インフィニット/ストラトス 《GOLDBURN》   作:ビブロス

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霧島の影響ー最近ラブコメってるスケキヨマスクマンー

「というわけで卯都木講師の模擬戦だったが、あれの攻撃は規格外なのであまり気にするな、だが動きだけはISの性能を100%引き出せば可能なものだ、精進しろ」

 

「「はいっ!!」」

 

全身傷だらけの俺を放置してチーちゃんはさっさと話を進める、冷酷ないけない女教師である。いつか絶対薄い本にしてやる。ギリギリと歯ぎしりを立てる俺の横でセッシーは心配そうな顔で覗き込んでいた。

 

「き、霧島さん大丈夫ですの?」

 

「大丈夫だよセッシー、俺は頑丈だからね!」

 

「いや、手足吹っ飛んでましたわ、今さらですけど霧島さんのGOB‥‥‥でしたか、壊れ安くないですか?」

 

「まあ、あの機体自体がまともじゃなくてね、シールドで覆える範囲が身体部分くらいでさ、他の部分は普通のチタンとカーボンで寄り合わせた装甲だけなのよね、だから機体の中心以外はそうとう脆いよ」

 

「そんなので戦ってましたのね‥‥‥、何だか負けた私が馬鹿みたいですわ‥‥‥、え、でも機体中心ってあなたの身体の大きさよりも小さいのではないですか?」

 

「あー、それね、全身義体(フルドール)って機能のせいだから気にしなくて良いよ、ほらセッシー専用機持ちは一般生徒に教えるらしいってこの前言ってたから行った行った」

 

訝しそうにするセッシーの背中を押すが、答えてください!と彼女は俺に主張する。しかし、あまり知らなくても良いことなので無視して送り出す。不服な顔でセッシーは生徒達の中へ混ざっていった。

 

求婚し、婚約者になってもらったと言っても、結局、俺はどこまで本気なのかわからない。同い年の生徒の中で笑う彼女を見てると、13も年下の女性に何をやっているのだろう?と思う。彼女には一夏みたいな同年代の男の子が似合うのではないだろうか?いや、絶対似合うはずだ。

 

良く考えなくても俺と彼女が普通の格好で歩いているのを他人が見れば『叔父と姪』もしくは『援助交際』と認識されるだろう。最近やたらと優しい対応をされるようになったせいか、冷静に考えてしまう。″このままで良いのかと″。

 

「霧島さーん!あなたもやるんですのよー!早く来てくださいましー!」

 

ぴょんぴょん跳ねながら俺を呼ぶセッシー。バルンバルン揺れる胸。

 

可愛い過ぎるのでどうでも良くなった、セッシー万歳。

 

 

 

 

 

「今日は歩行の練習だ、専用機持ちは先日言ったとおり他の生徒を教えてやれ」

 

チーちゃんの指示により1、2組の生徒は教えてもらいたい専用機持ちの所に集まることとなった。専用機持ちは全部で5人、一夏、俺、セッシー、鈴ちゃん、そして″シャルル君″だ。模擬戦で俺をボコボコにしてくれた摩耶ちゃんはチーちゃんに連れてかれて説教くらってた。兄妹共々チーちゃんに怒られっぱなしである、ざまーみろ。

 

そんなわけで女子達は均等に俺達5人に別れるはず、だったのだが‥‥‥。まあ、俺の所には0人という最もな結果であった。後で覚えてろよお前ら。

 

なので一人でのんびり新しい装備の確認でもしよう、予備をかなり頼んでおいて良かった。組み上げ用のパーツも実はグラウンドに持ってきてもらってる、絶対派手にやられると思ったからである。

 

情けない予想が当たったことにショックを受けつつ、GOBを別展開。目の前でゴシャぁ!とGOBの胴体とテールコンテナが転がる。無惨な姿だった。

 

工具を使い接続部分に残ってる部品をポコポコ外し、ユニット化されたパーツを接続していく。新しいパーツだが、AIによる自動調整で俺の感覚に合わせてくれる、多分。結局AIの自動調整をほとんど切ってマニュアルで補填しているのが現状。

 

AIの調整をかんちゃんに頼みたいが、何だか最近ずっと白式の方ばっかりなので頼む隙がないのだ。何だか自分の自作ISのことなんて完全に忘れてる様だった。

 

