれる。
その様子に思わず口角が上がるセイヴァー。
「あ、そうだ。セイヴァー。オレと何処かで会ったことってあるか?
妙に既視感を感じるんだけど… 」
「さぁな?会っていたとしても、それはこの俺では無く他の俺だろう 」
言うだけ言って、クー・フーリンの元に歩き出すセイヴァー。
「あ、結局疑問に答えて貰って無いよな?」
藤丸立香の呟きに誰も答える事は無かった。
「それで俺に聞きたい事はなんだ?キャスター 」
ある程度カルデア組から離れた所で、クー・フーリンに話しかけるセイヴァー。
「お前の戦闘方法だ。何故、あのいけ好かねぇ弓兵と瓜二つなんだ?」
「…それは俺がーーー 」
その瞬間熱風が吹き荒れ、セイヴァーの言葉をかき消す。
だが、英霊であるクー・フーリンはしっかりと聞き取った。
「はっ!お前、それで良いのか?」
「後悔はしていない。そもそも、俺が英霊になったのはその後悔が大元だ。
引き返す道など等に捨てている 」
「…なら今の俺がこれ以上を聞くのは、野暮ってもんだな 」
クー・フーリンが納得した顔で頷く。
セイヴァーも話す事は話したと無言になり歩き続ける。
そして、二人が到着したのは朽ちた城。
朽ちていても、その元が美しい城であったと察する事ができる。
「◾️◾️◾️◾️ーー!!!! 」
二人が到着すると、ほぼ同時にその姿を現わす狂戦士。
シャドウサーヴァントと成り果ててもかつての主人の居場所を離れることのない忠義の狂戦士。
侵入者である二人に牙を剥く。
「やっぱり、こいつのところに向かうのが目的だっんだなセイヴァー 」
「不安分子の削除。それは、俺の目的の上で大切な事だ。
無論、一番大切なのはマスターだが、そこから離れさせたんだ。付き合えよキャスター 」
「チッ、わーったよ。俺のルーンで最大限のサポートをしてやる。しっかりやれよ?」
杖を構え、空中にルーンを刻むキャスター。
その加護を受けて、その手に軍神の剣を握るセイヴァー。
「◾️◾️◾️!!!!」
「ヘラクレス。お前に恨みはない。だが、マスターの安全のためここで討つ 」
セイヴァーがそう言った直後に、荒削りの斧剣と軍神の剣は衝突した。
次回は、VSヘラクレス!
感想・批判お待ちしています。
宝具名を考えてくれた方々ありがとうございます。
返事を返してはおりませんが、しっかり目を通しています。
完全に宝具名が決まった時に、おしらせしますのでお待ちください。