不幸な憲兵が提督に!?   作:A・Dson

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皆さんいかがお過ごしでしょうか?
昨日書いていたはずの物が全部消えていて萎えている作者ですOTL
そしてそういう時に限って下書き保存してないという・・・(-_-;)
皆さんは大丈夫だと思いますが気を付けましょう。
そして、トトリのアトリエをクリアしました!!ですが、エ〇〇フェ〇スが倒せないという不完全燃焼っぷりなので二週目に突入することにしました。(目標が遠のく・・・)

それでは、3-3を攻略しながら投稿します!!


第二十話 出撃、カムラン半島 その2

先日の出撃で、圧倒的な実力を示した扶桑達復帰組。

此処の海域はすぐに突破できる・・・皆がそう思っていた。

しかし、皆は忘れていたのだ。

海域攻略における真のラスボスを・・・

 

~~~最初の出撃から数日後~~~

「どうなってやがる・・・」

空は悩んでいた。確かに彼女たちの練度的にも攻略は容易なはずである。しかし、そんな艦隊の進軍を阻むものがあった。

 

羅針盤。

一般的には方位磁針の別名であり、磁石の針が南北を指すことを利用して、船や航空機の方位・進路を測る器械。コンパス、羅盤、羅針儀とも呼ばれるものである。

しかし、艦隊が使うそれは特別で妖精が羅針盤を回し進路を示す。

そのせいか、艦隊の進路はランダムになることが多い。しかし、

「これで四回目か・・・」

四回連続で同じ方向、しかもはずれの方向を示しているのだ。

一方の艦隊でも・・・

 

~~~カムラン半島~~~

 

「あら、羅針盤の方向が・・・」

「また・・・はずれの方向ですね。」

「・・・これで何回目でしたっけ?」

「・・・四回目よ。」

 

「・・・またはずれだな。その先の艦隊を撃滅し帰還だ。」

空からの無線を受け艦隊は進軍する。その中で、

「山城・・・私たちは・・・どうすればいいのかしらね?」

「悩んでいらっしゃる姉様も素敵です・・・」

「(やはり、私は・・・)」

当てにならない妹を見ながら扶桑は一人決意を固める。

 

その後、危なげなく艦隊を撃滅し艦隊は帰還した。

 

~~~艦隊帰還後~~~

「お疲れさん、今日は此処までだ。皆少し疲れがたまってるだろうから明日は休みにして次の出撃は明後日にするぞ。扶桑は一応報告書を頼む。」

そう言って空はメンバーに解散を命じた。

 

~~~その日の夜 22:00~~~

「提督、扶桑です。報告書をお持ちしました。」

「おう、いいぞ。」

返事の後、扶桑が報告書をもって執務室へ入ってくる。

「・・・・・・よし、大丈夫だ。明日は休みだからゆっくりするといい。」

「提督、少しよろしいですか?」

「あぁ、なんだ?」

扶桑の真剣みを帯びた表情を見て空も姿勢を正す。

「次の出撃から・・・私を外してください。」

「そいつはまた・・・随分と突然だな。どうした?」

「・・・艦娘になろうと私は不幸型と揶揄される欠陥戦艦です。私がいないほうが戦果だって上がるはずなんです。ですから、試すだけでも構いません、一度、私をメンバーから外してください・・・」

「おいおい・・・馬鹿言うんじゃねえよ。」

扶桑の願いを空はばっさりと切り捨てた。

「不幸だから?居ないほうが戦果が上がる?ハッ、知ったこっちゃねえよ。むしろお前さんがいないほうが戦力低下だっつの。それにお前さん外したら俺が山城に撃たれるしな。」

「は、はぁ・・・」

山城が空に砲撃するシーンが脳に浮かび苦笑いする扶桑。

「それに不幸ってのは案外心の持ちようでどうにかなるもんだぜ?まぁお前さんたちはちょっとばかし特殊だけどな。」

「心の・・・持ちよう・・・?」

「例えばだ。今回の件で羅針盤がまた逸れたとする。どう思う。」

「それは・・・不幸だな・・・と。」

「まぁそうだよな。じゃあ仮にだ、羅針盤が逸れてなかった場合に何らかの形で艦隊に大きな損害が及ぶとしたら?羅針盤が逸れたのは不幸か?」

「それは・・・」

「違うだろ?不運か幸運かなんて考えようでいくらでも変わるもんなんだよ。目先の不運は後に幸運となって帰ってくる。俺はそう思ってる。まぁ帰ってきたためしは無いけどな。」

「・・・それではダメじゃないですか?」

否定の意見を述べる扶桑。しかしその表情はどこか晴れやかに見える。

「いいんだよ。普段の俺からすれば後々どんな幸運で返ってくるか楽しみで仕方ねえよ。」

「そうですか・・・私も、提督の期待にこたえられるように頑張りますね・・・?」

「・・・おう、頼んだぞ。」

少し恥ずかしそうに微笑む扶桑に不覚にもドキッと来た空だった・・・。

 

そして休みを挟んで五回目の出撃。

 

「提督、主力部隊を発見しました。敵艦隊は戦艦ル級、空母ヲ級、軽母ヌ級、重巡リ級、駆逐ハ級、駆逐ハ級です。」

「よし、単縦陣で会敵だ。今までの鬱憤、存分にぶつけてやりな!」

 

その後、艦隊は小破以上の損害を受けることなく敵主力部隊を撃滅し海域の攻略に成功したのだった。

 

~~~その日の夜 執務室~~~

「提督、報告書をお持ちしました。」

扶桑が出撃の報告書を持ってきた。

「おう、お疲れさん。こっちに置いといてくれ。」

空はまだ書類が残っているようでその処理に追われている。

「あまり無理はなさらないようにしてくださいね?」

「大丈夫だよ、頑丈さには自信あるしな。」

「それでもです。体を壊しては元も子もありませんから。」

「・・・そうだな。」

「・・・提督、」

「なんだ?」

「不幸かどうかは心の持ちよう。その通りでしたね。」

「・・・だろ?」

「ええ・・・帰還するときに空の青さをひがむことも無くなりました。」

「そりゃ良かった。さて、報告書はっと・・・・・・よし、問題なし。改めて、お疲れさん。ゆっくり休んでくれ。」

「はい。提督も夜更かしはほどほどにしてくださいね?」

「あいよ。」

そう言って扶桑は執務室を後にした。

 

「さて、目指すは次の海域だな・・・っと。」

最後の書類を片付け、空は私室へと戻っていった。

 

 




いかがだったでしょうか?
ものすごい難産でした・・・(-_-;)

WBCが始まりましたね。現時点で先制されてるけど侍JAPANには頑張ってほしいものです。
私は見る専門ですが楽しみにしてます。(山田のHR関係でネットが荒れてますが)
艦これの方は3-3を攻略中です。ワンパン大破で即撤退しましたが。
練度平均は80前半ぐらいだから余裕・・・のはず。

では、次回予告行きます。
カムラン半島を攻略した岩川鎮守府。多少の遅れはあれど十分な戦果を挙げている空に急進派の一部が空を亡き者にしようと刺客を送り込む。
「てめぇ・・・何者だ。」
「・・・・・・」
「語るに及ばず・・・か。いいぜ、かかってきな!!」
次回、「不幸な提督、また襲われる!」
では、次回の投稿でお会いしましょう!!
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