白蘭からの情報を聞いたツナとリボーンはフェイトの真実と管理局が介入する事を獄寺達にした。なのはとユーノには今は目の前のジュエルシード回収とフェイトとの勝負に集中してもらうために話さなかった。フェイトとの勝負に備え今日もなのはと特訓するためにに海浜公園に向かう一同、談笑するツナとなのはとユーノの後ろでリボーンは密かに獄寺達と打ち合わせをしていた。
「いいかお前ら、白蘭からの情報では次になのはとフェイトの勝負に管理局が介入してくる」
「そこで管理局の魔導師と接触して連中に協力を申し込むんだな」
「ですがリボーンさん、管理局がこちらの申し出を断ったら?」
「ま、そんときはその魔導師を締め上げて上司のところまで案内してもらうだけだぞ。炎真達とは打ち合わせは済ませてあるし、後は管理局が来るのを待つだけだ」
なんて物騒な作戦会議をする四人と談笑するツナとなのはにユーノが告げる。
「っ!なのは、ジュエルシードの反応だ、公園の方からだ」
『!?』
ユーノの言葉になのはは気を引き締め、ツナ達も管理局が介入してくるかもと予感し気を引き締めた。海浜公園の一角に到着した一同の前に“巨大な木”が動いていた。
「あれが?」
「うん、あの木にジュエルシードがあるよ」
「・・・」
まだ少し固さが残るなのはの肩にツナがソッと手を置き優しく微笑み。
「大丈夫だよなのはちゃん」
「十代目と特訓してきたんだから大丈夫だ」
「いざとなったら俺らが絶対に助けっからよ」
「極限に頑張ってこい!」
なんの根拠もない励ましだったが今日まで自分の特訓に付き合ってくれたツナ達の励ましは自然となのはの心に自信と勇気が湧いた。
「はい!いってきます!」
その笑顔を見た一同は満足そうに頷いたがリボーンだけは別の方角を見てユーノに指示を出す。
「ユーノ、お前は結界を張っておけ。他にも来たみたいだしな」
リボーンの見ている方向をみるとフェイトとアルフそしてシモンファミリーもやって来た。
「あっ!」
「・・・」
なのはとフェイトはお互い目があったがフェイトは直ぐに目線をジュエルシードを取り込んだ木に向け攻撃を始めた。
「フォトン・ランサー!」
金色の魔力弾を叩きつけ更に攻撃するために飛び上がった。なのはも遅れまいとBJを纏い魔力弾で攻撃する。
「アクセル・シューター!」
桃色の魔力弾を叩きこみ、木の周りを飛びながら攻撃をする。木も同じように巨大になった枝で二人をはたき倒そうとするがスピードに特化したフェイトとツナとの特訓で動体視力が鍛えられたなのはは難なくかわし、お互いの魔力弾を叩きこんだ、木もダメージが蓄積されたのか弱ってきたので二人は砲撃魔法をぶつける。
「ディバイン・バスター!!」
「サンダー・スマッシャー!!」
桃色と金色の砲撃は木を粉砕した。
「ジュエルシード!」
「シリアル7!」
「「封印!!」」
封印されたジュエルシードは地面に落ちた。そして二人はゆっくりと降りてきた。降りてきた二人にそれぞれのファミリーが祝福をする。
「やったねなのはちゃん」
「ま、十代目と特訓したんだから当然だな」
「頑張ったななのは」
「極限によくやったぞ!」
「皆さん、ありがとうございます!」
「もしも無様な姿をさらしたら特訓を3倍にしようと思ってたんだがな」
「にゃっ!勘弁してよリボーンくん!」
同じように炎真達からよくやった!や頑張ったな!と誉められはにかんだ笑顔を見せるフェイトだがなのはと目が合い真剣モードになりジュエルシードの落ちた場所に向かう。そしてなのはもジュエルシードのあるところまで歩きフェイトと向き合う。
「ジュエルシードをあなたに渡すわけにはいかない」
「うん、分かってるよ。だからフェイトちゃん、私ともう一度勝負して、そして私が勝ったら認めて欲しいの。私はフェイトちゃんの力になれるって」
「勝てたらね」
そして後ろにいる人達は・・・・。
「がんばれーなのは!」「負けんなフェイト!」と呑気に二人を応援していた。それぞれの応援団に微妙に恥ずかしいと思いながらも二人は構える。だが・・・。
「ストップだ」
突然の制止の声になのはとフェイトとユーノとアルフは戸惑い、ボンゴレとシモンは来た!とお互い身構える。
するとなのはとフェイトの間に黒いBJをきた黒髪の少年が現れた。
「時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンだ。速やかに戦闘を中止ぐわっ!」
ドゴンっ!