ふと、視線をかんちゃんの教室の方に向ける。かんちゃんが望遠鏡で一夏を眺めているのが見えた。一夏が挙動する度に手元のPDAに何かを打ち込んでいる。おいおい、授業に集中しなさい‥‥‥、良いか、しなくても。頭良いし。

 

「どうしたのー?きりきりー?」

 

「ん?お?君はのほほんちゃんじゃないか」

 

布仏本音。通称のほほんさんと呼ばれるうちのクラスメイト。ほんわかしており、正直何を考えてるかさっぱりわからず、いつもダボダボの袖を振り回している。そしてそのダボダボの制服の内に立派な物をお持ちのご婦人である。レッツ美乳!というよりだらしないおっぱい、ドすけべ系のボディー。

 

そ、れ、が!俺の前に居た。レッツ!ドすけべ!微妙にキャラ被ってるので全然話したことないけど。

 

「どしたのかな?」

 

「きりきりに教えてもらいたいなーって、‥‥‥ダメ?」

 

「一夏のところ行ったけど人が多いからめんどくさくてこっち来た?」

 

「ちがうよー、きりきりが可哀想だから来たんだよー?」

 

「セクハラするぞおらぁ!」

 

「んー、前のきりきりならセクハラしてきそうなんだけど、今のきりきりは私にはセクハラしそうにないんだよねー」

 

「‥‥‥なんで?」

 

「なんか、忠義の塊のような騎士!とか、忠実なる犬!みたいな感じがするんだよ、きりきりから」

 

不思議だよねー?とのほほんちゃんは俺を見上げて来る。そんなに俺が誰かになついてるように見えるのだろうか?まあ、そんな風に見えるから俺の所に来たのだろう。まことセクハラし放題である。

 

ニヤける頬を下心で律し、放置されてた打鉄と呼ばれる練習用の機体にのほほんちゃんを乗せる。

 

「歩くだけだよねー、きりきり」

 

「そうそう、どんどん歩いてねー」

 

ほっ!とのほほんちゃんは打鉄を上手に歩行させる。この練習用はコアAIの機能をカットされており、歩行の練習といえど自分でバランスを取らなければいけない。正直言って、無駄な練習としか感じない。ホントに生徒に教えるのであれば個々人に個別のISを配布し、三年間ずっと使わせ続けた方が合理的だ。

 

まあ、そんなことが出来ないくらいコアの絶対数が足りないのだ。増やせるなら増やして欲しいところだが。

 

増やす必要性はないのか?いや、増やすべきではない?

 

結局のところAIが学習するのは感覚の記憶なのだ。人の感覚を通して感じとる地面の感覚、風の感覚、殴る触感。何でも良い、コアAIは人の感覚を自らに取り込み、人に歩み寄っているだけだ。要は人に、搭乗者に″なろうと″してるだけ。

 

しかし絶対数の少なさがISコアに多数の使用者を産む要因となり、個人の感覚の集合を妨げている。搭乗者の情報が整理出来ずに混乱する。

 

なら、俺のGOBは可哀想な奴なのではないだろうか、自らの感じる感覚を全て切られたままなのだ。ただそこに居るだけ、生きているだけ、下手をすると″生きている″感覚さえ感じれていないのではないか?

 

ただ、ここまで考えると俺自身の感覚に疑問を覚える。ISコアを一個人として考えているところだ。何がそれをそうと感じさせるのか。

 

「きりきりー!みてみて!ほら!ばっくてーん!」

 

ガショーンとのほほんさんは脚部のトルクだけで見事に宙返りを決める。揺れる胸!踊るケツ!パッション!イエス!考えるのが馬鹿らしくなってきた。

 

「そういえばさー、きりきりとおりむーだよねー、簪ちゃんと仲良くしてるの」

 

「え、かんちゃん?まあ、一緒に白式弄ってる仲ではあるけど‥‥‥」

 

「わたしは更識家の付き人でね、簪ちゃんは更識家の次女、更識簪っていうの、知ってた?」

 

「‥‥‥もしかして生徒会長の妹?」

 

「そう、完全無欠の生徒会長、更識の次期当主の更識楯無の妹、それが簪ちゃんを追い詰めてた」

 

