傭兵異世界転生記   作:旧人名無し

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どうも、旧人名無しです。
 
今回、ようやっと外に出ます(苦笑)

それでは、どうぞ ノシノシ


第十七発 イノシシ

 とりあえず天月が先行して、扉を開ける。

廊下を二人で歩くが、戦場に身を投じていた二人は無意識的に足音を消していた。

左に曲がって、階段を下りる。

 降りると、カウンター席にはコーヒの様な黒い飲み物を飲み簡単なパンを食べるイリスがいた。

 二人がカウンターに座るとイゴールがコーヒーを置いて

 

「クォヒっていうんだ、苦いが、朝に呑むと目が覚めるよ」

 

「ありがとうございます」「ありがとう」

 

「「いただきます」」

 

二人は一口、クォヒを口を付けると『完全にこれコーヒー』だと心の中で思いつつ、朝飯を食べ始めた。

 

「改めておはよう。食べながらで悪いけど、とりあえず予定を話すから確認してね」

 

「ああ、わかった」

 

出雲が一言応じる、天月も頷き。イリスはそれを確認すると、

 

「まず朝ご飯を食べたらギルドに行って保存してもらった剛緑大亥≪ゴウリョクオオイノシシ≫の事についてギルドマスターと話しましょう、その後は・・・実力を知りたいわね。適当な任務と一緒に。平原で組手でもして貰いましょうか。あっ、その任務の前に2、3ヵ所行くところがあるの、付き合ってくれる?」

 

とイリスは聞く。

 出雲は、頷いて

 

「嗚呼、問題ないよ。ってか拒否するのもどうかと思うしね」

 

天月もそれに同調して

 

「そうですよ、教導してもらってるんですからね」

 

「そう、ありがと」

 

確認を終えると、皆で軽い会話をしながら、二人は落ち着いて食べる朝飯を堪能していた。

 朝食を終わらせるとイリスは立ち上がり、二人を促す。

 

「さ、行きましょうか」

 

「あーい」「そうですね」

 

二人は腰を上げて、イリスについて行く。

 酒場の玄関を出る。特に何か変わっている訳でもない、だが人が歩いている町とは夜の星空の覗く人通りの少ない町とはまた一風変わった良さがあるというものだ。

出雲はその光景を眺めながら、

 

「あー。なんというかさ、こういうのも良いもんだな」

 

天月は珍しく感傷的になっている出雲を見て、茶化す様に

 

「なんだ?ホームシックか?」

 

その後に続ける。

 

「でも、そうだな、こういう所で生きるのも悪くないだろうな」

 

イリスは其処についてはあまり触れず、二人を促した。

 

「何話してんですか、ささっ、行きますよ」

 

二人も軽く返事をしてイリスの後を追っていく

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

何事も無く三人はギルドへ到着する。

ギルドの扉前では、ギルドマスターである、ガイル・アーカイムが出迎えていた

 

「おお来たか、待ってたぞ」

 

と言うとガイルはギルドの扉ではなく少し歩いたところにあるそれなりに大きなコンテナの様な石造りの施設へ促す。

 出雲はそのコンテナのような建物を見ると

 

「うーん、解体所ってやつかな?」

 

その疑問にイリスが

 

「ええ、そうですよ。此方は解体、保存等をする施設なんです。」

 

「まぁ、ギルドに横付けとかしたら血の匂いとかきつそうだしなぁ」

 

ガイルについて行きながらそんな感じで話していると、

 

「オイ、ついたぞ、入ってくれ」

 

とガイルは通用口の様な所の扉を開けて入るように促した。

三人は「お邪魔します」と一言言ってそこに入る。

 

其処には昨日天月が頭部をぶち抜いた剛緑大亥≪ゴウリョクオオイノシシ≫が横たわっていた、ガイルはその剛緑大亥≪ゴウリョクオオイノシシ≫に触りながら

 

「・・・お前等が討伐した獲物についてだが。一応現物を見てもらいたくて呼んだんだよ」

 

「成程、それでこの剛緑大亥≪ゴウリョクオオイノシシ≫ですが・・・」

 

イリスは少し溜めると、

 

「アマツキさんに任せます」

 

「え、俺ですか?」

 

「ええ、倒した張本人ですからね。それに私達は何もしていないのにこれ以上勝手に捌くのは流石に・・・」

 

「あ~成程、んじゃ出雲、どうする?」

 

「任せるよ、任せられたんだろう?」

 

そう言われた天月は頭を掻いて、「どうすっかなぁ」と呟き。

 そして突然ポンッと手を叩いた、何か閃いたようだ

 

「イリスさんに差し上げます」

 

「えっ?でも」

 

「教導して貰いますからね、現物の先払いと受け取ってください」

 

イリスは少し考えた後、ため息を吐きながら

 

「…はぁ、仕方ないですね。少し貰うには多いので・・・そうですね、お肉だけ、と言うのはどうですか?」

 

その提案に天月は

 

「そうですね、分かりました。」

 

と肯定する、するとそれを聞いていたガイルは天月に

 

「肉はオルコットさんの所だな?それ以外、こいつだと角と毛皮だが…どうする?」

 

「そうですね、あっ、その素材はギルドで買取とかって出来るんですよね?」

 

確認するように天月が聞くと、ゴルドは少し嬉しそうに

 

「買い取りでいいのかい?」

 

とこちらも確認をする

 

「そうですね、買い取りお願いします。」

 

その言葉にガイルは「ふぅ」と一息つくと頭を掻いて

 

「いやぁ~実のところコイツの毛皮が少なくなってきてたんだよ、助かるぜ」

 

「いえいえ、それにそれを保存する所もありませんからね」

 

と、言ってはいるが実のところ保存できるところはある。

 アイテムボックスだ、天月はアイテムボックスの事は基本秘密にしようと思っているらしい

 

「そうかそうか、それじゃあ今日の夕方ぐらいには用意しておくぜ」

 

「ありがとうございます。それじゃあ、イリスさん、出雲、行きましょうか」

 

「そうね」

 

と三人はガイルの元を後にした。




此処まで読んでいただき有難う御座います。

最近ネタが尽きた感じです(白目)
そのせいもあって更新間隔がさらに伸びそうです(不定期更新にも関わらず)
申し訳ないです(´・ω・`)

※2017/2/20、「補完」→「保存」へ訂正しました

それでは、また、いつか ノシノシ
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