昼休みになり、僕たちは屋上でお昼を食べている。結局他の人は帰ってこなかった。鉄人の補習は何時まで続くんだろう。
「ったく、試召戦争のことを話すつもりだったんだが、残ったのはいつものメンツだけか」
「それは仕方ないわよ。だってあれだけ騒いだんだもの。自業自得よ」
「でも怪我が無くて良かったねユウくん」
「あははぁ、そうだね」
もしあの時秀香が来なかったら僕は今頃、上手に焼けましたぁ、という状態になっていただろう。本当に助かったよ。
「それで翔平、次はどうするの?」
「ああ、次はBクラスに挑むつもりだ」
「び、Bクラスです・・かぁ?そ、それは難しいかとぉ」
瑠夏の言う通りFクラスとBクラスじゃ点数に差があり過ぎる。通用するとすれば結衣と保体の康貴、英語の瑠夏くらいか。それ以外は無理だろうな。消耗戦になったらこっちが不利だし。
「確かに音無の言う通りだ。だがオレたちの目標はAクラスだ。だったらそれくらいのハンデは超えなくちゃいけない、そうだろ?」
「確かにそうだけど、かなり苦しいよ」
「それにBクラスと戦う意味があるの?」
「・・・次のAクラスのため」
秀香の疑問に答えたのは翔平でなく康貴だった。っていうことは康貴は作戦をしってるってことかな。
「そうだ、康貴の言う通りAクラスに対抗するために必要なステップだ。っうことでこの戦いは外せねぇ」
「けど、勝てる見込みはどうなのよ。ワタシには正直見えないけど」
「作戦は粗方考えてはいるが細かいところはこれからだな。少なくとも3日後には宣戦布告をするからそれまで待ってろ」
翔平がここまで言うんだから勝算はあるんだろう。この前のDクラスみたいに正面突破はできないだろうしなぁ。まぁ、僕は作戦とか考えられないからここは翔平に任せるしかないか。
「っと、昼休みは終わりか。さっさと戻ろうぜ」
「けど、僕らしか居ないんだよね」
「それを言わないでよ。悲しくなるでしょ」
「み、みなさん何時帰ってくるんでしょうぅ?」
それは誰にもわからない。もしかしたら今日は帰ってこないかもね。
結局本当に帰ってこなかった。
次の日僕が登校したらクラス全員(いつものメンバー以外)が居た。それもみんな眼鏡をかけて机に座り、教科書に眼を通していた姿を見て僕は軽く引いた。だってFクラスって言ったら勉強嫌いがデフォルトなのに。他のみんなも教師までも僕と同じ反応だった。この時、鉄人の鬼の補習の本当の恐ろしさを知った僕らだった。1年のころに受けた補習はこんなことはなかったのに。
結局、次の日には元通りになってたけどね。
久々に「僕たちの未来と受け継がれるもの」を投稿しました。べ、別に忘れてたわけじゃないんだからね!ちょっとネタが思いつかなかっただけなんだから!
というわけで次はいつ投稿できるかわかりませんが、なるべく早く投稿できるように頑張ります。