完全無欠?そんな風に見えないけどなぁ、年頃の女の子って感じだし。

 

「ISをフルスクラッチしたりしたのが、決定的だったかな」

 

こりゃ完全無欠ですわ。

 

「それでせめて専用機持ちになろうとしたら白式の開発で倉持が打鉄弐式の開発中断、そして簪ちゃんは楯無ちゃんのようにISをフルスクラッチすることに決めた」

 

それをやろうと思った時点で簪ちゃんも半端ない才女ではなかろうか。でも″それが″出来なかった、自身の姉に敵わなかったのだ。

 

『貴方と千冬先生は姉弟で似てるところもあるかも知れない。でも姉弟でも出来る事や得意な事は違う』一夏にそんなことを言っていたのを思い出す。

 

自分への言葉じゃないか。

 

「それから簪ちゃんは全然笑わなくなって自分の殻へ篭るようになっていったの、でもきりきり達と関わり出してから生き生きしてるし、スッゴい笑うようになったんだよ」

 

「笑うようになった‥‥‥ねぇ」

 

チラリと眼を向けると未だにかんちゃんはじーっと一夏の挙動を見つめていた。まるで白式よりも一夏の方を見ているようだった。笑うようになった、というより恋する乙女になって自作ISなんてどうでも良くなっただけなんじゃないかな。

 

「だから、きりきりとおりむーには感謝してるんだ、ありがとう」

 

「どういたしまして、それで、感謝は言葉だけかな?」

 

「え?おっぱい揉む?」

 

「揉んでいいの!?!!?!?」

 

「ダメだよ、揉むならセッシーの揉みなよーきりきり、怒られるよー?」

 

怒られる?揉んだ方が怒られるのではなかろうか、ぷりぷり怒って胸をバルンバルン揺らしながらポコポコ叩いて来るのではなかろうか。おい、最高じゃないか。

 

「のほほんちゃん!ちょっと行ってくる!」

 

「はーい!」

 

「待ってろセッシー!ひゃっはぁっっー!!!!!!!!!!!!!!」

 

そして俺は全身をピチピチの女物インナースーツに着替えてセッシーに向かって走った。待ってろよ!その胸をペロペロしてやる!

 

まあ、結果としてセッシーに接触する前に帰ってきた摩耶ちゃんとチーちゃんにスカイラブハリケーン食らってグランドに頭から突き刺さることとなったのだが。

 

 

 

 

放課後である。

 

「霧島君!朗報ですよ!」

 

「やまま先生、もしかしておっぱいを揉ませてくれるんですか?」

 

「そう!‥‥‥じゃないです!私のおっぱいは絶対に触らせません!」

 

「良いじゃん!減らないし!」

 

「バイ菌が付着しますのでやめてください」

 

「おらぁ!小学生みたいなイジメすんなら小学生みたいな行動に出るぞおらぁ!太もも出せやぁ!」

 

「ちょ!スカートの中に入らないでください!!入らないでください!?!普通の部屋に戻れるチャンスをオシャカにする気ですか?!?!」

 

「あら、部屋戻れるの?」

 

山田先生改め、やまま先生はスカート抑えながら俺にそんなことを言った。正直もう少しで掃除道具入れにネット回線引き込もうとしていた矢先だったので、こちらとしては嬉しいかぎりなのだが、一体どういう風の吹き回しなのだろうか?

 

「前回の襲撃者を撃退したご褒美とのことです、あと意外と霧島君が口ばっかしのヘタレってバレたからじゃないですか?女の子達に変な視線向けて、変な格好するだけですし」

 

「え、本気でヤっていいの?」

 

「やめてください、それに千冬先生が次は容赦なく制裁する、と言ってましたよ?」

 

「ふははは!!チーちゃんの制裁なんてか弱い拳で俺をぶん殴るか、か細い脚で蹴るだけだろ?ご褒美だよ!!」

 

「卯都木先生と同じ部屋にするとのことです」

 

「オッケー、口だけヘタレになるよ、で、同室は誰だい?セッシーかい?」

 

「いえ、シャルル君です、男同士なので仲良くしてくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんばんはセシリアです。今日の霧島さんは私に抱きつこうと飛び掛かってまいりました。人前でしたので少し悲鳴を上げてしまいましたが、何というかその、悪い気分ではありませんでした。

 

おっぱいおっぱい連呼していましたので、私の胸が目的だったのでは?と思っております。が、″悪い気分″ではありません。何故でしょうか?最初の頃はあんなにも気持ち悪いと思っていたのですが、あの方の事が気になってしょうがない今では、むしろ誇らしく感じられます。むしろ逆に私が飛びつきそうでしたわ。

 

それよりも!あの卯都木とかいう講師の方は一体霧島さんに対して何故あれだけ酷い所業が出来るのか!″私″の霧島さんに暴力なんて!言語道断です!なので最近は織斑先生にも怒りが収まりません!

