傭兵異世界転生記   作:旧人名無し

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前回;塩
ー設定ー
出雲;色々発見する天才型
天月;応用力のある秀才型

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どうも、旧人名無しです。

今回結構長いかもしれません

それでは、どうぞ ノシノシ


第五発 人

 天月は火を消さないように今さっき出雲が(蹴り倒した)作った薪を火にくべつつ、

猪(仮)の肉を食べてる出雲は話を切り出す。

 

「これからどうする?」

 

天月は銃の整備をつつ

 

「そうだな、まずは火の番を交代でしてここで野宿だろう」

 

「ああ、それはまぁ後で決めるとして、その後、朝になってから、だ」

 

 出雲木に突き刺した肉を食いちぎり棒を火の中へ放り投げ出雲も銃の整備を行う

そして整備している天月は言葉をつづける

 

「朝になってからか、とりあえず、ここを拠点にして、この森の散策、そして森がそこまで大きくなければ次の日に森を出る、ってのは?」

 

「次の日ってのは少し慎重じゃないか?まぁ、慎重なのも良いが」

 

「ここにいる猪(仮)やこの鳥が最弱クラスっていうのも考えられるだろう、それに夜はもっとヤバイやつが活発に動く可能性もある」

 

天月は叩き落とした鳥を見て言い放つ、

出雲は思いついたように提案する

 

「それじゃあ、こういうのはどうだ、今日の夜に判断する。

 おそらく火の番をしていれば焚火に寄せられて何かと接触するだろう?

 そしてその接触した。まぁ仮にモンスターでいいか、まぁ、そのモンスターの強さで判断するってのはどうだろう。」

 

天月は少し悩みつつ、決心したらしく

面白味を込めた笑みを浮かべ

 

「乗った」

 

そして装備の整備をしながら出雲がふと思いついた疑問を呟く

 

「そいえば銃ってこの世界だとどれくらい使えるんだろう」

 

天月は反応する「ほう?」

出雲は説明するように話し始める

 

「いやさ、この世界での銃ってどういう扱いになるんだろうって思って、

 まぁ、推測になるけど私の経験上この猪は恐らく銃が効くと思うんだよ

 んで、この世界のモンスターは、銃が効かないのが『普通』なのか、銃が効かないのが『強い』のか、もしかしたら銃が効くっていうのが『最弱』って可能性もあるわけだよ

ついでにこの世界に銃があるのか?まぁ、ないと思うんだけどね。

魔法なんて言う超次元技術みたいなものがあるわけだし」

 

天月は得心したように

 

「ああ、そういう事か、確かに俺も気になるな、それもこの後に出てくる敵で試してみたいな、攻撃魔法みたいなのもやってみたいし。」

 

「それは確かに言えるな」

 

そんな事を話しているうちに二人の武器の整備が終わり。

 

「んじゃ、私寝るわ、最初の番よろしく~」

 

出雲はそういうと横になる

 

「おう、ってもう聞いてないか、ほんとにコイツ寝るの早いな、オイ」

 

と呆れつつ、おもむろに猪(仮)の毛皮に手を伸ばす。

 

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「出雲、起きろ」

 

天月は出雲を起こす

 

「ん、交代か?」

 

 天月は「少し違うな」と小さな声で言う

 そして出雲は身体を伸ばしつつ、異常に気付く、焚火が消されているのだ

その異常に気付いた出雲が「どういうことだ?」と小声で聞く

その答えに天月は

 

「人、なのかは解らないが人型生物だ」

 

出雲は寝ていたおかげで夜目が効いていた

肉を詰めた革袋を持ちながら天月は付いていく

それを見た出雲は

 

「おお、袋作ったのか」

 

と純粋に、そして小声で言う

 

「ああ、お前が塩作ったりしててふと、やってみたくなったたからな。」

 

天月はそう答える。

天月と隠れた出雲は人影を確認する。

 二人の人影がいるようだ。大きな人影と小さい、と言っても成人女性位だろうか。

それくらいの二人組だ、ほかにはいなさそうだ

その人影たちは二人のいたところに来る

 

「ここには、いないな。ここらへんだと思ったんだが」

 

低い声が響く

小さな人影がしゃがんで指さす

 

「ここに焚火があります、まだ新しいようですね。」

 

落ち着いた女性らしい声が聞こえる

恐らく大きい影が低い声の主で落ち着いた声が小さい人影だろう

 

「お、ここで、キャンプしていった奴がいるのか、んじゃ俺らもここでキャンプするか」

 

