艦娘ラジオ   作:ミギー・ドン

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アイデアを頂いたので急遽仕上げてみましたがどうでしょうか。


吹雪&赤城&扶桑

(ファンファーレ)

 

「えー皆様こんばんは。こちらは舞鶴鎮守府おばんざいスタジオ、艦娘レディオのお時間です」

 

「…初音ミクの真似なんて私だって出来るわよ…何だったらキュアマカロンの真似だってしてあげますけど」

 

「じゃあこっちはヒュウガの真似でもしましょうか?」

 

「日向? なんで…あ、そっちのヒュウガか……」

 

「あ、あの……物真似は一旦置いておいて、自己紹介をお願いしたいんですけど」

 

「そういう貴女は何処の誰雪さん? 待って…当てるから…ええと…」

 

「磯波」

 

「違いますよ!」

 

「磯風?」

 

「なんで…?」

 

「磯雪?」

 

「それだわ赤城」

 

「勝手に合体させないでください! 吹雪ですよ! 英語でいうとブリザード!」

 

「知ってる知ってる。映画観たわよ」

 

「え、あ、はい。ありがとうございます」

 

「どんな粗筋なの?」

 

「そうね、さらわれた娘の命と引き換えに一国の大統領を暗殺する任務を請け負った…」

 

「それコマンドーじゃないですか! なんでこのご時世にコマンドー映画館で観てるんですか!」

 

「別に劇場版艦隊これくしょんを観たとは一言も言ってません」

 

「だからっていきなりコマンドー持ってこないで下さいよ! 話の流れっていうのがあるんですから!」

 

「市民ケーン、戦艦ポチョムキンと並ぶ戦争映画の名作コマンドーを馬鹿にするのは許しませんよ磯波さん」

 

「吹雪ですよ!!!!」

 

(ファンファーレ)

 

「もうラチが明かないので勝手に紹介しちゃいます。えーと…声も似てるし見た目もわりと似てるしで紛らわしいので、各々語尾に特徴出して下さい」

 

「語尾でキャラ付けするのは悪手ですよ吹雪さん」

 

「ラジオだからしょうがないんですよ! はい、じゃあ扶桑さんから!」

 

「えー扶桑型姉妹、妹の方の姉、扶桑ですふそ…よろしくお願いするふそ…」

 

「ウェカピポの妹の旦那みたいな言い方やめましょうよ…とにかく拍手ー」

 

(パチパチ)

 

「次は赤城さんどうぞ」

 

「えーはい、航空母艦赤城です。よろしくお願いするカギ…」

 

(パチパチ)

 

「そしてパーソナリティは私、吹雪でお送りします」

 

「そう言えばいつもの瑞鶴と加賀がいないみたいふそ…」

 

「あーそれはですね、2人でトルコ行ってます」

 

「何しに行ってるカギ…?」

 

「よくわからないんですけど、肉だの塩だのおじさんだの言ってましたよ」

 

「暗号……? まあいいカギ、それで代わりに磯…吹雪さんが司会やってるカギね」

 

「そういう事です。で、何故横須賀の赤城さんと大湊の扶桑さんが舞鶴にいるのか、ということですが」

 

「私は鹿屋にいる山城に会いに行ったふそ。舞鶴は初年度にいたから、帰りに挨拶がてら寄ったふそ」

 

「まーた嘘ばっかり…扶桑はね、磯…吹雪さんに文句を言いにきたカギ…」

 

「は…はい? わ、私何かしましたっけ…アニメでも劇場版でも扶桑さんと絡み無いで…はっ!?」

 

「そうね…当然よね…私と山城は呼ばれてないもの」

 

「ちょ、ちょっと待って下さいよ! それで私に物申すって、言いたくないですけど逆恨みっていうか、しょうがないですよね!?」

 

「出番がないのはいいのよ。やれ艤装がデカすぎて面倒だの辛気臭いだの、それもいいわ。けどね…吹雪さん、あなた確か、私達扶桑姉妹に憧れてるっていう設定貰ってなかったかしら?」

