ハイスクールD×D 【憤怒の罪】となった赤龍帝   作:二刀流に憧れた中二病

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では、どーぞ。


【憤怒】は一人の少女を見つける

俺はメリオダス。今俺は学校から帰ってくる。あの悪魔共との交戦から2日経った。あれから無闇に接触してくる事は無かった。

 

さて、今日の晩飯は何にしよう。そうだな、久々に洋食を食べるか。

と、そんな事を考えていると

 

「きゃっ。」

 

目の前にシスターのような少女がいる。

 

「あ、ごめん。ぶつかっちゃったか。気をつけるよ。立てる?」

 

「ありがとうございます。大丈夫です。えっと、あの。実は私今日からこの町の教会に務める事になったんですが、道を案内して頂けませんか?」

 

「ん?ああ、いいよ。それ位問題無いよ。」

 

「本当ですか!ありがとうございます!」

 

輝く笑顔をするシスターを後に、俺は道案内をした。この町の教会と言えば、あの廃教会位だ。今更あんな場所に普通派遣するか?

 

「はい。ついたよ。後は真っ直ぐ行けば着くからね。」

 

「ありがとうございます!あの、もし宜しければ何かお礼をさせて頂けませんか?」

 

「気持ちは嬉しいんだけど、俺ご飯とか作らないと行けないからさ。ごめんよ。」

 

「そうですか...では、また会えたら!」

 

「ああ。」

 

こうして俺は彼女と別れた。その後は普通にスーパーに行って家に帰った。今日ははぐれの気配が無いので、家でゆっくりしようと思う。

 

 

次の日

 

今日俺はたまたま放課後先生の手伝いとして資料など運ぶのを手伝っていた。そんな時だ。旧校舎から火の魔力を感じた。流石に危険と感じたので、少し近くから様子を見ることにした。

 

なになに?あの昨日の悪魔共とあのホストみたいなチャラ悪魔が婚約?それをどうにかしたいけどどうにも出来ない?えっと、それで何だ?レーティングゲーム?みたいなので決めるのか。ふむふむ。そろそろ俺の力を知らしめる頃合か。よし。あいつらにバレないように結界壊してあの中に入ろう。全員再起不能寸前位にすれば十分だろう。

 

さて、その日が楽しみだ。

 

 

俺は今帰っている。おや?昨日のシスターの子か。話しかけてみよう。

 

「おーい。」

 

「あ!昨日の方ですね!こんにちわ!所でまだ名前を聞いてませんでしたね。私はアーシア。アーシア・アルジェントです。貴女は?」

 

「俺はメリオダス・ティザスター。よろしくな。」

 

「はい!よろしくお願いしますね!」

 

それからは唯々雑談をしていた。彼女と話していると、少し楽しかった。でも、それは突然だった。

 

「それでですね!「アーシア」え?あ...」

 

そこには、黒い羽を生やした女性がいた。

 

「レ、レイナーレ様..」

 

「ほら、帰るわよ。アーシア。所で、さっきからそこにいる貴方は誰?ハッキリ言って死んでもらいたいのだけど。」

 

「お前、アーシアに何をする気だ?」

 

「ふんっ。貴方に教える義理なんて無いわね。唯言えるのは、私は漸く素晴らしい堕天使となれる。そして、あの方に認めてもらえる..」

 

「は?じゃあ何か?アーシアはただの道具かよ。ふざけんな。人を玩具みたいに扱いやがって。」

 

「まあ、もう知ってしまったのなら貴方は用済みね。死んで。」

 

すると光の槍が飛んでくる。

 

「【全反撃】」

 

跳ね返す。予想外だったのか、自分の腕に刺さったらしい。

 

「あぁぁぁぁ!くっ!汚らしい人間如きが!私が負ける訳が無い!」

 

「ふんっ。じゃあ身の程を知れ。」

 

俺は籠手を出現させる。

 

『Boost!』

 

1回倍加する。そして、10秒。

 

『Boost!』

 

これで十分だ。

 

「なっ!?そ、それはまさか!神滅具!?い、嫌だ!まだ、私はアザゼル様に!」

 

「もう黙れ。」

 

『explosion!』

 

そして、俺は奴に拳を当てる。奴は声を出す暇も無く、彼方へ飛んでいった。恐らく気絶しているだろう。

 

「大丈夫かアーシア?ごめんな。こんなところ見して。」

 

「いえ、少し怖かったですが、かっこ良かったです!とてもお強いんですね!メリオダスさんは!」

 

「そう言ってもらえると嬉しいよ。じゃあ、危険だから気をつけるんだぞ?」

 

「はい!」

 

こうして俺達はそれぞれ帰路についた。

 

俺が家に帰ろうと歩幅を進めると

 

「君が今代の赤龍帝か。面白いな。凄く面白い。」

 

「お前、その口振りと魔力とかからして白龍皇だな。」

 

「その通りだ。俺はヴァーリ。早速だが俺と戦ってくれないか?」

 

「ふむ。良いだろう。実力調べに戦ってやるよ。」

 

俺達は戦う事になった。

 

「全力で行こう。それが条件だ。」

 

『Vanishing dragon balance Breaker ! 』

 

「良いだろう。やってやるよ。」

 

『Welsh dragon balance Breaker!』

 

俺達双方それぞれの紅と白の鎧を身に纏う。まあ、俺はまだ奥の手が残ってるが...

 

「俺から行かせてもらう。」

 

『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』

 

数回の倍加をし、ヴァーリに殴り込む。

 

「ふんっ!」

 

「なっ!?がはっ!ぐっ!やるな。流石だ。だが」

 

「隙だらけだ。」

 

俺は奴に見えない速度で連続で殴りを繰り返す。

 

「なっ!?がァ!ぐはァ!ぐぁ!がハァ!うぉ!うぁぁ!」

 

「こんなものか!?ヴァーリ!お前の力はぁ!ふんっ!」

 

「がハァ!ぐっ。今の俺では勝てないのか...また出直してくることにしよう。さらばだ。赤龍帝。」

 

そしてヴァーリは去っていった。

 

全く手応えが無いな。まあ、いいさ。

 

 

ヴァーリ視点

 

くっ!まさかあそこまでとは...大分深手を負ってしまった。アザゼルのとこに戻ったら報告を済ましたらすぐに眠りにつこう。じゃないともう動けん。

 

いつか、またリベンジしてみせるぞ。俺のライバル...

 

 

 

紅と白がぶつかった。だが、白は紅に絶大なる差を見せつけられた。

 

憤怒は悪魔達の戦いに割り込む事を決めた。果たして悪魔の運命は如何に。

 




さて、如何だったでしょうか?
友達に見せたら、お前が書いてると分かると笑うしか出来ないと言われましたw
では、感想など待ってます。

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