ようやく忙しさに一区切りつきましたと、作者です。
はぁ~大変だった・・・(-_-;)
というわけで今回は前回の続きの番外編ですのでその1を読んでいただければと思います。
更新してない間にもいろいろ艦が増えましたね。綾波改がめっちゃ可愛かったです。
ジャベリンに改造図使い切ってもうたよ・・・
冬イベはE3の輸送部隊が組み切れず断念。頭打ちの弊害が・・・
ごめんよ姉様、ごめんよぉ・・・(´;ω;`)
冬イベはきっちり突破するから・・・。
デレステはSSRが少しずつ増えてきました(Co5人、Cu3人、Pa2人)
FGOは今頃英霊剣豪やってます。アビゲイル、エレシュキガルは来ませんでした。
とまぁこんな感じで現在のゲーム進捗をお話ししつつ投稿していきます!
あ、各ゲーム共々フレンド募集中です。(アズレンは呉鯖。FGOはフレ枠が残り僅かです、Lvはたしか123だったはず。)
エンタープライズが一時的に着任した翌日、彼女は空母勢の誘いを受け談話室にいた。
「で、わざわざ私を呼び出して何の用だ?」
「それは・・・その・・・あんたたちの方の私たちについて聞いてみたかったから。」
「なんだ・・・瑞鶴らしくないな。もっと食って掛かると思ってたんだがな。」
「なっ・・・!余計なお世話よ!!」
そのやり取りに他の空母たちも毒気を抜かれたようだ。
「少し待ってくれ、確か皆で撮った写真がある。」
そう言って彼女は懐から写真を取り出す。
「お守りみたいなものとして持っているんだ。」
「へぇ・・・なんかケモミミついてない?」
「重桜の艦娘だな。私たちの世界の敵、セイレーンの力を一部取り込んでいるらしい。」
「えーと、つまり日本の艦ってことでいい?」
「あぁ。因みにお前が指差している白い髪の艦娘が私たちの世界の翔鶴だな。」
「うっそ!そっくりじゃない!」
「そ、そうね・・・少し意外だわ。」
「・・・性格も似てるのか?」
「え?いや、翔鶴姉はみんなにやさしいし頼りになるけど・・・」
「そうか、性格は似てないな。」
「え?」
その言葉に空母勢が固まる。
「え?そっちの翔鶴姉優しくないの?」
「うーん・・・妹や同じ重桜の艦には優しいんだが・・・私たち他国の艦には結構黒い。」
「あはは・・・まぁいろいろあるからねぇ。」
「あと一航戦を毛嫌いしてる。」
「!?」
衝撃の事実に赤城と加賀が固まる。
「嘘でしょ!?何で!?」
「まぁ知らないからしょうがないが、こっちの一航戦は翔鶴を生贄にしようとしたからな。」
「え``」
「まぁそれが原因で瑞鶴が裏切った形になったがな。」
「「」」
「ちょ、二人とも白目向いてるんだけど!?」
「赤城さん、加賀さん!?しっかりしてください!?」
割と既に阿鼻叫喚になっているがそのあたりの空気に疎い彼女は話を続ける、いや、続けてしまった。
「で、翔鶴の隣にいる彼女がこっちの瑞鶴だな。」
「あら、そっちの瑞鶴も随分凛々しいわね。あとは・・・」
翔鶴の眼が瑞鶴の胸部装甲(比喩)に行く。
「何よ!悪いの!?」
「いや・・・その・・・ね?」
「翔鶴姉・・・ひどい・・・」
「あ・・・だ、大丈夫よ瑞鶴!小さいのもステータスって誰かが言ってたわ!」
「・・・それはフォローになってないぞ。」
「・・・(´;ω;`)」
被害担当艦と揶揄されることもあった翔鶴だが、これは流石に自業自得である。
余りのカオスっぷりに流石にエンタープライズも気づきあたふたし始めたころ、
工廠ではもう一つ事件が起こっていた。
~~~13:00 工廠~~~
空は明石と共に工廠の謎の穴を見に来ていた。
「つか、マジでこの穴どうにかなんねえのか?」
「できるならやってますって。」
「ところでだ明石、」
「・・・なんです?」
「大丈夫だったか?」
「大丈夫だと思いますか?この鎮守府の最高練度艦勢との演習ですよ?一発で大破ですよ。」
「だろうな。」
そんな他愛のない話をしていると、
「なぁ明石。」
「なんですか?」
「穴光ってないか?」
「光ってますね。」
「最近ついてない気がするんだけど気のせいか?」
「いつもの提督だと思いますよ。」
