幻想入りシリーズ1:2人の剣士が幻想入り?   作:芳香サクト

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第二章:出会い
さて…あの馬鹿にでもあってくるか…


~白玉楼~

 

妖夢「幽々子様、師匠。おはようございます。」

 

夜桜「ああ、妖夢か…おはよう」

 

幽々子「おはよう2人とも。所で夜桜君、ここには慣れた?」

 

夜桜「ええ、おかげさまで」

 

妖夢「そうだ、幽々子様、今日あたりに霊夢さんががこちらにお伺いするといわれていますがどうしましょう?」

 

幽々子「うーん、私は賛成だけど貴方はどう思う?夜桜君?」

 

夜桜「そう…ですね僕もいいかと思います。その霊夢さんっていう人にも会ってみたいですし。」

 

妖夢「かしこまりました。そういえばこんな噂を里の人から聞いたんですが…」

 

幽々子「噂?それはいったいどんな噂なのかしら?」

 

妖夢「何でも最近、博麗神社に入り浸っている男がいるとのことです。私もその話を聞いて少し興味がわいて数日前に博麗神社に行ったんですよ。そしたら師匠のような人がいたのですよ。」

 

夜桜「えっ?僕は一回もその博麗神社に行ったことがないのだけれども…」

 

幽々子「これは…何かありそうね。そう思わないかしら、妖夢」

 

妖夢「ええ、しかもその人は霊夢さんや魔理沙さんと仲がよくおまけに師匠の持っている剣までも所持しているとのことです。」

 

 ここで、夜桜は閃いた。

自分と同じ容姿、博麗神社、夜桜の持っている剣までも所持しているという事は…

 

夜桜「ああ、分かった。そいつが誰なのか。」

 

幽々子「分かったの?今の妖夢のヒントだけで?」

 

夜桜「はい、幽々子さん。そいつは僕の偽物なんかじゃない。正真正銘の人間です。」

 

妖夢「で、でも師匠の持っている剣は幻想郷には存在しない剣です。それを持っている人間が複数体存在するなんて…」

 

幽々子「ま、そういうことだろうね。しっかし、紫は何をしているのかしらこんな人間を巻き込んで…」

 

 一方その頃白玉楼に出発しようとしていた3人は~

 

~博麗神社~

 

霊夢「さて、行くわよ。白玉楼までは一瞬だからしっかりと魔理沙の箒に捕まっているのよ。落ちたら死ぬからね。」

 

桜「しれっと、怖いことを言わないでくれよ。」

 

魔理沙「ま、落ちたら私がなんとかしてやるから…な」

 

桜「そこんとこ、頼むぜ。よっしゃ行こうぜ霊夢。」

 

霊夢「ええ、行くよ。置いて行かれない様にね。」

 

 そういうと、霊夢は空に飛びあがって先に行ってしまった。

 

桜「あいつ…先に行きやがって…まあいいか、俺らも行くか魔理沙」

 

魔理沙「ああ!」

 

 桜と魔理沙も霊夢の後を追いかけてスピードを上げた。

 

 

 同時刻の白玉楼

 

妖夢「ええっ、師匠って外の世界から来たんですか?」

 

夜桜「うん、そうだよ。気づかなかったの?」

 

妖夢「はい、てっきり里の道場の人間かと思って…」

 

夜桜「幽々子さんは気づいていたみたいだけど…何で言わなかったんだ?」

 

幽々子「それわね…内緒よ。」

 

夜桜「ふーん、まあいいか。それで霊夢さんはいつ来るの?」

 

妖夢「は、はい。もうじき来るはずなんですけど…」

 

 その時、白玉楼の庭園から誰か来るような気がするのを夜桜は感じた。

 

夜桜「あの人は…?」

 

妖夢「はい、あの人が霊夢さんです。」

 

霊夢「全く…ここも変わってないわね。ま、一部だけ変わったような気がするけど…」

 

妖夢「こんにちは、霊夢さん。今日は一体どのような用事でここに?」

 

霊夢「さあ?」

 

妖夢「はい?どういう意味ですか?」

 

霊夢「どういう意味もくそもないわよ。私は、道案内したついでにお茶でもしていこうと思っただけよ。」

 

妖夢「じゃあ、これから誰か来るんですか?」

 

霊夢「ええ、そうよ。ここに用事があったのはその人よ。」

 

 妖夢が空を見上げていると誰かが妖夢の頭に降ってきた。

 

妖夢「えっ?」

 

 ズドンと大きな音が鳴って妖夢はその降ってきた人の下敷きになった。

 

桜「いってえ、おい魔理沙てめぇスピード上げすぎなんだよ。乗ってる俺の事も考えろよ。」

 

魔理沙「いやぁ、悪い悪いあまりにも霊夢のスピードが速くてさ追いつけなかったんだよ。」

 

桜「謝っているつもりがあるならそれらしくしろよな。って…えっ?」

 

