「ねぇ翔平、明日Bクラスに宣戦布告しに行くんだよね?」
「そうだ。だから今日のうちに補充テスト受けとけよ。既に鉄人には言ってあるからな」
そうかぁ、はぁ試召戦争のためとはいえテストは嫌だなぁ。っと思っていたらFクラスの扉がガラッと勢いよく空いた。開けたのは女子生徒だった。背は低く髪は黒い短髪が活発そうな印象を与える。でもFクラスじゃないね。Fクラスには女子は3人しかいないから間違えるはずがないし、っということは誰だろう?
「ねぇ?Fクラスの代表っている?」
「俺だが、オメェは一体誰だ?」
翔平が呼ばれた。っていうことは他のクラスの代表だろうか?けど、わざわざFクラスを相手にするクラスってあるのかな?
「私はBクラス代表、須川光よ!私たちBクラスはFクラスに試召戦争を申し込むわ!」
へぇ~Bクラスなのか・・・Bクラス!?Bクラスって言えば明日僕らが行く予定だったクラスじゃないか!それがあっちから挑んでくるなんてどうなってんの!?
翔平もこの展開には驚いたらしくポカンっとしていた。
「それで挑んだけどどうするのよ?」
「あ、ああ。わざわざBクラスがオレらみたいな落ちこぼれクラスに挑んでくるとはな。一体何が目的なんだ?こっちには拒否権もあるんだぜ」
あれ?こっちも挑む予定なのにどうして断ろうとしてるんだろう?
「おそらくあっちの目的が気になってるのよ」
結衣が教えてくれた。っていうかなんで僕の考えてることがわかるの?
「ユウくんは顔に出やすいんだよ」
と秀香が教えてくれた。明花音とい結衣とい、そんなに僕ってわかりやすいのかな。
「別に設備が目的じゃないわ。なんなら負けても設備を下げなくてもいいわ」
「ほう、なら何が目的だ?」
「言う前に1つ確認なんだけど、FFF団ってこのクラスにいるんでしょう?」
「ああ、おれが団長だ!」
赤川くんが出てきた。
「そう、なら言うわ。私の望みは・・・FFF団の解散よ!!」
「「「「「な、なんだって!!??」」」」」
ほぼクラス全員が驚いたように声を上げた。そりゃ驚くよね、目的がFFF団の解散って。
「きさま、FFF団は長い歴史と伝統を代々受け継いできた正義の集団だ!それを解散だと!?女性だからと言って容赦はしないぞ!」
「「「「「そうだそうだ」」」」」
「それでどうしてそれが目的なんだ?」
Fクラスから暴動が起きそうな雰囲気になったが、翔平が話題を戻した。確かに気になるよね。
「FFF団・・・それは私の父が作った組織なのよ。父は今もそのことを気にしていないけど、私からしたらそんなもの汚点でしかないわ!だからここでその汚点を消すのよ!」
なんと、そんな事情があったのか。ある意味キミの父親ってすごい人なんじゃないかな。けど、FFF団の目的が人の幸せを壊すことだからね。そりゃあ嫌だよね。
「・・・いいだろう。その話、受けよう」
「「「「「霧島ぁぁぁぁ!!!???」」」」」
「話が早くて助かるわ」
「日時は明日でいいか?」
「ええ、それでいいわ。それじゃまた明日。せいぜい足掻いてみなさい」
そう言い残し須川さんはFクラスを後にした。
「霧島ぁ!きさまどうして受けた!FFF団をなんだと思ってるんだ!今すぐ取り下げろ!」
「「「「「そうだそうだ!!」」」」」
やっぱりFFF団がみんな翔平に対して講義を起こした。しかもみんな臨戦態勢だし。
「もともとBクラスには試召戦争を起こすつもりだったしな。それに潰したくないなら勝てばいいだろ?」
「それはそうだが、Bクラスだろ!?分が悪すぎる!」
「だがオレらはDクラスにも勝てたんだぜ。次も勝てるはずだ」
「・・・確かにそうだ。諸君!明日は我々にとって大戦となるだろう、だが、おれたちは負けない!潰させてたまるか!」
「「「「「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
「翔平、あれでいいの?」
「まぁいいさ。これであいつらのモチベーションも上がったしな。いい起爆剤ともなったし、これは明日荒れそうだな。ははっ、あいつらの扱いが楽でいいわ」
翔平は愉快そうに笑ったが、明日大丈夫かな?
いかがでしょうか?
今回出ました新キャラ、須川光は「太郎丸勇大」さんが考えて下さいましたキャラです。たくさんの感想及び投稿本当にありがとうございました。
次にも期待していて下さい。
そしてキャラの応募はまだ行います。皆さまからの応募、お待ちしております。