かてきょーリリカルREBORN   作:BREAKERZ

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久しぶりに更新します。


浮雲VS大空

ークロノsideー

 

ツナ達が交戦に入っている時、次元航行艦アースラにいるクロノ達にマンションから出たリンディから連絡を受けていた。

 

《えぇ、フェイトさんとアルフから連絡が合ったの》

 

「確認できました! “封絶型の捕獲結界”!」

 

エイミィがモニターに映すと、四角推の形を結界が海鳴のビル街の一角をおおっていた。

 

「ん、あれは・・・・・・綱吉??」

 

「えっ?」

 

クロノがモニターに映る結界の一角を指差し、エイミィがソコをズームアップさせると、結界内の空を飛ぶ“オレンジ色の炎”を両手から放出している超ツナと、結界の空を覆う“紫色の雲”に乗る学ランを羽織った少年<雲雀恭弥>と交戦している姿が映し出された。

 

 

 

ー雲雀VSツナー

 

並森中学風紀委員長 雲雀恭弥をどういう人間かと言うと『唯我独尊』。

誰とも群れず、誰ともつるまず、馴れ合うのが大嫌いな性格であるが、自分の母校と地元の並森を心から愛しており、母校と並森に害となるモノや群れる奴らを仕込みトンファーで叩きのめし、強者と戦い噛み殺すのが大好きな戦闘狂であり、『並森中“最強”の風紀委員長』にして『並森中“最凶”の不良』。

およそ社会適合性が全く無いと言っても良いが、雲雀には謎のカリスマ性と風紀委員の組織力を持って並森を裏から牛耳る“ギャング”的存在にまで成長させた。

 

そんな雲雀が出会ったのが“沢田綱吉”、最初は記憶にも残らない“存在”であったが、“強いのか弱い”のか良く分からない“小動物”だった。しかし“六道骸”、“XANXAS”、“白蘭”と言った強者達と戦い力を付けていった。

雲雀は待っていた、ツナが雲雀の“獲物”となる時を。

 

ガキン! ガキン! ガキン! ガキン! ガキン!!

 

空を飛翔する超ツナと“雲針ネズミverXのロール”の特性、“増殖”により生まれた針がついた紫色の雲を足場にした雲雀と接近戦を繰り広げた。

 

「雲雀、何故俺達が戦わないといけないんだ!?」

 

「“小動物”、僕はこの時を待っていたよ。」

 

「何・・・!?」

 

「君とこうして、戦える時をね・・・!」

 

口元に好戦的な笑みを浮かべる雲雀のトンファーがツナに迫るが、ツナはグローブの甲で防御する。

 

 

ーリボーンsideー

 

その頃リボーンは睨み合う炎真とシャマル、捕縛されたなのはとフェイトとアルフを尻目に形状記憶カメレオンのレオンを双眼鏡に変化させてツナと雲雀の戦いを眺めていた。

 

「フムフム・・・雲雀のヤツ“虹の代理戦争”での傷も完治したようだが。やはり入院していて少し鈍っているな、前より動きに僅かな鈍さがあるな・・・」

 

「ちょっとリボーン君!」

 

「観戦してる場合じゃないだろうが!」

 

「あの人<雲雀>ってツナ達の仲間なんでしょう? 止めなくて良いの?」

 

「まぁ確かに雲雀は“一応”守護者ではあるが、雲雀自身は気まぐれで味方になったり敵になったりするヤツだからな」

 

なのはとフェイトとアルフが暢気なリボーンにツッコムが、リボーンはどこ吹く風な態度を崩さなかった。

 

「敵になったりする人がツナさんの守護者なんですか!?」

 

「初代ボンゴレⅠ世<プリーモ>の守護者は多彩な人選だった。“貴族”、“異国人”、“領主”、“諜報員”、“聖職者”と初代は気に入ったヤツなら、どんなヤツでも守護者にしたらしいからな。雲雀みたいな“本気でツナを潰しに掛かってくれるヤツ”も必要なんだよ」

 

「「「えぇぇ~~~・・・」」」

 

リボーンの説明に“馴れ合い大好き”のなのは達は、何とも言えない顔になる。

 

「『ラケーテンハンマー』!!」

 

「『紫電一閃』!!」

 

ドカァァァン! ズガアアアン!