 

「さ、さぁ……私は扶桑さん達だけでなく、全ての艦娘を尊敬していますよ…?」

 

「なるほど…? じゃあ別にアニメ版で赤城さんマジパネェっす!! マジ尊敬してるっす!! あの当たり前体操みたいな構えとか生野菜ばりぼり食う異常行動とか!! みたいな設定いらないわよね?」

 

「ぶっ飛ばすカギ…」

 

「わああ! 別にそんなこと思ってませんから!! あれは言うなればそう! 大人の事情! 大人の事情ですよ!!」

 

「便利なエクスキューズばかり覚えちゃって…加賀さんなら即肋骨いってますカギ…まあいいカギ…それじゃあ私を尊敬している証として、目の前にいる薄幸そうな航空戦艦を葬るのですよ、吹雪や…」

 

「は…? 今何か物凄くナメた物言いしたふそ…? やるっていうなら相手するふそ…この扶桑、駆逐艦如きに遅れは取らないふそ…」

 

(メコリ)

 

「いやいやいや!! なんで私が戦うことになるんですか!! ここは扶桑さんと赤城さんが大人同士の話し合いで平和に解決して下さいよ!!」

 

「なるほど一理あるカギ。じゃあどういった方法で吹雪さんの尊敬を勝ち取るのがいいかしら?」

 

「ジャンケンとか…?」

 

「私の尊敬安くないですか!?」

 

「じゃあ……そうだ。表面張力って知ってるふそ…?」

 

「え、ええ? 唐突ですね…」

 

「このヒロポン(広島県産ポンカンジュース)をグラスに注いで…注いで……」

 

「なるほど、それにコインを入れていって、溢れた方が負けってやつカギ?」

 

「どっかで見た勝負ですが分かりやすいですね!」

 

「飲む」

 

「飲むの!?!?」

 

「喉が渇いていたふそ…」

 

「表面張力の話はどうなったんですか!?」

 

「いやーなんとなくふそ! 失敗失敗!」

 

(コツン)

 

「可愛くしてもダメですよ! 扶桑さん私の尊敬要らないんですか!? ヒロポンと引き換えに失うんですよ!? 吹雪ズリスペクトを! いいんですか!? 私が名実ともに赤城さんの舎弟になっちゃうんですよ!?」

 

「何か問題があるカギ? 私の弟子になれば空母になれるかもしれないカギ…」

 

「えっ本当ですか!? 空母…空母かあ…」

 

「それを言うなら私の弟子になれば航空戦艦になれるかもしれないふそ! 航空戦艦はいいふそ…空も飛べるふそ…」

 

「空を!?」

 

「左舷。航空戦艦が空を飛ぶのはもはや常識…空中でかっこいいポーズを決めつつ敵をバッタバッタとなぎ倒せば最早敵無し。位人臣を極めたと言えるふそ」

 

「ウェイウェイウェイ!(wait) 航空戦艦が空を飛ぶだなんてフカシもいいとこカギ…大湊みたいなど田舎でなら常識かも知れないけど、この赤城さんは横須賀所属のシティボーイゆえその手は通じないカギ!」

 

「はー? 一向に真実ですがー? 写真もあるふそ! はいコレ」

 

「……これ日向さんですか?」

 

「た、確かに飛んでるカギ……」

 

「これでわかったふそ? 空母は所詮、飛行機飛ばすだけの言わばゴム鉄砲みたいなフネふそ…では航空戦艦は…? はい吹雪さん」

 

「空を飛ぶ…?」

 

「正解(エサクタ)! これ以上の答えはないふそね…ふーっそっそっそ! さあ吹雪さん! フライハイ!」

 

「はい…吹雪さん空を飛びます…」

 

(フワー)

 

「くっ…目を覚まして吹雪さん! 扶桑はアニメにも劇場版にも出れなかった負け組なのよ! 私と過ごした甘いひと時を思い出して!」

 

「無駄ふそ…! カレー一緒に食べたくらいじゃ空を飛ぶ誘惑には抗えないふそ…!」

 

