なのはの案内で喫茶店“翠屋”に到着したツナ達。
ツナ「ここがなのはちゃんの両親が経営しているお店?(何処かで見たことあるような?)」
なのは「はい!近所でも結構有名なんですよ!」
リボーン「隠れた名店ってヤツだ(昔と変わってねぇな)。」
ユーノ「なのは、それで君の家は何処なの?」
「こっちなの」となのはに案内されながら実は家には剣術道場があること聞きながらツナはなのはに何故あそこにいたのかを聞いたが、なのはは「助けて」と声が聞こえその声の主を探してたら昼間怪我をしていたので動物病院に預けたユーノがいたと言う。ユーノ曰く魔力を持った人が感知できる念話《テレパシー》を発していてそれをなのはが感知したからと言う。
ツナ「此処に来るまでに聞いたけど、魔法なんて実際に見てなかったら信じられなかったよ。」
リボーン「何言ってんだツナ、俺達の周りも似たような能力を持った奴等が結構いるだろ。」
そうだけど、と苦笑い浮かべ呟くツナとどう言うこと?と聞きそうになったなのは&ユーノ、話を変えるように別の話題を出すリボーン。
リボーン「そんな事よりなのは、お前ちゃんと両親に外出する事を伝えておいたのか?何かお前の家らしい所で二人の男が怒った顔で待ち構えているぞ。」
なのは「にゃ!?お父さん!?お兄ちゃん!?」
お父さん若ッ!と叫ぶツナを尻目になのはは父と兄に事情説明(魔法の事と怪物の事は勿論秘密)する為に少し離れる、すると父と兄はなのはに家に入るように言ったようだがなのははツナの方を見て不安そうな顔をするがツナは安心してと言わんばかりの笑みを浮かべそれを確認するとなのはもホッとした笑顔になり家の中へ入っていく、なのはが家の中に入っていくのを確認した父と兄はツナ達の方へ歩いてきたが、突然リボーンが二人とツナの間に入り、二人に向かって口を開く。
リボーン「ちゃおっす、久しぶりだな、士郎、恭也」
士郎・恭也「リ、リボーン(さん)!?」
ツナ「え?」
驚くツナを尻目に士郎と呼ばれた男性はまるで十年来の友人に再会したかのような態度で恭也と呼ばれた青年はひきつった笑顔をした。
士郎「久しぶりだなぁリボーン、元気だったかい?」
リボーン「オレはいつでも元気だぞ士郎、レオンもな。」
リボーンの相棒でもある「形状記憶カメレオン」であるレオンも士郎に向けて会釈する。
恭也「オヒサシブリデスリボーンサン、オゲンキソウデナリヨリデス。」
ツナ(この人、目泳ぎまくりだ!)
リボーン「久しぶりだな恭也、鍛練は怠ってないか?なんならまたオレが鍛えてやろうか?(ニヤリ)」
恭也「い、いえ!大丈夫です!リボーンさんのお手を煩わせる事はありません!!」
必死に大丈夫をアピールする姿にツナは察した、この人もリボーンの被害者なんだ。と
リボーン「ツナ紹介するぞ、高町士郎とその息子の恭也だ。士郎、恭也紹介するぞ、コイツは家光とママンの出来の悪い息子の綱吉通称ツナだ。」
ツナ「出来の悪いは余計だ!」
ツッコムツナに士郎は友好的な態度、恭也は複雑な感じの態度をとる。
士郎「綱吉?そうか!何処かで見たことある子だと思ったら家光の息子さんの綱吉君か、大きくなったなぁ。」
恭也(奈々さんの息子さんか・・・。)
ツナ「あの~、父さんを知ってるんですか?」
士郎「昔の仕事仲間、と言うよりも腐れ縁の方がしっくりくるかなぁ?とりあえず上がりなさい、妻の桃子も君を見たら喜ぶぞ。」
ツナ「は、はい」
恭也「・・・」
高町家のリビングに上がると其処にはユーノの治療をしていた綺麗な女性がいた。
リボーン「高町桃子、なのはのママンだ」
お母さんも若ッッ!とまたもや驚くツナ、自分の母親の奈々も十分若く見えるのに。
桃子「お久しぶりねリボーンさん。」
リボーン「久しぶりだな桃子、相変わらず美人だな」
桃子「うふふ、綱吉君も久しぶりね、最後に来たのは何年も前だから覚えてないと思うけど。」
ツナ「は、はいすみません「コイツの記憶力がダメダメだからな」うるさいよリボーン‼」
