艦娘ラジオ   作:ミギー・ドン

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 メンテなので4DX艦これ劇場版見てきますね…


陸奥&六駆&綾波&敷波

 (ファンファーレ)

 

 「はーい皆さんこんばんは、艦娘deラジオの時間よぉ。今夜は呉鎮守府いてまえスタジオからお送りするわね。お相手は毎度お馴染み、陸奥でぇす」

 

 「ヒューッ! セクシーモンスターのお出ましだァーッ! はい! ゲスト! ゲストの紹介して陸奥さん!!」

 

 (ドンガドンガ)

 

 「慌てない慌てない。はいそれじゃあ、今夜のゲストを紹介するわね……いや、名乗って貰った方がいいかしら」

 

 「はい! じゃあ自己紹介しとこう! 私は鼻をかむとティッシュが握り拳ほどにもなる敷波! 花粉症です!」

 

 「ちょっと待て敷波。その紹介の仕方だと二人あまる」

 

 「……? 響ちゃん、何か心当たりがあるのです?」

 

 「知らなくていい。えーとじゃあ……私は一回の飲酒で1㍑のウォッカを流し込む、ガロン響! またの名をヴェールヌイだ。ちなみにヴェールヌイというのはロシア語で『君の嫁さんはアファームドに似ているな』という意味の罵倒のスラングでもある」

 

 「マジで!?」

 

 「マジよマジ。ロシアのヤングメンの間では常識ってやつさ」

 

 「な、なんなのよ! 敷波と響だけ盛り上がっちゃって!」

 

 「ご、ごめんなさい暁ちゃん。もう、敷波! お願いだから普通にやって! 陸奥さんが笑ってる内に!」

 

 「そうよそうよ! 陸奥さん怒らせたら第三砲塔が爆発してここら一体焦土になるんだからね!」

 

 「なりません」

 

 「なんだよーいいじゃーん! ラジオずっと出て喋りたかったんだしさー! いっつも大人の人ばっかでズルいなってさ!」

 

 「私は一人前のレディだから自己紹介も完璧だわ! こんばんは! 暁型ネームシップの暁よ! 今夜は楽しんでいってみぇ」

 

 「アッ噛んだ」

 

 「噛んだのです!」

 

 「さすが一人前のレディだ。口上を噛むとは恐れ入るね。酒でも飲むかい? 舌がよく回るかもしれないよ」

 

 「な、なによう! これはアレよ、皆の緊張をほぐすための演技よ、演技!」

 

 「またまたー! えっとそれじゃあ私ね、私は雷! カミナリじゃないわ!」

 

 「い、電です! よろしくお願いします!」

 

 「綾波型一番艦、綾波です! どうぞよろしくお願いいたしますね」

 

 「ヒュー! 優等生ー!」

 

 「さすが『綾波』でググった時、サジェストがあっちの綾波を脅かしているだけのことはあるな」

 

 「ねー! すっげぇよねー!」

 

 「それ面白そうね、じゃあちょっと各々の名前でググってみるコーナー!」

 

 (パンパカパーン)

 

 「乗るなムーツ! 戻れ!」

 

 「サジェスト云々言ったのはあなたよ響? それにこういうのはノリでやるものだしね……に、してもムーツって何かムースみたいでいいわね……じゃあ言い出しっぺの私から……む…つ…と」

 

 (ッターン!)

 

 「……普通に陸奥だわねぇ」

 

 「旧国名だから仕方ないと思いますけど……私たち駆逐艦は数が多いのと、自然現象だから、どうしても細分化していくと言いますか……」

 

 「そうねぇ、じゃあ次は雷ちゃん」

 

 「任せて! えーと……い、か、づ、ち」

 

 (ペシッ)

 

 「人差し指で打ってる…」

 

 「おばあちゃんみたいなのです!」

 

 「あーダメだわ、普通に雷って出てくるー!」

 

 「そりゃだって雷だもんなぁ……」

 

 「まぁ誰でも知ってる自然現象だからね! じゃあ次は私がやるわ! レ、デ、ィ……」

 

 「待て」

 

 「じょ、冗談よ! ちょっとした遊び心! えと、あ、か、つ、き……と。変換!」

 

 (ポンッ)

 

 「これも普通ね……」

 

 「カタカナにすると『対空防禦!』の軍人が出るかと思ったがアレは陸軍だしな……」

 

 「えっ何それ」

 

 「アカツキ電光戦記でググれ」

 

 「どれどれ……」

 

 (カチカチ)

 

 「おー! 何かかっこいいのが出たのです!」

 

 「この人アカツキっていうの?」

 

 「へぇ、イケメンじゃない。格闘ゲームかなにかかしら」

 

 「一番二番解放ゥ! だって! いいね、今度使おうかな!」

 

 「神通さんに怒られるよ敷波……」

 