「はぁ・・・ついてねぇぜ。」
そんなことを言っていると穴から一人の女性が出てくる。
「・・・!」
「・・・あんたもエンタープライズと一緒の鎮守府にいt「指揮官様~~~~~!!」
ごふぅ!?」
話を聞こうとした矢先、現れた女性に抱き着かれた空。
「なんだなんだ!?つか誰だあんた!」
「・・・え?」
どうやら彼女も気づいたらしい。すぐに離れる。
「ごめんなさい!指揮官様にあまりに似ていたものですから・・・」
「まぁいいや、あれか?エンタープライズと同じ呉の艦娘か?」
「え、ええ。わたくしはイギリス海軍空母、イラストリアスと申しますわ。」
「今度はイギリス艦か、本当に多国籍なんだな・・・」
そこで空は彼女にはめられている指輪に目が行く。
「指輪を付けているってことは・・・」
「あ、はい。指揮官様とは婚姻関係を結ばせていただいていますわ。」
少し照れながら彼女は教えてくれた。
「まぁいろいろ思うところが無いわけではないがエンタープライズはたぶん空母寮にいるはずだ。詳しい話も彼女に聞くといい。明石、案内してやってくれ。」
「わかりました。」
「あら、そちらの明石は随分と大人びてますのね・・・猫でもないし・・・」
「え・・・?」
「いえ、何でもありませんわ。行きましょう?」
明石に連れられイラストリアスは工廠を後にした。
「・・・あの格好で寒くないのか?」
考えていることが少し場違いな空であった。
~~~13:10 空母寮~~~
何やら空母寮が騒がしい。
「あらあら、随分賑やかなのですね。」
「いえ、普段はこんなに騒がしくはないはずなんですけど・・・」
少し不審におもいながら談話室に入る。
「エンタープライズさん、お仲間の人が見つかりましたよ!」
「何・・・イラストリアスか!無事で何よりだ。」
「ええ、そちらも無事で何よりですわ。」
「あ、明石さん!この三人を助けてください!」
翔鶴の視線の先には
「「」」
「ワタシハ・・・ワタシハ・・・」
未だに白目をむいている一航戦と話し方がどこか深海棲艦っぽくなってしまった瑞鶴がいた。
「いや、私は損傷修理がメインでメンタル面はちょっと・・・」
「そんな・・・」
すると、
「あら、どうかしましたか?」
「いえ、ちょっと・・・」
明石は簡単に事情を説明する。
「まぁ、それはいけませんわ。」
そう言ってイラストリアスは瑞鶴を抱き寄せる。
「・・・!」
「大丈夫よ、大丈夫・・・誰もあなたのことを悪くは思ってないわ、ただ・・・少し言葉が足りなかっただけ。だから、ね?」
そういって瑞鶴をやさしくあやす。
「・・・うん。わかったよ、お姉ちゃん。」
「!?」
話し方は戻ったが、別の意味で問題発生。
「ちょ、瑞鶴の姉は私です!」
「・・・違う。おねぇちゃん、こっち。」
「」←大破
微妙に幼児退行(?)を起こした瑞鶴の一言で(精神面で)大破した翔鶴。
両者とも復帰にしばらくかかったそうだ・・・
いかがだったでしょうか。
因みに、もうちっとだけ続くんじゃ。次回でアズレン編は完結予定です。翔鶴は本来そこまで一航戦の二人を嫌ってはいませんが表の発言しか見てないエンタープライズさんが誤解したということで一つ。そして登場作者の嫁艦イラストリアス。長いのでリアスと呼んでます。執筆中にダイヤが溜まったのでエンタープライズにも指輪を渡しておきました。航空戦力がはかどるぜ。こっちも長いのでアイズと呼んでます。(なんか某DDなアニメとダンジョンなアニメのヒロインと名前が被ったけど気にしないでください。)
そういえばもう少しでリディ&スールのアトリエ発売ですね。年明けには買う予定ですが楽しみです。(現在アーシャのアトリエをプレイ中。)フィリスがかわいかったですね。そして年を経ても変わらぬリアーネの妹愛・・・(-_-;)
おっと、話過ぎましたね。次回予告行きます。
さらに惨事になった空母寮。しかし、他の寮でも・・・
「こ、これが私!?」
「・・・?」
「似ているような・・・」
「似てないような・・・」
果たして、どうなる!?
次回、「不幸な提督とアズールレーン その3」
では、次回の投稿でお会いしましょう!