僕の一部である保存空間には、直接眷族を創ることが出来るのではないか?
掃除を終え、なお時間を持て余した僕は、そんなことを考えていた。どうせ暇だし、オラクルもたくさんあるんだから、早速試してみよう!
自分の内側、保存空間に意識を向け、眷属を創造し始める。今回は、ナインのような手の込んだものではない。原作そのまんまの再現だ。まずは、低級モンスターから創ってみよう。そもそも、上手くいくかどうかも分かんないんだし。
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決論から言えば、上手くいった。今、保存空間の中には、小型アラガミのオウガテイル各種、コクーンメイデン各種と、ポピュラーなアーマメント、イーターにホーネット、そしてFF初級モンスターゴブリンにMHのアイルーがウヨウヨしている。正直、やりすぎた。
さて、こいつらは
「形態変化、捕食。」
左腕を捕食形態に変える。本当は別に始動キーなんていらないけど、なんとなくつけてみた。格好いいし。イメージしやすいし。まぁ、それは置いといて、
「吐き出せ」
「ウニャア~」
試しにやってみたところ、これまた成功。アイルーが出てきた。ちなみにこれは吸い込みの応用、というより逆だ。保存空間へと吸い込めるんだから、保存空間から吐き出すこともできるだろうっていう逆転の発想は、見事に成功した。自分でも、ここまであっけなく上手くいくとは思わなかったけど。
さて、小型・初級モンスターは成功したんだ。今度は、大型モンスターにも挑戦してみよう……と思ったけど、数を創りすぎたせいでオラクル残量が残り少ない。仕方がないから、また光合成しながら寝ていようか。
――――ダメだ、もう日が沈んでいる。
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翌日、午前零時。やっぱり、
それはさておき、今日は大型モンスターを創ってみよう。せいぜい2,3体が限界かな?
早速保存空間に意識を集中させる。失敗の可能性もあるから、あまり思い入れのあるモンスターは創りたくない。思い入れが無くて大きいモンスターかぁ……。クアドリガくらいでいいや。
―――――創造開始―――――
出来上がった。これまた成功。クアドリガと、クアドリガ堕天種(亜種)が1体ずつ生まれた。合計で2体。……3体くらいはいけると思ったんだけどなぁ。
ちなみに、保存空間は四次元だから、どれだけでも収納できる。
これから何日もかけて、眷属の軍勢を作ってやろう。いい暇つぶしになりそうだ。……折角だし、感情を持たない人形でも創ろうか。一種の兵器として。