〜博麗神社〜
桜「異世界だって…信じられない」
霊夢「悪いけど、これは信じてもらわないと困るのよ。こっちの世界にも…あなたの世界にも…」
~博麗神社境内~
桜「少し…信じ難いことですが…しょうがないですね。それで霊夢さん、ここは主にどういう世界なのでしょうか?」
桜の疑問に霊夢は少し戸惑った様子で次のようなことを話した。
霊夢「まず第一にこの世界ではあらゆる常識は通用しないわ…だから現代の人間が迷い込んでしまうのよ。それと、今現在新しい異変が起きようとしていると噂があるのよ。あなたの実力はどの位かは後にしておいて…ある程度強かったら異変解決に向かってもらうわ。今の所はこんな感じかな…」
霊夢が話している間も桜は現代で過ごしていた頃を思い出しながら聞いていた。そしてふっと何かを思い出したように霊夢に問いかけたのだ。
桜「そうだ。霊夢さん、俺と同じくらいの背丈の少年を見ませんでしたか?」
桜は少し大きな声を出しながら霊夢に聞いてみた。
霊夢「えっ…そんな少年は見なかったけど…でも待って、確か紫が現代から迷い込んできたのは2人いる…もしくはそれ以上かも…と言っていたかも…桜、その少年はどんな人なの?」
桜「あいつは…夜桜って言います。昔は優しい性格でしたが、今は自分が強い人間じゃないといけないような性格に変わってしまったのです。」
霊夢「なるほどね…暴走が発生する恐れがあると言ったとこかしらね。」
霊夢のその発言は桜にとってもとても心に染みる様なものだった…
桜「よくわかりましたね…あいつが暴走状態になるかも知れないと…」
霊夢「伊達に博麗の巫女はやってないわよ。私の勘は結構な確率で当たるのよ。」
桜「そうでしたか…今更なのですが紫さんは?」
霊夢「ああ、紫なら帰っていったわよ。『あとは任せたわよ! 』何て言っていたけれど…」
桜「あはは…紫さんらしいですね。」
霊夢「ああ…それともう一つ重要なことを忘れていたわ。幻想郷に来た人は皆何かしらの能力が存在するのよ。例えば、私なら『空を飛ぶ程度の能力』何だけどね…」
桜「ああ、それなら問題ないです。だって俺、もう能力持っていますし…」
霊夢「…は?…」
桜「ですから、俺はもう能力を持っているって言ったんですけど…霊夢さん?」
霊夢「ど、どういう事よ!ただの人間が博麗の加護を受ける前に能力を持っているなんて…」
霊夢の言ったとおり、ここの幻想郷は博麗の加護を受けないと能力を持てないシステムになっている。だから博麗の加護を受けていない桜が能力を持てるわけが無いのだ。
桜「俺もわからないんですけどね…いつの間にか能力が備わっちゃったみたいなんですよ。」
霊夢「そ、その能力って…」
霊夢が早く聞きたいように桜に迫ってきた。
桜「霊夢さん…近いです。能力の事…何ですけど…少し分かりずらい能力なんですよね。」
霊夢「言ってみて…現在ある幻想郷の能力は全部知ってるから…」
桜「しょうがないですね…では、改めて俺の能力は『生と死を操れる程度の能力』です。」
霊夢はそんな能力聞いたことが無かった…
〜魔界〜
夜桜「えっと…どうしてこうなったのかな?」
……To be continued
どうも、咲みょんです。遂に桜くんの能力がわかりましたね。具体的にどういう能力なのかは次回にするとして…
小説の文章が見ずらいという自己判断により文と文の間に一行挟むような形を取らせていただきました。
では、次回をお楽しみに。