魔法少女リリカルディケイド 作:273
今回は話があんまり進みません
次の回で一気に進めたいと思います
キーンコーンカーンコーン
「もうお昼ね、それじゃあ4時間目の授業はここまで。次の5時間目の授業は体育だからしっかり昼食を摂って臨むように、以上」
「起立‼︎礼‼︎ありがとうございました‼︎」
この学校に来てから1週間が経ったな。授業の内容は解りやすいし、担任の霧島先生は超絶美人だし隣の席は月村さんだし超いい事づくめだな。俺その内不幸な事に巻き込まれるんじゃね、割とガチな方で。
え、初日に言った無視するとか最低限の対応はどうしたのかって?
いやしようと思ったんだけどさ、先生に「じゃあ神北君の席は月村さんの隣でいいかな?」って言われて、空いてる席の隣を見た瞬間にそんな考えが吹っ飛んだんだよ。紫色のロングヘアーに白いヘアバンドを着けていた美少女がいたからだ。席に着席して横を向いたときに
「えっと、月村すずかです。よろしくお願いします。何か分からないことがあったら何でも聞いてください。」ニコッ
「⁉︎⁉︎⁉︎う、うん。お、俺は神北裕輝です。よ、よろしくお願いします」みたいな感じになって、それからなんだよ。
月村さんにお世話されまくってるわけですよこれが。お前らにこの気持 ちがわかるか?美少女に手取り足取り教えてもらうこの気持ちが
初日の日に学校を案内しれくれたり、授業で使う本や道具を運ぶ時にも手伝ってくれたりしてくれたんだよ彼女は‼︎しかも嫌な顔一つもせずに
「大丈夫だよ気にしないで、私が好きでやってるんだけだから」
って言ってくるんだよあの子は。
どんだけいい子なの、お兄さん君の将来が心配でしょうがないよ。
もし悪い虫ケラが言い寄ってきても大丈夫。俺が速攻で排除してあげるからね(社会的に)
そんなこんなで回想していた訳だが、突然声をかけられた。
「少しいいか」
「確か篠宮君だったな。俺になにか用か?」
「ここじゃ話しづらい、場所を変えないか」
「OK。じゃあ屋上にしようぜ。あそこならちょうどいいだろ。」
「ああ、俺もそこで構わない」
「じゃあ行こうぜ」
「ああ」
そう言いながら俺と篠宮君は屋上に行くため鞄を持って教室から出て行った。あんまり彼と話したことが無かったから緊張しちゃったな。しかし、イケメンってのは何をしてもイケメンなんだな。話してるときも女子から熱い視線を貰ってたぞ。
「そんじゃ、いただきます」
両手を合わせ、日本人なら大抵言うであろう恒例の言葉を口にして、ミートボールに箸を入れた。
「う〜ん。美味‼︎。さすがは俺ってとこだな」
そうして食べ終わる頃に不意に篠宮君が話しかけて来た。
「そろそろいいか?」
「ちょっとまってくれい、これ食い終わったらな」
最後にとっておいたハンバーグを呑み込みストレートティーを口に流し込み、両手を合わせて
「ごちそうさま」
弁当箱を仕舞い、俺は篠宮君と話せる状態を作った。
「飯も食い終わったことだし、そろそろ俺達のことについて話そうか」
「ああ、そうだな」
篠宮君は手に持っていたコーヒーを置いて、正面にいる俺を見て、少し間を空けてから口を開いた。
「当然のことを聞くが、お前は転生者なんだろ」
「まあね、成り行きでなったって感じかな」
別に間違ってない。
理由もわからないで死に、あいつに無理矢理転生させられて、踏み台とか言う訳わからん役押し付けられるわで最悪だったな。
「お前のことは神様から聞いてる。踏み台らしいな」
「確かにあいつから言われた役は踏み台だけど、それが?」
「俺は、お前が女子に嫌な思いをする行動をした時に処置を下す予定だったが、お前は今のところそんな事はしていない、なぜだ」
「なんでって言われてもな」
「そもそも好きでもない子に、なんで嫁って言わなきゃいけないんだ?」
「なんで疑問形で返す。質問を質問で返すな」
「んなこと言ったってな、面倒くせーって思ったからだな」
「面倒?それだけか」
「そう、この世界に来てすぐに決めたんだ。踏み台やって他の奴らに嫌われたりするのは嫌だからな」
「じゃあお前は神様の命令には従わないということか?」
「そういうこと。あいつの言うことを聞くのは癪だからな」
「もし、あの人がこっちの世界に来たらどうする」
「それはないな」
「なぜそう言い切れる」
「先週連絡来た時にもう踏み台はやってないって言ったらなにも言ってこなかったし、それにあいつ前々からこの世界にきてるぞ、主に俺の家だけだがな」
「あの人がこっちの世界に来てたのか⁉︎」
「ああ、俺が転生してきた時から、こっちの世界に来てるぞ」
「なるほどな、ならお前はもう踏み台としての活動はしないと言うことでいいんだな」
「そういうことにしといてくれ、1人は寂しいからな」
「お前のことはわかった、疑って悪かった」
そう言いながら篠宮君は頭を下げて謝罪して来た。そんなことしなくていいのに。もしかしたら真面目キャラなのか?