 

『っ!?』

 

炎真とシャマル、なのは達が突然の声と音がした方に目を向けると、街路樹に激突し倒れる獄寺と、ビルの壁に叩き付けられ、刀身がボロボロになった“刀”を落とした山本が目に映った!

 

「獄寺さん!」

 

「山本!」

 

「嘘だろ?! あの二人が!」

 

「(やはり“今の装備”で戦える奴らじゃ無かったか・・・)」

 

「く、くそっ・・・!」

 

「へへへ、強ぇなぁ・・・」

 

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・たくっ、手こずらせやがって・・・!」

 

「見事な、腕前だったが・・・“武器”に、恵まれなかったな・・・山本武・・・!」

 

辛くも勝利したと見てとれる程に疲弊し、ハンマー<グラーフアイゼン>から薬莢を射出させるヴィータと、長剣<レヴァンティン>から薬莢を射出させたシグナムが、肩で息をしながらシャマルと合流すると、今度はザフィーラがやって来た。

 

「こっちも、何とか終わらせてきたぞ・・・」

 

ザフィーラも戻ってきたが、身体の至るところに殴られた後であろう痣があり、了平との戦いが如何に熾烈だったのかが伺える。

 

「まさか・・・笹川先輩まで・・・!?」

 

驚く炎真となのは達を警戒しながらシグナム達は念話で会話する。

 

「《ザフィーラ、あの拳闘士はどうした?》」

 

「《近くで寝ている、正直あと少し戦っていたらこっちがやられていた・・・!》」

 

了平と互角の肉弾戦を繰り広げていたザフィーラは“永い年月”を戦い抜いてきたザフィーラの“経験”で『マキシマムキャノン』や『マキシマムイングラム』をいなしたりかわしたりして、隙を付いて気絶させてきた。

 

「《こっちも同じだ・・・それにどうやら今度はこの男<炎真>が相手のようだ》」

 

「《仕方ねぇなシャマル、コイツ<炎真>はアタシ達が相手するから蒐集は任せるぜ・・・!》」

 

「《ザフィーラはあの妙な赤ん坊を頼む!!》」

 

“何かの魔道書”を取り出したシグナムは“魔道書”をシャマルに預けてシグナムとヴィータが炎真と交戦を始め、ザフィーラは狼の姿に変身し、リボーンに襲い掛かる!

 

 

ー雲雀VSツナー

 

「くっ・・・! ナッツ!」

 

「ガゥッ!」

 

このままでは埒があかないと踏んだツナは“天空ライオンverX”のナッツを呼び出す。

 

「Gaaaaaaoooooッ!!」

 

ナッツの雄叫びで紫色の雲を“大空”の特性“調和”によりコンクリートとなり足場を崩した。

 

「フッ・・・!」

 

雲雀は焦ることなく更に足場の雲を作ると、ツナの腕に向けて“何か”を投げつけ、それがツナの両腕を拘束した。

 

ガシャンッ!

 

「これは、“アラウディの手錠”!?」

 

本来“形態変化<カンビオ・フォルマ>”しなければ現れない雲雀の武器がツナを拘束する。

 

「ロール・・・」

 

「キュアッ!」

 

雲雀が呼ぶと“増殖体のロール”が次々と手錠へ変化させツナの腕に嵌めると次々と手錠が“増殖”し、ツナの身体を拘束する。

 

「そうか、“本体のロール”ではなく“増殖体のロール”を形態変化<カンビオ・フォルマ>させる事で、手錠を作っていたのか!?」

 

「これで動けないね、小動物・・・」

 

ビルの屋上に手錠で出来た拘束具でがんじがらめされたツナを投げ捨て、トドメを刺そうとする雲雀だが。突如、ビルの下に目を向ける。

 

 

 

ー炎真VSシグナム&ヴィーター

 

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・!!」

 

「ゼェ、ゼェ、ゼェ、ゼェ、ゼェ・・・・・・!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

炎真と交戦していたシグナムとヴィータだが、思いの外炎真は手強く、獄寺や山本との戦闘で疲弊した事もあり、呼吸が荒くなっていた、炎真そんな二人を平然と見据えていた。

 

「クッソッ!! アイゼン! カートリッジロード!」

 

「レヴァンティン! カートリッジロード!」

 

[[了解]]

 

ヴィータとシグナムのそれぞれのデバイスから薬莢が射出され、ヴィータのグラーフアイゼンが棘付きハンマーを、シグナムの長剣のレヴァンティンの刃に紫色の光を纏う!