大きい影が少し疲れた声でそう提案する

少しの間の後

 

「そうですね、薪もありますし」

 

と二人が置いてきた薪に火をつけて焚火を始める

その火で二人組の容姿があらわとなる、

大きな影の方は短髪で頬に大きな傷のある鎧を着た男

もう一人はローブを着た女性、仲はまあ、それなりに良さそうであった

 

「よいしょっと」

 

男が地面に胡坐をかく

女も正座で地面に座る。

 

 

出雲は小声で

 

「ねぇ、どうする?絞めた後起こして情報を吐かせる?」

 

 と恐ろしいことを言ってのける

天月は呆れながら

 

「んなもん駄目に決まってるだろうが」

 

と天月は出雲を諫める

出雲は少ししょんぼりしつつ二人組に気を配る

 

 

「これからどうする?」

 

男が袋から取り出した干し肉を食いちぎりつつ話し合う

女も袋から豆を取り出しぽりぽりと食べつつ、答える

 

「朝になったら一度ギルドに戻って調査報告しましょうか」

 

「ん、ああ、そうだな、でもよ『光の森に自然魔力の乱れがあったからちょっと調査して来い』って言われてもよ~もっと下級のヤツにそんな調査させればいいのによ」

 

「あなた・・・少し前にようやっとCランクになったばかりの尻尾の生えた新人程度じゃないですか、それにこの前のランクアップ試験の大黒鳥(ダイコクチョウ)の討伐、満身創痍でボロボロで勝利とも言えない勝利だったじゃないですか、」

 

女がまくしたてる、男は苦虫をダースで噛み千切ったの如き顔で苦し紛れの言い訳を言う

 

「だってよ、大黒鳥と相性が悪いんだよ、だって空飛んでるんだぞ」

 

と狼狽えながら言う。

女はそれにため息をつく

 

「はぁ、まったくあなたって人は、それにこの森はその相性の悪い大黒鳥の出現報告があるんですよ」

 

男は少し顔を強張らせつつも

苦し紛れに

 

「いや、お前だってまだCクラスじゃねえか」

 

女は平然と

 

「私はCクラスでも一応C+ですから、それに私は回復魔法や強化魔法専門の魔導士ですよ、そんな戦士みたいに簡単にランクアップできるわけじゃないんですよ」

 

と言い放つ、男は返す言葉が見つからず目を泳がせている

 

 

出雲は天月を見て

 

「もう出ちゃっていいんじゃない?」

 

 その言葉を聞いて慎重な天月ですら少し悩んでいた、それ程までに男は無防備なのだ。

女は一応それなりに気を張っているが天月、出雲ペアを見つけるには至っていない

一応小声で話しているのにも関わらず声を出しても気づかれない

『もしかしたらすでに気づいて俺らが出るのを待っているのではないのだろうか?』と思えるほどだ。

 それに天月もこの態勢に疲れてきている。

 そんな事を考えているうちに出雲が我慢できず

 

 

ガサッ

 

「ちょ、おま」

 

「誰だ!」

 

 男は腰に差している剣を抜く、そして人と判断するなりその剣をおろす。

女はまだに警戒しているようだ。

 出て行った出雲は、驚いていた。

驚いたというのも剣を下した男の行動に、だ

普通人と判断しただけで剣をおろすなど戦闘をなめきっている。

 出雲は『此奴、ちょっと殴って教育してやろうかな』とこぶしを握っていた

天月は荷物を置いて慌てて飛び出し腕を掴んで静止する。

 

「流石にいかんて、」

 

 出雲は舌打ちをして腕の力を抜く

その一連の出来事に男は唖然とする、

恐らく『何やってんだ此奴ら』とか思っている

女は警戒しつつも俺たちに話しかける

 

「あなた達は?他のギルドの調査を受けた者?」

 

出雲はさっきの出来事で少しイライラしていて『んなもんしるか』と言いそうになる、

それを天月は静止しつつ

 

「いや、私たちはそのような者ではありません、この森に迷い込んでしまって。」

 

と、丁寧に言う

男はガハハと笑いながら

 

「そうか、そうだったか、それは災難だったな!」

 

と天月の肩を叩き座るように促す

天月もその態度に一瞬イラついたもののすぐにそれを立て直し

 

「ハハッどうも」

 

と座る、出雲にアイコンタクトをすると出雲は渋々座る

 

「どうも・・・」

 

とふてくされたように言う

 女は警戒を辞めずに質疑応答を始める。

 

「貴方達は何故この光の森へ?」

 

此処は光の森ということを理解して天月は返す

 

「さっきも言ったように迷い込んでしまって・・・」

 

「そう、それじゃあギルドには入っているの?」

 

「いえ、ギルドにも入っていません。ここら辺に来たのは初めてであまりよくわからないんです」

 

「ふーん、出身は何処なの?」

 

「ああ、私達は旅をしている者で出身などにあまり執着はないのです」

 

「そうなの、それじゃあ名前は?」

 

天月と女が質疑応答をしていると横から出雲が

 

「名を名乗るのはまず自分からってもんじゃない?」

 

と厭味ったらしく言い放つ、それほどまでイラついていたのだろうか?