 「ちなみにラスボスはムラクモだ」

 

 「マジで! つまりこのアカツキとムラクモが殴り合いするの!?」

 

 「呉と鹿屋の抗争が始まるってワケだな。広島は名産品にやくざがあるから優位だぞ」

 

 「向こうも薩摩の武家者(ぼっけもん)が取れるんじゃないの? 畑で」

 

 「む、むう……確かに陸奥さんの言う通りだ……チェスト関ケ原されてしまうな」

 

 「あ、あの、脱線しすぎでは……」

 

 「そうなのです! 格闘ゲームはお部屋でやってください! じゃあ次は電が……い、な、づ、ま」

 

 (ポンッ)

 

 「……稲妻になってるわよ?」

 

 「あ、本当だ」

 

 「おかしいのです! このコンピューター壊れてるのです!」

 

 「女か!」

 

 「女じゃんうちら」

 

 「言われてみればそうである。単語登録してないと『いなづま』は『稲妻』になってしまうのか」

 

 「デンって入れてみれば?」

 

 「なるほど!」

 

 (ポンッ)

 

 「電」

 

 「デン」

 

 「デェエエン……」

 

 「はいじゃあ次は響」

 

 「ひどいのです!」

 

 「私はいいよ。多分ウィスキーとか出てくるから」

 

 「じゃあヴェールヌイ…っと」

 

 (ッターン!)

 

 「ロシア語で『信頼できる』といった意味……って普通じゃない! いつも響が言ってるし!」

 

 「さ、さっきのアフラックがどうとか言うのは嘘だったの響ちゃん!?」

 

 「アファームドな……あれは嘘だ。シベリアンジョークってやつさ。綾波はすぐ信じるから好きだよ」

 

 (プニプニ)

 

 「もー!」

 

 「はぁい、じゃあタービンもあったまったところで一曲! 光吉猛修で『鋼鉄の戦士』でっす」

 

 「いいな陸奥さん、わかってらっしゃる……」

 

 (イントロ)

 

 「かっこいい曲ね、ミツヨシタケノブさん……誰?」

 

 「日本で一番歌が上手いサラリーマンだよ」

 

 「へぇ」

 

 「ちなみにこの人の弟はArk Performanceの中の人だ」

 

 「すげぇ! マジで!?」

 

 「うん。兄はセガ、弟はアルペジオだ。これは私たちも何かしらのアクションをしていくべきなのではないかな」

 

 「つまり艦これACにイオナちゃんが出る……この人の歌バックに……」

 

 「きゅーそくせんこーなのです!」

 

 「それは……どうかな……でもそうなったら燃えるよね」

 

 「また会えるかな、会えたらいいね」

 

 (フェードアウト)

 

 「はいそれじゃ、お便りのコーナーね。結構来てるけど、どれを読もうかしら……」

 

 「ええと、大湊、横須賀、舞鶴から来てますね」

 

 「その中で一番かっこいいのは舞鶴だな」

 

 「鶴舞っちゃうしな!」

 

 「意味がわかんないわよ! ヨコスカだって『横っすか!?』って感じでかっこいいし」

 

 「それ全然かっこよくないからね! じゃあ私が選ぶわ! 私の審美眼、頼っていいのよ! これ!」

 

 「それはピザ屋のチラシだ」

 

 「ヤッター美味しそう! って!」

 

 「はいはい、じゃあ私が選ぶわね。ええと、舞鶴の重巡洋艦Hさんから」

 

 「重巡はエッチだからな」

 

 「陸奥さんもエッチじゃん!」

 

 「確かに!」

 

 「つまり陸奥さんは重巡だった?」

 

 「もー! 皆からかっちゃダメ! 爆発するから!」

 

 「しないわよ~? ええと何々、『そろそろバレンタインですが、皆さんは提督にチョコレートをあげますか? 舞鶴の上泉大佐はチョコレートより和菓子がいいとおっしゃるので、皆どうしようか考えています』ですって」

 

 「なるほど、上泉大佐はおじいちゃんだからな」

 

 「つっても60くらいでしょ、予備役だったんだよね?」

 

 「前に舞鶴行った時、たっくさんお菓子貰ったわよね!」

 

 「そうなのです! 上泉大佐は、剣道の達人だって聞いてたから、最初は怖かったんですけど、すごく優しい人だったのです!」

 

 「へぇー、そうなんだ。あたし会ったことないけど、ウチの司令ももうちょっと優しくしてくれてもいいのにねえ」

 

 「塚原司令はまぁ……そうだな。でも間違ったことをしなければ、怒らないよ。顔は怖いけど」

 

 「あははは、言えてるわね! 最初ヤのつく人かと思ったもの」

 

 「でもチョコは毎年あげてるし、今年もちゃあんと用意するつもりよ!」

 