 

「ラケーテン、ハンマーーーーーーーッ!」

 

「紫電一閃ッ!」

 

それぞれの得物を構えて、炎真に迫るが。

 

「『大地の重力』・・・!!」

 

ズガンッッ!!

 

「ぐあああああああああああッッ!!」

 

「おおおおおおおおおおおおッッ!!」

 

大地の死ぬ気の炎の特性“重力操作”により、地面に叩きつけられ、身動きが取れなくなり、更に重力に押し潰される。

 

「(ど、どうなってンだよ!?)」

 

「(重力を操っているのか!?)」

 

「君達の目的は何なのかは、ベッドの上で教えてもらうよ・・・!」

 

まるでツナ達と敵対していた時のような冷徹な目でシグナムとヴィータを見据える炎真。

 

 

 

ーリボーンVSザフィーラー

 

「ほ~ほ~、炎真のヤツも少しは腕を上げたな・・・」

 

「グァウッ!!」

 

狼形態のザフィーラが爪と牙を出してリボーンに襲い掛かるが、リボーンはヒラリヒラリと難なくかわす。

 

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ・・・」

 

「なかなか、久しぶりの実戦で気分が乗るな♪」

 

「(何なのだこの赤子は!? 先程の拳闘士との戦闘で体力が削れているのを差し引いても・・・俺が万全の状態でも勝てるかわからん。とんでもない強者だ・・・!)」

 

ザフィーラ自身、まだまだリボーンは実力の半分も出していない事を見抜いており、内心かなり焦っていた。

 

「そろそろ管理局も動くぞ、名残惜しいがさっさと終わらせるか・・・」

 

リボーンは形状記憶カメレオンのレオンを拳銃の姿に変えて構える。

 

「ヴォンッ!!」

 

ザフィーラが飛びかかるが、リボーンはスライディング気味にザフィーラの下に滑り込み。

 

「『カオスショット』・・・!」

 

ダン! ダン! ダン! ダン!

 

黄色のオーラを纏った弾丸をザフィーラの腹部に撃ち込む!

 

「グガフっ!!」

 

防御力に優れたザフィーラだが威力を防ぎきれずダメージを受けた。

 

「グッ・・・ガフっ・・・!!」

 

 

 

 

ー炎真sideー

 

ゾクッ!

 

「っ!?」

 

炎真は殺気を感じて後ろに下がると、さっきまでいた地点に“球針体”となったロールが突撃してきた!

 

「くっ!?」

 

次々と襲い来るロールから避けると、“重力操作”を解いてしまった。

 

「しまった!? ぐあっ!」

 

シグナムとヴィータに目を向けてしまい一瞬の隙が生まれ、“球針体”に押し潰された。

 

「い、今のは・・・!」

 

「ロール・・・って事は雲雀のヤロウが・・・?」

 

シグナムとヴィータが上を見ると、雲雀が此方を見下ろした。

 

「シグナム・・・!」

 

「あぁ、ザフィーラの救援に向かうぞ・・・!」

 

 

ーリボーンsideー

 

「おっと・・・!」

 

ザフィーラに銃口を向けるリボーンにヴィータとシグナムの得物が襲うが、間一髪でかわした。

 

「一対一の戦いに割り込んで済まないが・・・!」

 

「今度はアタシらが相手だ!」

 

「コイツはちょいとやべぇな・・・」

 

基本的にフェミニストのリボーンにとってシグナムとヴィータの相手をするのは少し分が悪かった。

 

 

ーシャマルsideー

 

「“闇の書”・・・蒐集開始・・・!」

 

「うあっ・・・!」

 

「あぁっ・・・!」

 

シャマルの持つ“魔導書”が不気味なオーラを放つと、なのはとフェイトの胸元から“桃色の光”と“黄色の光”が漏れだし、“魔導書”に吸収される!?