 

妹です、とか言ってましたけど、あれではただの不良ですわ。霧島さんのように寛大な心を持つことも出来ない人!私が保健室に連れて行きたかったのに!連れて行って、大丈夫ですか?とワシワシと身体触りたかったのに!全部!オシャカ!ですわ!もう!霧島さんは最強に″可愛い″のに!

 

まあ、良いですわ。今日はあの方のお部屋にお邪魔して看病いたしますわ。ええ、絶対に。邪魔者は全員ぶっ飛ばしてさしあげる所存です。

 

なので私は現在、霧島さんのお部屋の前に仁王立ちしております。

 

しかし問題が一つあります。ノック″出来ません″。いや、出来るんですのよ?手はぶんぶん動かせるし、さっさと中に入りたいし。ただ、″何喋って良いか全然わかりませんわ″。

 

「おい、セシリアが顔真っ赤でプルプルしながら掃除道具部屋の前に居るぞ」

 

「セッシープルプルだわ」

 

「トイレそこじゃないのにな‥‥‥」

 

「うっさいですわ!聞こえてますのよ!?!」

 

「おー、セシリアー、どうしたんだー?」

 

怒鳴って振り返った先に織斑さんと篠ノ乃さん、そして凰さんが並んでいました。何故か織斑さんの両腕に篠ノ乃さんと凰さんが抱き着いていますが、気にしないことにします。

 

「霧島さんを夕飯に誘おうとしただけですわ!」

 

「霧島ならそこにいないぞー」

 

「ま、まさか!もうご飯食べましたの?」

 

「いや、普通の部屋に引っ越したんだよ、今はシャルルと同室じゃないかな?部屋は俺の隣だよ」

 

「ありがとうございますわー!」

 

「でも、今は多分シャルルだけ‥‥‥聞いてねぇな」

 

一夏は走り去るセシリアの背中を見ながら一人ぼやいた。

 

 

 

 

 

「いやぁ、まさかのほほんちゃんがAIの調整出来るとはなぁ、しかも″切り替え″まで付けてくれるとは、人とは仲良くするもんだな」

 

のんびり格納庫から歩いて出る、さっきまでのほほんちゃんにGOBのAIを調整してもらっていた。結果として外部AIと判断していたGOBのAIだが、実際にはコアAIが自身の中に仮想処理端末を構築し、そこでもう一つのAIを稼働させていたことがわかった。言うなればコアAIが外部AIの″ふり″をしていたのである。

 

なんでそんなことを?と疑問に思い調べたが、GOBのシステム上の問題らしいということだけがわかった。あとはプログラム読んでもわからないと言っていた。なので処理端末をもう一つ作らせ、格闘戦と射撃戦用に切り替えられるようにしたのだ、無駄なことに処理能力を割かずに必要な物に割くのだ。

 

格闘戦なら関節トルクと姿勢制御、スラスター、衝撃ダンパーの調節。射撃戦なら照準補正と衝撃によるフローティングバランスの補正。切り替えには少し時間は掛かるが充分に性能を引き出せるようにはなった。その分、コアと関節の冷却性能を上げる必要があり、一部装甲が薄くなるという欠点はあるのだが。

 

でも、どうせ回避しないと装甲なんて抜かれるんだから、機動性上げとくのが得である。お化けスラスターを付けた甲斐があるってもんだ。

 

「ふふふー、見てろよー、我が新生GOBの威力を知るがよいわー」

 

テンション上がりながら部屋に入る。そのままスポポーン!と服を脱ぎ、シャワーへと入っていく。格納庫でパーツ組み上げしてたおかげで汗べっちゃりなのである。シャワーを浴びてお夕飯なのだ。

 

