「クワアアアァァァァァァ!」
眷属軍勢を創っていた頃から、かなりの年月が経ち。今、空にはプテラノドンが旋回している。あの大型翼竜は白亜紀に栄えた恐竜だ。つまり、時代はジュラ紀から白亜紀へ移ったことになる。
もう、リオプレウロドンやアロサウルスが絶滅していると思うと、感慨深いものがある。唯一の例外として、彼らのデータを持つ僕とアロサウルス型のナインが生きてるけど。
……そろそろ超大陸パンゲアが分裂を始めるのかなぁ。まあいいや。それより気になるのは、恐竜絶滅。火山噴火が一番有力だけど、そこに確証はない。つまり、何が起こるのかは分からないのだ。まだ時間はあるけれど、警戒するに越したことは無いだろう。
「グオオオォォォォォォ!!」
「クワァ!?クワアアァァァァァァ......」
ナインは今日も元気に、跳び上がって翼竜を狩っている。どうしてその巨体でそんな高くまで跳べるのだろうか。僕には全く分からない。
「まだまだ人間は生まれないなぁ。」
いい加減、退屈になってきた。白亜紀の生物の
「眷属創造」
自分が緑なのもなんか嫌だし、代わりに植物(型のアラガミ)を創ろう。べ、別に、他に何もやることが見つからなかったわけじゃないんだからねっ!
……自分でやって、自分で悲しくなってきた。それはさておき、我が新たな眷属は、
「…………」
まぁ、喋るわけないよなぁ。オラクル細胞で出来てるだけで、ただの植物だし。どうせなら、人面樹にしてやればよかったかなぁ?
「それじゃあ、光合成よろしくね。」
「…………」
これで毎日、定期的にオラクル量が増える。それじゃあ大陸が分裂しきる前に、各地に樹をばら撒こうか。本数が増えれば、毎日僕に還元されるオラクル量も増えるし。