和やか雰囲気が漂うがツナはなのはがいないことに気づく。
ツナ「あの桃子さん、なのはちゃんは?」
桃子「なのはは姉の美由紀とお風呂に入り直しているわ、ツナ君でいいかしら?二人共今日はもう遅いし、泊まっていきなさい。」
ツナ「あ、有難うございます。」
リボーン「世話になるぞ」
桃子「じゃ、ツナ君は奈々さんに連絡をいれないとね、あなた」
士郎「分かっているよ、ツナ君寝床は道場でもいいかい。」
ツナ「あぁ、大丈夫です。」
士郎「それじゃツナ君達の布団を敷いてくるよ、恭也手伝ってくれ。」
恭也「あぁ、うん。」
道場に向かう士郎と恭也を尻目に奈々に連絡しようとするがツナは桃子に聞いてみた。
ツナ「あの~、皆さんと父さん達ってどういう関係何ですか?」
桃子「あぁ、私達はね・・・・。」
ツナ「んなーーーーーーーーーー!!!!!母さん達の仲人ーーーーーーー!!!!!」
電話越しにいる奈々から驚愕の事実を聞かされた。
奈々「そうなのよ~、ちなみにお母さんが独身時代に働いていたお店が翠屋なの」
ツナ「んな!?」
奈々「お父さんと出会ったのも翠屋だったの」
ツナ「んな!?」
奈々「プロポーズされたのも翠屋よ」
ツナ「んなーーー!!!」
母から語られた驚愕の事実の連打に遂にフリーズ状態に陥ってしまったツナの変わりに桃子が連絡をやり、並中の方は創立記念日で明日は休みだから高町家に泊まる事が決まった。フリーズしたツナはリボーンの鉄拳で正気に戻ったのは割愛しておく。
お風呂から上がりパジャマに着替えたなのはとその姉美由紀がやって来た。
なのは「ツナさん!」
ツナ「なのはちゃん、今日は此処に泊まる事になったよ。」
なのは「本当ですか!?(パアッ)」
喜ぶなのはを尻目に美由紀はツナに挨拶する。
美由紀「久しぶり綱吉君、なのはのお姉ちゃんの美由紀でーす、昔一緒に遊んだんだよ。」
ツナ「え?そうだったの!?」
リボーン「久しぶりだな、美由紀」
美由紀「あ、リボーンくん久しぶり!相変わらずプリティーだねぇ。」
リボーンを抱き上げる美由紀、「マフィアモテモテ」と言わんばかりの態度のリボーンであった。布団が敷き終わった士郎と恭也もリビングに戻ってくる。
士郎「ツナ君、リボーン、布団は敷いておいたから今日は道場で寝るといいよ。」
ツナ「有難うございます。」
リボーン「サンキュー」
道場に向かうツナになのはが引き留めて耳打ちをする
なのは「ツナさん、私明日学校だから今日の事については・・・。」
ツナ「うん、学校から帰ってきてからだね。」
なのは「はい!じゃおやすみなさ~い。」
ユーノを連れて自室に戻っていくなのは。ツナは道場に向かい、既にお眠状態のリボーンの隣に敷かれた布団に入る、リボーンは暢気でいいなと思いながら眠りにつくツナ。だがリボーンは眠る直前まであることを考えていた。
リボーン(なのはのあの姿と杖、そしてあの魔方陣、まさかユーノは「あの組織」の者か?それともあの怪物は「あの組織」が関係してるのか?だとしたら面倒な事になるな、「あの組織」が「管理局」が関わってくるとなると面倒な事にな・・・る・・・ぞ・・・スピー。)
なのははあまり眠れなかった。ユーノは疲れが出たのかとっくに夢の中だが、なのははツナの事を考えると眠れなかった、眠ろうと目を閉じると戦ってたときの姿といつもの優しい笑顔がフラッシュバックして中々寝つけなかった。
なのは「あうぅぅ~、私どうしちゃったんだろう?」
これが人生初めての『恋』だということになのはは気付かない。
そしてなのはは知らない今日この日、後に自身の終生の親友になる二人の少女も自分の運命に大きく関わる少年との出逢いを果たしていることを。
その出逢いはお互いを「引き寄せ」。
???「君は?」
???「それをわたしに渡したください。」
少女達の運命を大きく変える、そうーーーそれはまるで
???「私の身体の事、気にしないん?」
???「興味ないな」
「浮雲」のようにーーーーーー。
なのは編はこれで終わり、次は雷光と大地が出会います。