しかし、何故かシャワーは使用中だった。おっとシャルル君が使用しているところだったか。好都合である、″仲良く″するチャンスだ。伸縮性の高いパンツを肩まで引っ張り上げて尻の股関への食い込みをマックスレベルまで上げ、取って置きのスケキヨマスクを装着する。ガムテープだらけの対爆スーツはポイである。

 

やはりラバーマスクは身体に良く馴染む。

 

「馴染む!馴染むぞぉ!ラバーマスクは良く馴染むぅ!!!母さん!!!!スケキヨでしたよっっっ!!!!!」

 

1人スカイラブハリケーンで限界までパンツを引き絞り股関と尻への圧力をマキシマム。弾けるパンツの勢いでシャワールームのドアを弾き、勢い良く開ける。

 

同時に股関の我がオスマントルコがシャチホコのように跳ね上がり、その躍動感を世界に解き放つ。そして跳ね上がり時に発生した衝撃波が湯気と水しぶきを下から真上に切り裂き、シャルルの逞しい裸を露にする‥‥‥はずだった。

 

引き裂かれた湯気の合間、滴る雫。観音開きのように開かれた向こう側には柔らかそうな細い足、やはり外人らしい少し大きいお尻、しかししっかりと括れがあり、情熱的な起伏に水が伝っていく。そしてご立派な双丘の頂上にイチゴ的あまおうが一つずつ。

 

これはシャチホコがシャチ矛しそうであった。

 

「あ‥‥‥」

 

「とりあえず幻覚なので揉んどこう」

 

モミモミ、とシャルルの幻影の乳を揉む。モミモミと揉みしぐる。張り!たわわ!重量!すごいりある!

 

「ん‥‥‥っ!‥‥‥‥い‥‥ゃだ‥‥‥ぁ」

 

あ、え、ぎ、ご、え。あえぎ声!なんてこったい、本物である。これは紛れもなくリアルである。シャルル君はシャルルちゃんであった。わーい、女の子だー。

 

「やめ‥‥‥‥ぇ」

 

「いぬが○けー!」

 

もう、胸揉んだし最後までと思い、顔面を胸の谷間に突っ込んだ。もう最高である。シャルルはシャルルで必死こいて声を抑えて『んぐっ』とか『あぅ』としか喘いでいない。もしかしてこれは悲鳴を上げて人が来て″女″だとバレるのを何とか回避したい奴なのではなかろうか。

 

やりたい放題の奴ですやん。ウ=ス異本とかそんな奴やん。オスマントルコやでオスマントルコ。

 

顔面を胸の谷間に突っ込んだまんま両手をシャルルのお尻へと伸ばす、ぐわっと掴んでやる、ぐわっとなぁ!

 

しかしその前に部屋の扉が勢い良く開かれ、誰かが入ってきた。ビクッとして振り向く。そこには髪の毛を振り乱したセッシーが立っていた。オーマイセッシーである、完全に犯罪現場を見られた。もうおしまい。

 

「せ、セッシー、これには情動的な訳があってだね‥‥‥」

 

「霧島さん!!デュノアさんは男の子なんですよ!?!?裸で何やってるんですの!?!!?!」

 

どうにも俺の裸に目が回ってシャルルが女なの見えてないようである。そしてそのままセッシーはアメフトばりのタックルで俺にぶつかって来る、″服を脱ぎながら″。

 

「えぇ!?なんでぇ?!」

 

「お、男の裸に抱き着くより私の裸の方が何倍もよろしいでしょう?!?!?!」

 

良い感じに腰らへんに吸い付くように纏わりつくセッシーの90㎝砲が俺をエキサイトさせる。しかし下を脱ぐのが出来なかったようで黒タイツが水で濡れて扇情的な風貌へと変化していた。おいおいもっと俺をエキサーイさせるのか?

 

こんなドすけべが俺の婚約者とはなぁ!同室の男(?)もドすけべだしなぁ!これはもう3人で遊ぶしかないなぁ!はっはっはっはっー!トリプルプレーだぁ!スリーアウトぉ!

 

「いえ、普通にあり得ない状況なのでセッシーもシャルルも落ち着こうか、話が終わんないし」

 

「いきなり冷静なるのやめてくださいますっ?!?!?!」

 

最もな言葉だった。

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