 

「あ・・・あぁ・・・!」

 

「あぁ・・・!」

 

二人の胸元からそれぞれの魔力光の“リンカーコア”が現れた。

 

「なのは! フェイト!!」

 

「「あぁーーーーーーーーッッ!!」」

 

二人が悲痛の叫びをシャマルは申し訳無さそうに俯きながらボソッと呟いた。

 

「・・・・・・ごめんなさい・・・!」

 

 

 

ーツナsideー

 

「「あぁーーーーーーーーッッ!!」」

 

「フェイト・・・なのは・・・!」

 

なのはとフェイトの悲痛の叫びを聴いて、ツナは額の炎を強く灯した!

 

ギチギチギチギチギチギチッ!!

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!」

 

雄叫びを上げるツナと呼応するかのように炎が力強く燃え上がり。

 

ガシャーーーーーーンンッッ!!

 

「わお♪」

 

ロールの拘束具を破壊したツナに雲雀は感嘆の声を上げる。

 

「くっ・・・!」

 

「逃がさないよ、小動物・・・!」

 

ツナはなのは達の方へ向かおうとするが、雲雀が立ち塞がる!

 

「退けーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

 

「っっ!!??」

 

ドオオオオオンンッ!!

 

ツナの拳が雲雀を殴り、向かい側のビルのまで飛ばした。飛ばされた雲雀は窓を突き破り、フロアにあった机や椅子、書類などを巻き添えにして転がり込んだ。

 

「・・・・・・“オペレーションX<イクス>”っ!」

 

[了解しましたボス、“X BURNER<イクスバーナー>” 発射シークエンスを開始します]

 

ツナの耳に着けたヘッドフォンから声が響き、ツナの瞳に付けられたコンタクトディスプレイに、左右の手の炎出力が表示された。

 

「・・・・・・・・・」

 

ツナは左手の炎を後方へ噴射し、“支え”を作る。

 

 

ーリボーンsideー

 

ツナの炎の光は地上で戦っていたリボーン達にも届き、全員がツナの方に視線を集める!

 

「ツナのヤツ・・・“アレ”をやるつもりか・・・!」

 

「な、なんだよアレ!?」

 

「“砲撃魔法”の類いか?! しかも、空中で“支え”を作っただと・・・!」

 

「それほどの威力だと言うのか?! シャマル!」

 

「もう少し待って! もうすぐ終わるから・・・!」

 

「『大地の拳<プーニヨ・テッラ>』っ!」

 

ロール増殖体に押し潰されていた炎真が“重力球を纏った拳”で増殖体を圧解し出てきた。

 

「フェイトから・・・離れろっ!!」

 

「キャッ!」

 

重力操作による斥力でシャマルをフェイト達から引き剥がす。

 

「炎真っ!」

 

「わかった! アルフ、なのはちゃんを頼む! 『大地の重力』!!」

 

リボーンは空かさず炎真の肩に乗り、炎真は“重力球”を作り出して獄寺達を回収し、フェイトを炎真が、なのはをアルフが抱き抱えて離脱した。

 

 

 

ーツナsideー

 

[ゲージシンメトリー、発射スタンバイ]

 

炎真が皆を連れて離脱するのと同時に、ヘッドフォンから発射準備完了がツナに届いた。

 

「くらえ、『XBURNER AIR<イクスバーナー エア>』っ!!」

 

ツナの右手から高純度の大空の死ぬ気の炎が発射された。

 

 

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンッッッッ!!!!

 

 

シグナム達が居た地点に、オレンジの炎が包み“封絶結界”が内側から溢れる炎エネルギーで破壊された!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




『大地の拳<プーニヨ・テッラ>』
重力球を拳に纏わせ、殴った瞬間に敵をブラックホールのような重力の渦で圧解する技。他にも引力を応用して敵を引き寄せたり、斥力を応用して殴った敵を更に遠くに殴り飛ばす事が出来る。
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