艦娘ラジオ   作:ミギー・ドン

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 ガンソードBDBOX発売決定と聞き、突貫工事で仕上げました。


瑞鶴&加賀(その2)

 (ファンファーレ)

 

 「エースコックのわかめラーメン味噌味がめっちゃ美味しくてさぁ、めっちゃ解脱しそうになっちゃったのよ。だってそうでしょ、ワカメと味噌よ? 美味しくない要素がひとっつも無いんだから…それでね…」

 

 (ガサゴソ)

 

 「え? なに? は? …は!? もう始まってんの!? ウソでしょ!?」

 

 (ガタン)(ガシャン)(ゴッバォン)

 

 「はい、えーと、艦ジオの時間ですよ! 皆さんこんばんは! グッドイブニング! あなたの海のホット正規空母、翔鶴型のZUIKAKUです! 関係ない会話拾っちゃったけど気にしないでね! はい、それじゃあ今夜のゲストは……うわ、また来たの…?」

 

 「…あ?」

 

 「い、いえいえ…何でもありませんよ。はい、今夜のゲストは御存知、加賀百万石さんです」

 

 「こんばんは、前だけいじろうとしますです」

 

 「前だけを!?」

 

 「はい。前田慶次郎利益といえば、彼の義理の叔父である前田利家は、織田信長とズボケオの関係だったので有名ですね。と言ってもロリ嫁娶ってめっちゃ孕ませてるのでホモではなくバイセクシャルだったのでしょう」

 

 「ほぇー、知らなかった。戦国時代はそういうの多そうよね。ちなみにバイでなくガチホモって誰かいる?」

 

 「上杉謙信が有名ね…というか、何故歴女みたいな会話をしているのかしら。頭にきました」

 

 「前だけいじってるのは加賀さんでしょうが!」

 

 「人を覚えたての猿みたいに言うとは……その言葉宣戦布告と判断します」

 

 「当方に迎撃の用意あり!」

 

 「「覚悟完了」」

 

 (ファンファーレ)

 

 「はい、瑞鶴は私の放った零式因果直蹴撃(ぜろしきいんがじきげり)で死んだので、ここからは私がお送りします」

 

 「勝手に殺さないでよ! んで? 加賀さん、確かに歴史とか詳しそうよね」

 

 「舞鶴は京都にありますからね。オフの日は史跡を廻ったり、古刹を見に行ったり」

 

 「なるほど。そういえば、この前何だか有名なお茶碗見つかったよね? なんだっけ、何か中二マインドをギュンギュン刺激してくる感じの名前の」

 

 「曜変天目茶碗ね。その名に恥じず、星が変化し、天を目するような模様が美しいのだけど」

 

 「でもちょっと、使いづらい気もするなあ」

 

 「はン、これだからお上品な空母は。私の実家にはあんなん5個くらい転がってたわ…一つは私の御飯茶碗になってたし」

 

 「えっマジで。あれって国宝なんじゃないの」

 

 「国宝だろうが百均だろうが、茶碗は茶碗でしょ。お茶飲んだりご飯食べたりするのが本懐でしょうに」

 

 「はぇー、小さい頃から本物に触れさせたい! って親御さんだったんですねえ」

 

 「その結果この私が完成したという訳です。さすがに気分が高揚します」

 

 「でも嘘でしょ?」

 

 「…あ?」

 

 (ファンファーレ)

 

 「はい、じゃあお便りのコーナーでっす。柱島の軽巡洋艦Oさんから」

 

 「オー…大淀…? でも大淀って横須賀よね」

 

 「だから名前言うなってんのよ。あれ、でもOって他に…お…お…? おっおっおっ!?」

 

 「範馬勇次郎(初期)の真似とか渋いわね。50ペリカあげます」

 

 「5円貰ってもねえ…でもオ…大淀さんじゃないとなると…お…おに…」

 

 「おにおこ?」

 

 「鬼怒じゃん!!!!! Kじゃん!!!!!」

 

 「改名したのかしら。そういえば改二になるって噂も聞いたけど」

 