 「あたしはテキトーにブラックサンダーとかでいいや。作るの大変だし」

 

 「そんなこと言って、去年も一昨年も気合入れたの用意してたじゃない」

 

 「は、はァ!? ちっげーし! アレ綾波が材料買いすぎちゃったから仕方なく……」

 

 「敷波ちゃんは素直じゃないのです」

 

 「はー!? 私は一向に全然素直ですがー!? 全日本素直選手権あったら多分準決勝くらいまで顔パスで行くし!?」

 

 (バンバン)

 

 「それは何をするトーナメントなの?」

 

 「え、えっと……素直になる……殴る前に『右ストレートでぶっ飛ばす』とか宣言する」

 

 「敷波はもうちょっと考えてから喋った方がいいと思うわ……」

 

 「雷ちゃんそれ言っちゃダメ」

 

 「だー! うっさいうっさい! 揚げ足取るな! ともかく司令にはブラックサンダーあげる!」

 

 「うふふ、じゃあ近いうちに皆で買い物に行きましょうね」

 

 (ファンファーレ)

 

 「そう言えば敷波は鹿屋に行ってきたのよね?」

 

 「そだよ。向こうの救援ついでにね」

 

 「私鹿屋に行ったことないんだけど、どうだったの?」

 

 「ん……トンカツ?」

 

 「ト」

 

 「トン」

 

 「カツ」

 

 (ガタタッ)

 

 「まぁ、おかしな話でも無いんじゃないか。焼酎と黒豚は薩摩の名産だろう」

 

 「それくらい知ってるわ! あと白熊だっけ? あれすっごく美味しそう!」

 

 「那智さんから聞いてたけど、足柄さん揚げ物作るの好きらしくてさ。晩御飯の時めっちゃ張り切っちゃってトンカツ揚げるマシーンと化してたんだ」

 

 「かつや!」

 

 「松乃屋!」

 

 「和光!」

 

 「さぼてん!」

 

 「か、勝烈庵…」

 

 「そうそう、そんな感じ。秋月なんて泣きながら食べてたし、蒼龍さんなんて5枚くらい食べるもんだからさ、足柄さん超喜んでたよ。お土産に冷凍カツも死ぬほど貰ったし……冷凍庫に入ってるから皆で食べてよ」

 

 「なるほどね。じゃあ逆に鹿屋の子たちがこっち来たら、お好み焼きとか牡蠣とかご馳走してあげたいわねぇ」

 

 「そうですねぇー」

 

 「私は隼鷹さんと飲んでみたいがな」

 

 「あははは、さすがにあの人には勝てないんじゃないかな……」

 

 (ファンファーレ)

 

 「さーて賑やかな時間もそろそろお終いねぇ。こうやってわちゃわちゃ騒ぐのもたまにはいいわね」

 

 「ご、ごめんなさい騒がしくて……」

 

 「いいのよ、別に。楽しい方が楽しいでしょ」

 

 「まったくなのです! また呼んで貰えると嬉しいです!」

 

 「でも他の子たちも出たがってるから、譲ってあげないとね」

 

 「敷波は当分出禁にしよう」

 

 「なんでだよ! 私ならいつでも来るよ! 呼ばれなくても来るよ!」

 

 「でも今度、例の駆逐東西戦があるんでしょ? 敷波はメンバーなんだから特訓するって神通さんが言ってたわよ」

 

 「ラジオ出てるヒマなんて無いわね」

 

 「あー……ヤだなぁ、何で私なんだろー…」

 

 「し、敷波ちゃんはうちの駆逐艦では一番練度が高いからなのでは?」

 

 「昔っからいるだけじゃーん! まーいいや、多分夕立と時雨も出てくるから、あいつら相手にどれだけやれるか試してみたいってのはあるよ」

 

 「その意気その意気。さ、それじゃあ今夜はこの曲でお別れにしましょ、光吉猛修で『Burning Hearts ~炎のANGEL~』です」

 

 「何なんこのSEGA率の高さ!?」

 

 (イントロ)

 

 「サビのところ、皆で声を合わせて『フライハァアアアアアアイ!』すると気持ちいいのよ」

 

 「それよさそう! それじゃ、今夜のお相手は! アカツキ!」

 

 「稲妻!」

 

 「デン!」

 

 「あ、綾波!」

 

 「敷波!」

 

 「アファームド!」

 

 「ムーツ!」

 

 「フライハァアアアアアアアアアイ!!!!」

 

 (フェードアウト)

 

 「お、おやすみなさい!」  




 作中の時間軸、舞台などは鹿屋ライフと同じですが、メタ発現などにより若干の齟齬があります。まぁ細かい事は気にしないでいただければ幸いです。

 なお前回や今回紹介した曲はどれも名曲揃いなんで、機会があれば聴いてみて下さいね。

 では劇場へ行ってめえりやす。
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