艦娘ラジオ   作:ミギー・ドン

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鹿屋デイズはPCを使い家でで書いてますが、こちらは通勤中や休憩中にスマホで書いてます。
目が疲れますね…まあ会話形式で楽してるんでトントンですか


瑞鶴&加賀

 

艦娘ラジオ。

それは夜間哨戒や当直で、あるいは燃えるような恋心や地獄のような空腹を抱え、眠れぬ夜を過ごす艦娘達の無聊を慰めるために始まった放送である。

パーソナリティは横須賀、舞鶴、呉、佐世保の四つの大手鎮守府所属の艦娘達が、1ヶ月ごとに交代して担当している。

しかし当然ながら、彼女らはラジオのプロではない。すらすらと淀みなく喋ったり、盛り上がる流れを上手く作れるかと言われれば否である。

だが彼女らが共に戦う仲間たちに向けて紡ぐ言葉には、プロもアマも関係のない重みと温度があって、それが多くの艦娘たちの支えになっているのもまた、事実であった。

 

オンエアは基本的に週一回、水曜日のマルヒトマルマルから一時間となり、大規模作戦や緊急事態の際には休みとなる。

また元々は艦娘と基地の人間にしか聴くことは出来なかったが、現在は広報活動の一環として認められており、検閲を受けたものが一週間遅れで放送されている。ただし有料。

 

 

 

「…はい、マルヒトマルマルになりました。艦娘レイディオ! のお時間でっす! 皆さんこんばんは、パーソナリティの瑞鶴です。今月は舞鶴鎮守府からお送りしてきましたが、今日が最後の放送ということになります」

「ゲストの紹介もせずにペラペラペラペラよく囀るわねこの駄鶴(ダズル)が…頭にきました。加賀です。こんばんは。死ね」

 

「あ、ちょ…腹パンの構えはやめてマジで…」

 

「お腹は女の子の大事な部分だし狙わないわ。代わりに肋骨を何本か。125,000馬力で」

 

「それ割と死ぬやつじゃない?」

 

「はン、さすが16万馬力の翔鶴型様は言うことが違いますなァ〜 もういいです私はあっちで全国巡って買ってきたおみや食べてますから」

 

「ごめんなさい私にも下さい加賀先輩!」

 

(ガサゴソ)

 

「これは横浜で買ってきた崎陽軒のシウマイ」

 

「シュウマイだ! 美味しそう! 食べたい!」

 

(バチン)

 

「ぶった!? なんで?!」

 

「シュウマイじゃなくてシウマイですこの駄鳥(ダッドリー)が…次は余計なこと言う前に語尾に『ずい』を付けなさい」

 

「…なんでよ…」

 

「…あ?」

 

「…わかったずい…」

 

(ファンファーレ)

 

「はい、ではまずお便りのコーナーずい。加賀先輩、適当に選んで欲しいずい」

 

「わかりました。はいこれ」

 

「本当に適当ずい…ええと、鹿屋基地所属の駆逐艦Iさんからのお便りずい」

 

「…なるほど、五十鈴ね」

 

「駆逐艦って言ってるずい…あと五十鈴の真似はしなくていいずい」

 

「ネタを潰されました。頭にきました」

 

「えーとでは読むずい…『舞鶴で一番おっぱいがでっかいどうなのは誰ですか? パンツの色もあわせて教えて下さい かしこ』」

 

「一番小さいのは望月か雷あたりかしらね?」

 

「…なんで小さい方の話をするずい…」

 

「駆逐艦に負ける正規空母がいると聞いたもので…」

 

「…これは小さいんじゃなくて慎ましやかっていうんだずい!! 大体アーケードじゃ結構盛られたずい!!」

 

「アーケード?」

 

「何でもないずい…ちなみに舞鶴で一番は多分高雄さんか、私の目の前にいるこの仏頂面ずい。全く、加賀さんの表情がその胸くらい豊かだったらよかったのに」

 

「名言中の名言だわ…それはそれとして肋骨を折ります」

 

「かかって来るずい…アンタとはいつか白黒つけないといけないと思っていたずい…出しな…てめーのキラークイーンをよ…」

 

(ファンファーレ)

 

「瑞鶴は死んだので残りのお時間は私がお相手します。えーではここで一曲、『加賀岬』です」

 

(デデン デデン)

この手に寄せる 袱紗 朱の色

この目ひらいて その顔見れば

 

(フェードアウト)

 

「…加賀岬でした。続けてもう一曲、『加賀岬』インストルメンタルバージョ」

 

「やめやめろ! 辛気臭いことこの上ねーずい! ここはもっと景気のいい曲がベター! つーわけでアニメ版艦隊これくしょんEDテーマ」

 

(ドスッ)

 

「正気?」

 

「ず、ずいは しょうきに もどった!」

 

「それは何より。とりあえずもうあまり時間もないしまいてまいて」

 

「わかったずい。次のお便り、えーと単冠所属の軽巡洋艦Tさん」

 

「こんばんはぁ〜 龍田だよぉ〜〜」

 

「だから真似してんじゃねーずい紛らわしい! めっちゃ似てるのも腹ただしいずい!」

 

「色々バリエーションがあります。やりました」

 

「やってねーずい! ああもうとにかく…ええと? 『単冠は寒いですけど皆さん風邪ひいてないですか? 年末も近いので病気や怪我しないよう、瑞鶴ちゃんに踊りを奉納して貰いたいです』」

 

「ビッグアイデアですね龍田さん。今度パルック送ります」

 

「ビッグアイデアって何でずい! 大体なんで私は踊るキャラにされてるんだずい!」

 

「二次創作って怖いですね」

 

「DX天龍ブレードで戦艦なぎ倒す天龍さんとか、ヤンデレ化しとけば間違いない時雨ちゃんとかそういう」

 

「一人称がmeな金剛さんとか」

 

「それはアニメ版ずい!! しかも一回きり!」

 

「豚汁以下の気持ち悪い提督とか」

 

「奴さん死んだずい」

 

「私が殺した」

 

「「こんな風になァ!」」

 

(銃声のSE)

 

「サーシェスの真似はやっぱ盛り上がるずい」

 

「流石に気分が高揚します」

 

「それではそろそろお時間ずい」

 

「夜間哨戒の方は気を抜かぬよう。まだ起きている方は頑張って」

 

「では、今夜のお相手は、舞鶴鎮守府所属の瑞鶴と」

 

「加賀でした」

 

「次回は12月になるので、佐世保からの放送になるずい。では皆さんごきげんよう」

 

「そしておやすみなさい」

 

(ファンファーレ)




こちらは不定期更新になります。鹿屋デイズと舞台や所属は同じですが、鹿屋の面々は基本的に出てきません。作中で時期の話もしていますが、進んだり戻ったりもします。要は好き勝手にやるということでひとつ。

パーソナリティは横須賀が大和、呉がむっちゃん、舞鶴が瑞鶴、佐世保が北上となりその鎮守府所属の艦娘がゲストで来る感じにしようかと思っております。誰々を出して欲しい、というのがあれば受け付けますのでメッセージなどでどうぞ
ただまあどうなるかは保証しかねますが…肋骨を折られたり…
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