機械生命体の暗殺教室(仮名)   作:カズミン

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短いです。
※気分を害するような部分があるのでご注意ください。
 自分も書いてて気分が悪くなりました。



第1話「始まりの夜に なに があったのか 中編」

『俺たちのプロトタイプ?キメラ型だと.........。』

ハートは蛮野の言葉に困惑していた。

 

「・・・そうだ。お前たち三体のボディの特性全てを併せ持ち、非戦闘型のプロトゼロと違い、

 高い戦闘性能を持っている。そして私の忠実な僕だ。」

蛮野は高笑いを止め、ハートの疑問に答えた。

 

『排除スル』

キメラ型ロイミュード―――***はハートに殴りかかってきた。

『甘いな。』

ハートはソレを両腕でガードした。

『追撃スル』

『グゥッ。』

しかし、続けて放たれた蹴りを腹部に喰らい、よろめいてしまう。

***は更なる追撃をかけようとするも、ハートは***の足元にエネルギー弾を放ち、白煙を立ち昇らせて***の視界を塞ぐと背後に回り込んで飛び蹴りを叩き込んだ。

そして、***がうつ伏せに倒れ込んだのを確認すると距離を取った。

 

 

 

ハートは***の動きに違和感を感じ取り、立ち上がろうとする***の全身を注意深く観察していた。

『何だこの違和感は......。」

そしてハートは***の胸部に目を止めた。

『そうか!こいつは俺たちロイミュードのプロトタイプ。コアがあるというなら俺たち同様に自

 我があるはずだ。にも拘らず、こいつの動きは機械的すぎる。・・・いや、機械そのものと言っ

 ても良い。何故だ.........。』

ハートは違和感の正体を口に出すと、再び襲い掛かってきた***に向かって拳を放ち、そのまま***との格闘戦に突入した。

 

 

 

 

 

『ふむ。』

『な、なるほど。確かにハートの言う通りです。』

***の攻撃を受けて倒れていた001とブレンもハートの言葉を聞き、傷を庇いながらも立ち上がると、***の動きを見て、ハートと違和感を感じた。

 

 

蛮野はハートらの疑問の声を聞くと再び高笑いの声を上げた。

「当たり前だろう。そいつはもはや抜け殻、感情など一つも残っていないのだからなぁ...。」

 

蛮野の言葉を聞いた001はすぐさま蛮野の背後に回り込むと、蛮野を床に叩きつけ、腕をへし折ると床に抑えつけ動きを封じた。

「ぐぁぁぁっ!私のっ!この私の腕がぁ!!!」

そしてブレンも身動きの取れない蛮野の額に指先の銃口をピタリと当てた。

『どういう意味かな。』

『素直に答えた方が良いですよ。』

 

「ぁぁぁ。・・・・・フフフ。言葉の通りだ。あれは私が愛人に産ませた子、の成れの果てだ。」

 

蛮野の話では、

 

・かつての愛人が自分の子供を身籠り、5年前に出産したが、

 愛人は昨年亡くなり、身寄りのなかった子供を実験材料として引き取った。

・ロイミュードのプロトタイプボディ(キメラ型)に

 その子供の意識を肉体から抜き取り、コアとしてインストールした。

・ロイミュードに感情を学ばせるため、

 その下準備に利用すべく、そのコアからすべての感情を抜き取ったという。

 

『愚かな。』

『何て惨いことを。』

蛮野の話を聞いた001とブレンは

 

「ああ、そういえば、意識を全て抜き取った後、抜け殻の身体は焼却処分したんだったなぁ。

 フハハハハハァッ!アハハハハハ」

 

『もう黙りなさい。』

ブレンは怒りを滲ませた声でそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、甲高い銃声が研究施設に鳴り響いた。




次で第1話は終了です。


個人的見解ですが、別れてなかったら、霧子と剛がこうなっていた可能性が無いとも言えないんですよね、正直。


意見や設定やストーリー等の意見があれば受け付けます。
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