突然少年は地面に横たわった。クロノと名乗る少年が現れてすぐに戦闘モードになった炎真が『大地の重力』で押さえつけたのだ。
「炎真!」
「ここは僕が抑える!皆はフェイトとアルフと一緒に逃げて!」
「でも「行くわよフェイト」アーデルさん!?」
「炎真なら大丈夫だ、ほれアルフもとっととズラカるぞ」
「わっ!コラジュリー!どこ触ってんだよ!」
事前に打ち合わせした通り、フェイトとアルフを逃がすシモンファミリーだが炎真だけは留まった。
「ま、待て!おい君!どうゆうつもりだ!」
「すまないが、俺達の話を聞いてもらいたくてな。」
超モードになったツナと獄寺達がクロノを包囲した。突然の展開になのはとユーノは呆然としていた。
ー???ー
何処かの司令室でライトグリーンの長髪をポニーテールにした20代中盤の女性と茶髪のオペレーターの少女はモニターに映る地面に叩きつけられたクロノとその周りにいる少年達に驚きを隠せなかったが、女性は少女に言う。
「エイミィ、クロノに何が起こったの?」
「え~と・・・クロノくんの周りの重力が10倍になってます!」
「あの赤髪の男の子が原因ね、あの子に魔力反応は?」
「そ、それがあの赤髪の子やその周りの男の子達からは魔力反応が全くありません!それにあの子達の持っているアクセサリーから・・・・・・えっ!ウソ!」
「どうしたの?」
「あの男の子達のアクセサリーからロストロギア反応!しかも全てS+ランクです!」
「なんですって!?」
ーリボーンsideー
「おい、クロノと言ったな?安心しろ、俺達は別にお前をとって食おうってわけじゃねぇ」
「(あ赤ん坊?)じゃぁこの行動はなんだ!?」
「何簡単だ、お前の上官と少し話がしたいだけだ」
「なんだと!どうゆう事だ!何者なんだお前達は!?」
「俺達は“ボンゴレファミリー”だ」
ー???ー
「(“ボンゴレファミリー”ですって!?まさかトゥリニセッテの一角、ボンゴレリングを所有する組織。管理局が干渉してはならないと言われたあの!)」
女性はオペレーターの少女に指示を出す。
ーリボーンsideー
「ボンゴレ?なんの組織だか分からないが「そこまでよクロノ」っ!」
声が聞こえたと思ったら目の前に女性が現れた。
「立体映像か、お前がコイツの上官か?」
「えぇ、そうです、次元航行艦アースラ艦長リンディ・ハラオウンです。まさかボンゴレファミリーとこうして会うことになるとは思いもよりませんでしたわ。貴方は?」
「晴れのアルコバレーノ リボーン」
「(!?アルコバレーノ!)貴方達の目的は?」
「ちょいと話があるだけだ、お前達にとっても悪い話じゃねぇ」
「分かりました、貴方達とそちらのお嬢さんをアースラに案内します」
「かあさいえ艦長!こんな得たいの知れない奴等を」
「その得たいの知れない奴等にピンチにされてる癖によく言うぜ」
挑発する獄寺。
「クロノ、これは命令です。彼等を案内してあげなさい」
「・・・っ!・・・了解っ」
クロノの声を聞き重力を解除する炎真。クロノは炎真を睨み。
「この借りはいずれ返すぞ」
と言われ炎真は冷や汗を流しながらつい目をそらす。
「なぁリボーン、こんな事しなくても良かったんじゃないか?」
超モードを解除したツナが言う。
「これから俺達が行うのは交渉だ。変に舐められないようにしておくのは当然だぞ。それよりもツナ、なのはとユーノへのフォローをしておけ」
なのはとユーノは急展開のオンパレードに呆然としてい
た。
「なのはちゃんは俺達の事を聞いてなんて思うかな?」
「安心しろ、なのははああ見えて強い子だ。例え俺達が何であれ受け入れてくれる」
「うん、そうだね」
なのは達に事情説明の為に離れるツナの背中を見送ったリボーンは炎真の肩に乗り言う。
「炎真、ここが正面場だぞ」
「うん、分かってるよ」
「(必ず管理局の協力を得て見せる。フェイトの為にも)」
炎真は決意を燃やす。
言い訳はしない、リアルが忙しくさらに突然頭に浮かんだ新作の創作に走ったこと、大変申し訳ありません!
次からは、次からは!創作スピードを上げていきます!