とりあえず、眷属(予定)周辺の植物を喰い尽した。保存空間に動物のデータも収納されたような気がするけど、気にしない。
それでは早速、狩りに出かけよう。オラクル細胞を変換して背中に翼を創りだし、大空へと飛び立つ。…こうして見ると、僕の拠点は森にぽっかりと穴が開いているようで、分かりやすい。森の穴はもう一つあるけど。
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せっかく喰らったもののデータを保存できるのだから、色々とコレクトしたい。というわけで、とりあえず空にいた
広義に解釈すれば、今までに爬虫類、鳥類、植物を喰らったけど、哺乳類や両生類、魚類はまだだ。哺乳類はそう簡単には見つからないだろうから諦めるとしても、
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というわけで、水辺。見た感じ、湖っぽい。確かこの時代の魚類は硬骨魚類と分類され、シーラカンスのような姿をしていたはずだ。というか、シーラカンスはこの時代から生き続けている種だ。早速水の中を覗こうとすると…
……水面に、中性的な顔立ちの男の
この辺も、転生の恩恵(?)なのだろうか。
~閑話休題~
……自分の容姿があまりにも想定外だったせいで忘れてたけど、僕は魚類と両生類を狩り捕食に来たんだった。もういちど湖を覗いてみると、おぉ、いるいる、シーラカンスもどき。正式名称はウンディナにリビス、あとは真正シーラカンスか。しかしこの湖、異様に深いし、でかい。ここからは見えないけど、もっと深くには大型魚リードシクティス・プロブレマティカスやアステノコルムなんかもいるかもしれない。たしか、あれらの体長はシロナガスクジラに匹敵したはずだ。喰って得られるオラクルも他と比べ物になるまい。
シーラカンスごときなら、吸い込む必要もない。左腕を捕食形態に変え、上空から水面付近の魚達を狙う。気分は水鳥。いっそ飛び込んでしまおうか、などと下らないことを考えながら、目に付く獲物を喰らっていく。魚を喰い、魚を喰い、両生類を喰い、魚を喰い、腕を喰われ――――って痛あ!!
咄嗟に痛覚を遮断し、翼を羽ばたかせて飛び上がった。一体何だ!?
「グルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ.....!!」
そこにいたのは、ジュラ紀の水中の頂点捕食者。リオプレウロドンだった。