 女は申し訳ないといわんばかりに

 

「私はマイド町ガリムギルド所属イリス・オルコットと申します。こちらは」

 

「同じくマイド町ガリムギルド所属ゴルド・ヴィルダーだ、よろしく頼むぜ」

 

男、ゴルド・ヴィルダーは手を差し出して握手を求める、天月はそれに応じて

 

「天月伊郷と申します、こちらは出雲透です」

 

「よろしく」

 

不機嫌そうな声で出雲は言う

 ゴルドは豪快に笑いながら

 

「ハッハッハ、伊郷と透か、珍しい名前だな!」

 

と天月の背中を叩く、少し青筋が浮かび上がるのを必死で耐えて

 

「質問はこれくらいでいいですか?それでは此方からも宜しいでしょうか?」

 

女、イリス・オルコットは答える

 

「ええ、いいわよ」

 

「それではまず少し聞いたのですが自然魔力の乱れとは?」

 

「知らない?この光の森で大きな魔力変動が起こったのよ、それによってこれまでいなかったモンスターが出るかもしれないって依頼を受けて私たちが調査に出たの」

 

「それでは、ギルドとかランクとかについて教えてもらってよろしいですか?」

 

「そんなことも知らないのね、変な人、まぁ、いいわ」

 

イリスは説明を始める

 

ギルドとはまぁ、普通にギルド、ほぼすべての国にある依頼を受注してクリアしていく

というものらしい、まぁクリーンな傭兵みたいなものだ。

そしてそのギルドには支部があり本部もある。

そして本部も複数ある、というか王国ごとに本部があるということだ。

この世界での王国は6つ

一つは此処ベルナシア王国、人間が栄え異種族も栄える混成種族国家

二つ目はグルド王国、獣人などが統治する王国だ、傭兵など、労働力の排出が有名な国らしい

三つ目はカミル王国、妖精が栄える国で、ドワーフの技術が光る国

四つ目はメルクリム王国、エルフの村で、農産物や自然の豊かさを誇る国

五つ目はアグムリム魔道王国、魔法技術の最先端で、魔法に特化したもの、エルフや魔女など様々な種族がいる

六つ目がガギルグリア帝国、ここは人間の国、特殊なことらしくギルドを持たない武力国家、亜人嫌いな国らしい。ついでにムガル教なる宗教が根付いている。

そして、この国以外にも明確な敵意があるものの行動をしていない魔王が納める魔族国家もある模様

まぁ拮抗状態というやつだろう。

そして帝国を除く五つの国には本部ギルドが存在する。

その本部ギルドは密に連絡を取っている模様

 まぁ、大体こんなもん

ランクはゲームでよくある

 

S;天災、伝説、超越みたいな最強の証的なヤツ(ちなみに魔王がS+)

A;英雄

B;上級者

C;中級者

D;新人卒業

E;新人

F;入りたてホカホカ

 

それに無印、+と-のついた合計21で構成されている。

そう考えると、この二人は中級者の二人なわけだ、まぁゴルドの方は、最低ラインのC-なわけだが、魔物もこれに当てはめているらしい

そして実はついさっき天月が倒したのがC+ランクの大黒鳥の上位互換、大王黒鳥だったのだが、本人は大黒鳥だと思っているようである。

それに気付くのはもう少し先だった。

とりあえず大体の強さの秤が分かった天月と出雲は納得したように

 

「ありがとうございました。」

 

天月が感謝する、するとイリスが

 

「ねぇ、貴方達・・・ギルドに入ってみない?」




 此処まで読んでいただき誠に有難う御座います。
感謝の極みでございます

 今回は途中で書いた内容が消えるという事故に出会いましたが
何とかかけました。
というか、物凄い長さになりましたね(汗)

 まぁ、あまり気にしないで行きましょう(笑)
次回は勧誘された二人が朝、ようやっと森を移動します。
・・・・・・たぶん

それでは、また、いつか ノシノシ
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