 桜は自分の下を見た。

そして、自分の下に銀髪の女の子がいるという事実を知った。

 

桜「えええ…どうしてこうなっているの?だ、大丈夫?」

 

 桜はパニックになりながらもどうにか冷静を保つことができた。

 

妖夢「大丈夫ですよ。少しびっくりしただけです。」

 

桜「それはよかった。まさか降ってきたところに女の子がいるなんて思ってなかったから。」

 

妖夢「それは、同感です。まさか自分の立っていたところに男の人がいるなんて思ってもみなかったですよ。」

 

 桜は妖夢を起き上がらせてからこう言った。

 

桜「それは、そうとさ…お嬢さんこの前、博麗神社で盗み見ていたでしょ?」

 

妖夢「えっ、どうしてそれを?」

 

桜「やっぱりそうか…実は気づいていたんだよね。君の事」

 

妖夢「そうですか…なら、すみませんが、お聞きしたいことがあるのですがよろしいでしょうか?」

 

桜「ああ、いいよ。答えられる範囲でね。」

 

妖夢「では、短刀直入に…『貴方は外の世界から来たんですか?』」

 

 妖夢の質問は一歩先の事を言ったようだったが、桜は少しため息をついて妖夢に近づいた。

 

そして桜は獲物を見つけるような目をして言った。

 

桜?「はぁ~、それ、誰に聞いたの?俺も霊夢も一言も『俺が外の世界からきている。』なんて言っていないけれど…」

 

 その答えに妖夢はしてやられたと感じた。

そしてこの男から邪悪な感覚を覚え、立ち去ろうとした。

しかし、桜が先回りしたのか妖夢の前にいた。

 

桜?「おい、逃げんなよ。まだ、していない質問とかあるだろ?」

 

妖夢「も、もういいです。それでは…」

 

 妖夢が再度立ち去ろうとした。

しかし、またも桜に先回りされてしまった。

 

桜?「おいおい、こっちはあんたの答えたれる質問を答えようとしているのに…不憫な奴だな。」

 

妖夢「た、助けてくださぁい師匠ー」

 

 もう、耐えきれないと思ったのか、妖夢は師匠の夜桜の方に全力でダッシュした。

 

桜「やれやれ、んで、ここが白玉楼なのか…」

 

魔理沙「なんだ?今更気づいたのか?」

 

桜「わっ、魔理沙いたのか…どの辺からいた?」

 

魔理沙「うーんと、桜が妖夢の上に落ちたときからかな」

 

桜「最初からじゃねーか。そもそも誰のせいであんな酷い目に合わなきゃならならないんだよ。」

 

魔理沙「改めてすまねぇな。それよりもお前がここに何かあるって言ったんだろ?じゃあ、行ってみようぜ。」

 

桜「ああ…分かった。」

 

 桜と魔理沙が屋敷に向かって歩いているころ、妖夢は…

 

妖夢「師匠ー助けてくださいぃー」

 

夜桜「どうしたよ。そんなに慌てて。」

 

妖夢「何か変な男が上空から降ってきて、しかもその人は私が博麗神社盗み見ていたことを知っていたようなので『外の世界から来たんですか?』っていったらその人は『誰も、俺が外の世界から来たなんて言ってないけど…』って答えたんですよ~。しかも私を意地悪そうに見ていたんですよ。」

 

夜桜「へぇ~、その男はどこにいるの?」

 

妖夢「今の私からだいたい2㎞くらい離れたところでしょうか?それにしても、変な人だったな二度と会いたくないけど…」

 

夜桜「まぁ~それは無理だろうなぁ~、霊夢さんにその人が大事なお客様って言われたからねぇ~」

 

夜桜はにこにことまるでこの事を予想していたような表情をしていた。それを見た妖夢は気になったのか聞いた。

 

妖夢「師匠、やけに笑顔ですね。何かいいことでもあったんですか?」

 

夜桜「まあね、それよりもおでましのようだぜ。」

 

妖夢「あ、あの師匠。」

 

夜桜「うん?どしたよ。…ああ、なんとなく分かったよ。僕は構わないから隠れていいよ。」

 

妖夢「あれ?私、まだ何も言ってないですよね?」

 

夜桜「うん。妖夢は何も言っていないよ。僕が勝手にそう思っただけだから。」

 

妖夢「そうですか…」

 

 そういうと妖夢はタンスの中に隠れた。

 

その光景を見終えた後、夜桜は表情を最初にあった時の表情になって呟いた。

 

夜桜「さて…あの馬鹿にでもあってくるか…」

 

 何か嫌な予感がする妖夢なのでした。

 

……To be continued




ども、咲くみょんです。投稿が少し遅れて申し訳ありません。別の小説では話したんですけど僕自身、骨折してしまいましてなかなか書くスピードが落ちまして、まあ気分の問題でもあるんですけど…
 というわけでこれからもマイペースで投稿させていただきますがそこのところよろしくお願いします。
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