ー並森中 屋上ー
平日の並中の屋上でリボーンとツナは守護者である獄寺・山本・了平を呼びなのはの事、魔法の事、ジュエルシードの事、ジュエルシードを狙う少女(フェイト)の事、そして炎真がその少女に協力している事を話した、話終わった後獄寺が口を開く。
「炎真の野郎、また十代目の敵になるとは・・・」
「それは違うぞ獄寺、今回はファミリーがどうとか、因縁がどうとかってモンじゃねぇ」
「うん、炎真が協力している女の子は何か凄く悲しそうな目をしていたんだ、多分炎真は善意で協力してると思うよ」
「紅葉の奴め、ボクシング部に来なかったのはそういうことか」
「薫も朝練に来なかったし、何かあったのかと思ったぜ」
「鈴木・アーデルハイトもSHITT・Pも大山らうじも加藤ジュリーもいなかったぞ、調べてみたらシモンファミリーの奴等合宿とか言って全員休学届けを出したようだ」
「学校がよく許可しましたね」
「アーデルハイトの人徳だろうな」
(確かにアーデルさんっておっかないからな・・・)
「粛清委員会」を設立する為に全委員会からの許可(雲雀は面白そうだから容認した)を力らずくで取ってきたアーデルは教師達から雲雀と同じように畏れられているのだ。因みにツナ達も炎真達(ジュリーは除く)も知らないが一部の男子教師達からはその冷たい性格と中学生離れしたダイナマイトバディに鼻の下を伸ばしている教師もいてアーデルの命令を聞いているのだ。
「んでツナはどうすんだ?また炎真達と戦う事になるぜ?」
「・・・」
「十代目・・・」
「沢田・・・」
「・・・俺はなのはちゃん達に協力する、炎真達がなのはちゃん達の敵側にまわるならなのはちゃんの手助けをしたいんだ。」
「あの娘と使い魔の犬だけならなのはとユーノにやらせておくが、炎真達が関わるとなると分が悪すぎるからな」
「十代目ならそう言うと思ってました、勿論俺も協力します!」
「ま、女の子だけに危ない事をやらせるわけにはいかないからな」
「うむ、先輩として極限に俺達が力になってやらねばな!」
守護者達も協力する気満々だった
「皆・・・」
「ツナ、他の守護者達にも協力を頼むか?」
「う~ん、ランボを危ない目に会わせたくないし、クロームもこの間黒曜ランドを追い出されて転校してきたばかりで戦いなんてさせたくないし」
「アホ牛がいると邪魔になります、クロームも今は笹川達と過ごして落ち着いてますが」
「流石に戦いができる程じゃないな」
「雲雀が興味を持つとも思えんしな」
「俺達だけでやるしかないか・・・」
「んじゃ、今度の温泉旅行で改めてなのはに協力するぞ」
「「「「うん(はい)(あぁ)(うむ)」」」」
リボーンの言葉で会議終了になったがツナはリボーンの言った言葉に首をかしげた。
「ん?リボーン、温泉旅行って?」
「今朝ママンが言ってただろう?今度の休みに高町家とアリサとすずかと一緒に温泉旅行に行くって、当然ツナと獄寺達や京子達も一緒だ」
「んなーーーー!?何それーーーーー!!」
「温泉すか、あの野郎(恭也)今度こそ決着を・・・」
「温泉旅行かぁ、楽しみだな~」
「ぬおおおおおおお!温泉で極限に体を暖めるぞ!!!」
「皆行く気満々だーーーー!!」
こうしてツナ達は海鳴温泉旅行に出掛けるのであった。
ーなのはsideー
海鳴デパートのペットコーナーでユーノの籠やら運動道具とかを買い終わったなのは達は談笑していた、途中ユーノがなのはに念話で会話をし
『ごめんねなのは、わざわざ買い物をしてくれて』
『気にしないでユーノ君、私ペットが欲しかったし』
『あぁ、そう、ペットね』
なのはに悪気はないがペット発言に少なからず凹むユーノ、そんなユーノの事はお構いなしにアリサが喋る。
「そういえば今度の旅行にツナさんとリボーンも来るのよね?」
「うん、ツナさんのお友達も来るんだよ」
「ねぇなのはちゃん、ツナさんのお友達ってどんな人達?」
「えーと、不良っぽい人と爽やかな人と大声で話す人がいたよ」
「何かちぐはぐな友人なのね」
「にゃはは・・・」
「ま、なのはにとっちゃツナさんが来るならその友達はオマケみたいなモンでしょうけど」
「それもそうだね」
ニヤニヤと笑う親友二人になのはは顔を赤くした。
「ち、違うよ!ツナさんが来るのが楽しみじゃなくてツナさんのお友達に会うのが楽しみなんだよ!」
「おーおー照れちゃってまぁ」
「なのはちゃんってツナさんみたいな人が好みナンだね」
「だからー!」
ニヤニヤと笑い続ける親友達になのはは説得力皆無な弁解をする。
『大丈夫だよなのは、なのはとツナさんの年齢差なんてたった4~5歳位でしょ?社会に出ればそんなの問題じゃないし、僕の世界でも君達位の歳の差夫婦なんて結構いたよ』
『え?そうなの?って違うよ!ユーノ君まで!違うんだってば!!』
ペット扱いされた意趣返しか慌てふためくなのはをホクホクとした顔で見つめる二人と一匹だった。しかしユーノもツナの友達の中に気になる人がいた。
(ツナさん達が来るならあの人も来るかな?・・・京子さん)
ユーノは人知れず物思いに耽るのであった。
ーオマケ 浮雲のマイブームー
並森風紀委員長 雲雀恭弥は海鳴のとある一軒家に立ち寄った。
ピッ ピンポーン!
呼び鈴を鳴らして少し経つと扉が開き中から車椅子に乗ったボブカットの少女 八神はやてが出てきた。
「雲雀さん、いらっしゃい!」
はやては突然やって来た雲雀に嫌な顔一つせずむしろ大歓迎な態度で迎えた。先日ゴロツキから助けられたお礼に夕食を雲雀にご馳走し、気に入ったのか雲雀はよくはやての家に食事を取りに来ていたのだ。
「はやて、はやて♪」
「クピー♪」
「あはは♪ヒバードもロールもいらっしゃいな♪」
雲雀のペットと匣兵器であるヒバードと「雲針ネズミ」のロールもはやてになついており、はやての肩や手のひらに乗りながらじゃれていた。
「・・・・・・」
雲雀はなにも言わずはやての家に入ると居間のソファーに我が物顔で寝そべっていた。
「雲雀さん、今日は何が食べたいですか?」
「・・・別に何でもいいよ」
「もー、そういうのが一番困るんやで」
「ZZZ ZZZ」
「ありゃ寝てもうた。しゃぁないなぁ、雲雀さん和食が好きそうやから今日は煮魚にするかな?」
「ピー、ピー♪」
「クピー♪」
「うん、ロール達にもちゃんとご飯作っとくで♪」
はやては雲雀が来るのがいつも楽しみだった。大抵の人は自分の状態に同情の目やかわいそうな目を向けるが雲雀はそんな目で見ない、自分を甘やかさないだがこうしてたまにだがやって来てヒバードとロールと遊ばせてくれるそんなぶっきらぼうだが優しい態度にはやては何処か惹かれていった。
今年は此処まで、次の投稿は来年になります。皆さん、来年も気が向いたらこんな駄文小説を読んでください。ではよいお年を!