 「もうオーガアングリー・カスタムセカンドとかにしなよ鬼怒ー! そっちのがかっこいいよ!」

 

 「なるほどそれで範馬勇次郎の真似を……これが伏線…」

 

 「そのドヤ顔やめて。すっごく面白いから」

 

 「頭にきました。肋骨折ります」

 

 (ファンファーレ)

 

 「痛てて…ていうか加賀さん、すぐ手ェ出すのホントやめたほうがいいよ」

 

 「べ、別に誰にでも手を出すわけじゃ……ねえよ…」

 

 「えっ何その少女漫画のヤンチャ系男キャラみたいな反応」

 

 「お望みならば壁ドンならぬ骨ドンしてもいいのだけど」

 

 「だから肋骨狙うんじゃないってのよ!!」

 

 「人間には200本以上の骨があるのよ、その数本くらい平気よ。誤差、誤差」

 

 「サラ・コナーみたいな事言い出した……ああ、そうそう。サラ・コナーは関係ないけど、あの名作、『ガンソード』がBDBOXでリリースされるみたいよ」

 

 (ガタン)

 

 「えっマジで。嘘だったら冗談抜きで肋骨折るけど」

 

 「いやいやホントほんと。ちょっとググってみて」

 

 (カチカチ)

 

 「本当だ」

 

 「ね?」

 

 「……流石に気分が高揚します」

 

 「色んなところで配信してたりするけど、やっぱBD画質でまとめて見たいって声が多かったのかな」

 

 「谷口悟朗作品の中で一番好きよ、ガンソード。次点でプラネテス」

 

 「私はプラネテスの方が好きかなァ、ああ…でも…ハチマキ……」

 

 「言わなくていいわ、悲しくなるから」

 

 「そうね。それじゃあ加賀さん、私の誕生日にはBDBOX買ってプレゼントしてよね」

 

 「…普段なら肋骨行ってたとこだけど、今回ばかりは承諾するわ。でもアナタの誕生日…ならぬ、進水日っていつだったかしら」

 

 「11/27だけど」

 

 「BOXの発売日は3/29だそうだけど。殴るわよ」

 

 「あ、ちょ、やめて! え、じゃあ加賀さんの進水日でもいいよ」

 

 「……11/17」

 

 (ドゴォ)

 

 (ファンファーレ)

 

 「はい、そろそろお別れのお時間です。ていうか、肋骨マジ痛いんですけど」

 

 「一番近い進水日を調べたのだけど、扶桑か龍驤さんね」

 

 「さっきから何をカチカチやってるのかと思えば…なるほど。でも扶桑さんは大湊、龍驤さんは横須賀じゃない」

 

 「むむ…なら、舞鶴で言うと…」

 

 (カチカチ)

 

 「…皐月! 3/25!」

 

 「皐月ちゃんか! よし、そうと決まれば皐月ちゃんに話つけてこよう。加賀さんだと怖がられるから私が行くわ」

 

 「よろしく。折半でもいいわ」

 

 「え、そこは全額出そうよ…先輩なんだし…私物化する気満々なんだし…」

 

 「自分用は自分用で買うから」

 

 「買うんかい!」

 

 (ファンファーレ)

 

 「はーい、じゃあ今夜の艦娘ラジオはこの曲とともにお別れでーす」

 

 「加賀岬?」

 

 「何でよ! 文脈読んでよ! えー、はい、TVアニメ『ガン×ソード』OP、あー、これ曲名無いんだよね。じゃあともかく、はい。お相手は舞鶴の瑞鶴と」

 

 「加賀でした」

 

 「「チェス!!」」

 

 (シュバッ)   




 http://gunsword.info/  


 ガンソードは紛れもない名作だと思うので、機会があれば是非見て頂きたいところ。一報を聞いて嬉ションしそうになりました。 
 上記のリンクは公式なので問題ないと思います。OPもそこで聴けるので是非どうぞ。
 どうでもいい話ですが、拙作『鹿屋デイズ・鹿屋ライフ』に登場した、敷島と三笠のイメージモチーフはこのガンソードの登場人物、ヴァンとレイから貰っています。かっこいいんですよ本当…
 
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