「頭を上げてくれよ篠宮君」
「だが証拠もなしに疑ったのは俺だ、だから謝らせてくれ」
「そんなことよりさ、ジュエルシード集めに俺もいれてくれないかな」
「どうしてジュエルシードのことを知ってるんだ?」
「あいつからこの世界の重要な物だって聞いてね」
「だが、お前は戦えるのか?」
「うーん、王の財宝貰ったから大丈夫なんじゃないかな」
「やっぱりダメだ、俺はお前を巻き込みたくない」
「頼むよ、俺もこの世界を救いたいんだ。嫌われる役じゃなくて危険なことから全ての人を守れる正義の味方になりたいんだ」
そうだ、俺は踏み台なんかじゃない。
この世界の人々全てを救う為に今まで生きてきた。
この想いは今も昔も変わらない。
「わかった、だが無理だと判断した時は」
「わかってるよ、そん時は潔く戦いから身を引くよ」
その時、篠宮君が右手を差し出して来た。
「何がともあれ、これから宜しく頼む神北」
「違う違う、裕輝でいいよ篠宮君」
「なら俺のこともアキトでいい、裕輝」
「ああ、よろしくなアキト」
俺達はがっちり握手を交わした。
これからは一緒に戦う仲間だからな。
「そう言えば気になったことがあるんだが」
「なんだよ」
「神様と暮らしてるって言ってたが、裕輝のご両親はいないのか?」
「・・・」
「どうしたんだ?」
「俺、記憶がないんだ」
「‼︎‼︎‼︎記憶が・・・ない」
「ああ、前の世界でも1人暮らしだったんだ」
「俺自身、どこで生まれたのか、それすら分からないんだ」
「・・・すまない・・・そんなことも知らずに」
「謝んなよ、アキトが悪いわけじゃない、未だに家族の顔1つ思い出せない俺が悪いんだ」
「・・・だが」
「でもなこれだけはいつも肌身離さず持ってたんだ」
そう言うと裕輝は懐から一枚の写真を取り出した
その写真に写っていたのは裕輝の両親、そして、裕輝と仲良く手を繋いでいた少女が写っていた
「これが裕輝の家族の写真」
「かどうかもわかんないんだけどな、本当にその写真に写っている人たちが俺の家族なのか」
「いつも思ってるんだ、その人たちを探すのが俺のやるべきことなんじゃないかって」
「裕輝」
「心配すんな、俺も覚悟を決めた以上お前たちと一緒に戦う。記憶を取り戻すのはその後でも遅くないからな」
「さあ、こんな暗い話はこれでおしまいだ。今はやならきゃいけないことがたくさんあるからな」
「ああ、そうだったな」
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「そういえばジュエルシードは何個集めたんだ?」
「今のところは5個回収した」
「なるほどな、じゃあ残りの石もこの町のどこかにあるってことだな」
「ああ、そのことなんだが、なのはは知ってるか?」
「ああ、高町さんだろ」
「一緒にジュエルシードを集めてる仲間なんだ、でも今日は用事があって、すぐに帰らなきゃいけないんだ、来週の土曜日でよかったら翠屋に来てくれ、なのはのことも紹介したい」
「全然OKだよ、これから一緒に戦う仲間だしな」
「決まりだな、来週の10時くらいに翠屋に集合だが場所はわかるか?」
「俺の家から結構近いから大丈夫だ」
キーンコーンカーンコーン
「もう5分前か、結構話したな」
「ああ、早く行かねーと霧島先生のお説教が始まっちまう」
「それだけは勘弁だな」
そんなことを話しながら教室に戻る途中で鉄人に見つかり、1時間近く俺とアキトは追い回された。あの人人間じゃないよね。
サーヴァント並の身体能力持ってんのに追いついてくるってどういうことやねん。サイヤ人か何かなのか?
ちなみにアキトは速攻で捕まった。ホントは助けに行きたかったけど鉄人の奴がもの凄いスピードで追いかけて来たから急いでその場を離れた。
教室に戻って入るなり俺達2人は霧島先生のお説教をくらった。
説教されてる時、みんなから哀れみの視線を受け続けた。
全く、今日は厄日だな。
まあ来週が楽しみだな
次回はサッカーの試合で話を進めたいと思います
ちなみにレイは母親ではなく、ちょっと真面目なお姉さんだと思ってください
次回からいきなりの急展開ですのでご注意を