「くっ! こうなれば最後の手段カギ! 吹雪さん!」

 

(バシィ)

 

「痛い!?!?」

 

「いつまでも浮いてる場合じゃないカギ! 最後の勝負に移るカギ!」

 

「まだやってたんですか…なんかフワフワしてて気持ちよかったのに」

 

「横暴ふそ! ブッキーは既に航空戦艦になる事を承諾したようなものふそ…! あとはこの書類にサインするだけ! クーリングオフはさせないふそ!」

 

「私にもアニメ劇場版と出た意地ってものがあるカギ…! じゃあ最後の勝負! 「大岡越前!」」

 

「ほう…艦娘が雌雄を決する際に行われる決闘方…大岡越前ね…!」

 

「初耳ですよ!?」

 

「方法は極めてシンプルカギ…親権を主張する二人が、子供の手を引っ張るカギ」

 

「それで…なるほど、引き寄せた方が勝ちってことですね?」

 

「違うカギ…大人の力で引っ張られれば、当然子供は痛くて泣くカギ。その声を不憫に思って手を離した方が本当の親カギね」

 

「いい話ですねえ…って、それネタバレしたらダメなやつじゃないですか!?」

 

「問題ないカギ…私達は艦娘カギ。ちょっとやそっとの牽引でどうにかなる程ヤワじゃないカギ…そうでしょう吹雪さん? やってみなくちゃわからないって言うじゃない」

 

「それ違うアニメの主人公じゃないですか!?!? いやちょっと待って下さいよ、航空戦艦と空母に引っ張られるってことですよね?」

 

「何か問題があるふそ?」

 

「大アリですよ!! 合計何万馬力だと思ってるんですか!? 私がAパーツとBパーツに別れちゃってもいいんですか!?!? 吹と雪になっちゃうんですよ!?」

 

「……それぞれにバケツ使ったら、吹雪Aと吹雪Bになるふそ?」

 

「ビッグアイデア! よしじゃあやるわよ、いいわね吹雪さん」

 

「ビッグアイデアじゃないですよ!!!! 私の意思は!?!?」

 

「アニメ、劇場版と主役を務めておいて今更逃げるとか許されないふそ…おとなしく分離…じゃない大岡越前されるふそ…」

 

「ゲットセット!」

 

「Go!!」

 

(メキメキ)

 

「あだだだだだだ!!!! ちょ、これアレですよ!!!! 死ぬやつですよ!!!!」

 

「海が赤くなってないから大丈夫カギ! オーエス! オーエス!」

 

「やるわね赤城…! それでこそだわ…!」

 

「ライバルっぽい会話してんじゃねーですよ!!! もげる!!!! もげます!!!!」

 

「大丈夫大丈夫! しねぇ!!」

 

「今死ねって言いました!?!?」

 

「雪風の真似カギ! 上手いでしょう?」

 

「そりゃそうでしょうよ!!!! あばばばば!!!!」

 

「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫! ブッキーってばゲーム画面の下の方で五分割くらいされてるふそ!」

 

「そう言えばそうだった…!」

 

(パァン)

 

「あ……」

 

「服が!?!?」

 

(ファンファーレ)

 

「えー……AメカBメカに分離するのは免れましたが…かわりに制服が細切れになりました。よってノーコンテストとさせていただきます」

 

「いやー失敗失敗! まさか吹雪さんより先に衣服が根を上げるとは思わなかったふそ!」

 

「やはり主人公補正の力…いや、これが大いなる力ってやつカギ…」

 

「上手いことまとめないで下さいよ! ともかく制服代はどっちに請求書回せばいいんですかね…?」

 

「それは…どっちふそ?」

 

「ここは大岡裁きで決めるべきなのではないカギ」^_^

 

「もう帰れあんたら!!!!!」

 

(ファンファーレ)




キャラが若干…いやだいぶおかしいですがいつもの事でしたね!!

もし他にもアイデア等ありましたらよろしくお願いします。
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