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今私は転移して19層の主街区・ラーベルクにいる。なんかかなり急いでいるみたいで詳しいことはまだ聞いていないけど、キリトとアスナの知り合いの人たちがレッドに狙われているそうなのだ。攻略組の人もいるらしく、ラフコフが出てくる可能性が高いとキリトが言っていた。
「アスナは近くにいるであろうグリムロックさんを見つけてくれ。ユカは俺と一緒にヨルコさんたちのもとへ。おそらくこの先の丘にグリセルダさんのお墓があるはずだ。」
「「わかった。」」
「俺は馬を借りてくる。」
キリトは街の中にある厩舎に馬を借りに行った。SAOにはアイテムストレージに入らないような大量のアイテムを運ぶために牛や馬を借りることができる。乗りこなすのに管理のテクニックが必要なのと料金がアホみたいに高いため使う人はほとんどいないが。その中でも馬はものすごい速さでフィールドを移動できる。
「キリト。私は先に行ってるよ。」
「いや、馬で行ったほうが速いから...」
ユカは剣舞のスキルを発動させ両足を白く輝かせて走り出した。ぶっちゃけ馬より速い。
「「う、うそ~ん。」」
キリトとアスナはそんなユカを見て呆けていた。
走り出してしばらくすると索敵スキルにプレイヤーの反応があった。全部で6人。キリトとアスナから聞いた話では知り合いは3人らしいからレッドがいるなら3人か。
「やあ、Poh。久しぶりだね。」
「...ユカか。」
「ぎりぎり間に合ったのかな?」
「ああ、間に合ってるぜ。今からおたのしみの時間だ。」
「舞姫が、どうしてここに?」
一人麻痺しているプレイヤーがいた。
「えーっと。キリトとアスナに頼まれてここに来ました。もう大丈夫です。」
私は3人をかばうように白雪をかまえた。
「かなり急いでいたみたいだな。そんなに俺のギルドに入りたくなったのか?」
「あなたのギルドに入るつもりはないよ。絶対にね。」
「おい。あんまなめてんじゃねえぞ。」
「まて、ジョニー。お前とザザじゃあこいつには勝てねえ。」
Pohがそういうとジョニーはさがった。
「しかし、ユカよ。俺を含めた3人を相手に勝てると思っているのか?」
「さあ、どうだろうね。」
確かに厳しいけどもう少しすればキリトも来るし、アスナも来るはずだ。それに剣舞のスキルの熟練度をMaxまで上げた結果、剣舞のスキルに2つのスキルが追加された。そのうちの1つを使えば一対一ではPohにも勝てるかもしれない。ただ、どうもこの剣舞のスキルはとがりすぎてる。それに新しいスキルはリスクが高すぎて進んで使う気にはなれない。ていうか普通使えないよこんなスキル。
「たいした自信じゃないか。どうやらだいぶそのスキルを使いこなせるようになったらしいな。」
「まあね。」
「しかし俺も強くなってるからな。このメイトチョッパーも人を殺すたびに性能が上がっていったぜ。」
Pohは恐ろしいことを言い始めた。
「...何人殺したの?」
「さあな。忘れた。」
そういうとPohはメイトチョッパーを腰のホルスターから抜いた。
パカラッ、パカラッ、パカラッ。
Pohがメイトチョッパーを抜くと、後方から馬が走ってくる音が聞こえた。ヒヒーン。馬が止まると前足を上にあげ後ろ足だけで立つと、乗っていた人間を地面に落としもと来た道を帰っていった。
「いててて、扱いが難しいな。」
振り落とされたキリトが強打したであろうお尻をさすりながら立ち上がる。あ、ちょっとHP減ってる。
「よお、Poh久しぶりだな。まだそんな趣味の悪い格好しているのか。」
「お前には言われたくないなあ。黒の剣士」
キリトもPohとはあったことがあったのか。それも一度や二度じゃなさそうだ。
「...Suck。さすがにユカと黒の剣士が相手では分が悪い。話を聞くに閃光もいるみたいだしなあ。」
パチン!Pohが指を鳴らすとジョニーとザザは剣をしまった。
「黒の剣士。お前だけはいつか必ず地面に這わしてやる。お前の大事なお仲間の血の海の中で地面に転がしてやるから期待しておいてくれよ。ユカもこれ以上邪魔するなら容赦はしない。」
そういうとPohは黒のポンチョを翻し丘を下って行った。ジョニーとザザもそれに続いて下って行った。
この後アスナがグリムロックさんという人を連れてきて、一連の事件のことを話していた。その時の話を聞いていてなんとなく話の流れはわかったけど、私は話し合いの時蚊帳の外だった。
ヨルコさんたちが帰ったあと、キリトとアスナが結婚した後に・・・とかの話をしていた時はすごく帰りたかった。もうなんていうか私がここにいるのが邪魔な気がしてならなかった。
アスナのキリトを見る目がいつもと違う気がするのは気のせいだろうか。
キリト許すまじ。