艦娘ラジオ   作:ミギー・ドン

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クリスマス?

知らない風習ですね…


龍驤&大井

(ファンファーレ)

 

「チッ」

 

「舌打ちすんなや!」

 

「したくもなるわ、何でクリスマスイブの夜に北上さんじゃなくて龍驤なんかと過ごさないといけないのよ。あんた今から原子レベルで改装受けて北上さんになってよ」

 

「あァ?! アホか! そんなん出来るんやったら大井をガチムチのヒゲマッチョにして聖夜をご機嫌に過ごしたるわ!」

 

「田亀漫画のキャラみたいな? 相変わらず趣味悪いわね、だいたいガチムチのヒゲマッチョなんて180%はホモでしょ、あんたなんて手足の生えたベニヤ板くらいにしか認識されないわよ」

 

「誰がベニヤ板や! ウチかて貴重な合法ロリ枠でそのスジに大人気なんや、ナメとったらあかんで!」

 

「ロリでスジとか言うことがゲスいのよあんた、あんたの胸の標高がその無駄なテンションくらい高かったら良かったのにねぇ」

 

「名言中の名言やな…それはそうとホラ、ラジオなんやしとりあえず挨拶せんと」

 

「あーはいはい、大井よ」

 

「もっと喋れや! 今夜は大和がメンテナンスで不在なんで、代打でヒマしとった大井とウチ、龍驤がお送りするで。よろしゅうな」

 

「メンテナンスなんてどうせ嘘でしょ、イケメン捕まえて『女体のメンテナンス…してみませんか?』とか抜かしてんでしょうよ」

 

「自分も大概ゲスやな! せやけど大和やで? アレをナンパ出来る度胸のある男なんてそうそうおらへんやろ」

 

「世には逆ナンって言葉があンのよこのくちく空母!」

 

「やかましいわ! かわいいかわいい龍驤ちゃん捕まえて貧相だくちくだ言うネタはもう飽き飽きなんや! そこでウチは考えた」

 

「何をよ。アフリカでは1分に60秒が過ぎてる問題?」

 

「アレは無理や! ちゃうねん、ウチのこの独特なシルエットを誇る体型でな、そらもうドッカンドッカンなギャグを」

 

「孤独なシルエット?」

 

「そらコブラや! 紛れもなくヤツやんか! ちゃうわ、キーポイントは筋トレやねん」

 

「腹筋鍛えて大根でもおろすっての?」

 

「……!」

 

(ガタタッ)

 

「お前…おまえーっ! 龍驤ちゃんがなーっ 腹筋をなーっ 許さーん!!」

 

(バシーン)

 

「ぶははは! 何よ大当たり? 悪いわねネタ潰しちゃって…でもね龍驤、それはもう日向がやってんのよ、二次創作物でね」

 

「な…ホンマかいな…なんや…ウチとんだピエロやんか…関西人はネタが被ると頭がフットーして死んでしまうんよ…大井…永遠の別れや…ウチの死を通じて人間的に成長するんや…で…あとウチは実は自分の…父…おや…なん…」

 

(パタリ)

 

「毎回突っ込んでるけどアンタ横須賀生まれよね?」

 

「さ、ほなお手紙コーナーいこか」

 

「あっ逃げた!」

 

(ファンファーレ)

 

「北上さんからお手紙は?」

 

「龍驤ちゃんたら読まずに食べたわ」

 

「吐け! 吐き出せ!」

 

(ガタン)

 

「やめーや! ウチはヤギやのーて龍! 龍や! 最強の龍…あれ? 無敵の龍? ともかくドラゴンやから!」

 

「何それ…まあいいわ、んで? どれ読む?」

 

「えーと…ほんならコレ! 横須賀の…軽巡洋艦Oさん」

 

「誰? おにおこ? 大井? あれ? 私…?」

 

「自分雷巡やんか! お淀やろ…てか同じ鎮守府におるんやから直接来たらいいのに…」

 

「言われてみればそうである」

 

「んで? なになに…『先日明石と一緒に三越へ行ったのですが、それ以来明石がどうもおかしくて困っています』あー…確かに目が死んどったわ明石」

 

「彼女、ああいうハイソなとこよりワークマンとかコメリとかハンズとかの方が好きだからね」

 

「お淀は横須賀の秘書艦なんちゅートップオブトップみたいなもんやから、ああいう所でも問題あらへん…けど明石はどっちかっつーと裏方やしな…」

 

「お淀はもうちょっと他人の気持ちを考えるべきだとは思うわね。お詫びにホムセンとか工具屋とか一緒に付き合って、すき家でランチでもしてくればいいんじゃない?」

 

「せやな…まあ明石は工具の話になると急に早口になるん気持ち悪いけどな」

 

「よしなさいよ」

 

「ちゅーか大井、自分も北上と三越行っとったやんか」

 

「そう! 北上さんがわざわざ休暇取って横須賀まで来てくれたのよ!!」

 

「佐世保からよう来たわな…まあ楽しかったならええんちゃうか」

 

「北上さんってばストール巻いてもこもこしててンもう可愛かったわァ…100枚くらい写真撮ったもの…それに私にプレゼント買ってくれてもうね…もうあの時排卵しっぱなしだったわ…何度ホテル街に足が向いたか…デュフフ…」

 

「あー…こうなったらもうあかん…あかんわ…ほい、んじゃここで一曲…『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』より、『いつか空に届いて』」

 

「クリスマスにこの曲かけるとかひどくない?」

 

「せやろか…」

 

(イントロ)

 

「バーニィをザクマニアって言うとめんどくさいガノタに叩かれるから注意せなあかんで」

 

「何の話よ…それよりアンタ、クリスマスを一緒に過ごす彼氏とかいないの?」

 

「龍驤ちゃんは仕事が恋人やねん」

 

「言うと思ったわ…はい、これあげるわよ」

 

(ゴトリ)

 

「プ、プレゼント…?」

 

「なんだかんだで付き合いも長いしねぇ」

 

「ありがとう…ほんならウチからもこれあげるわ」

 

(ガサガサ)

 

「うn…? 何これ」

 

「開けてみ」

 

「うん」

 

(ガサガサ)

 

「ニット帽…? あ、ありがと…」

 

「ただのニット帽ちゃうで、それな、一旦北上にかぶってもろたんよ」

 

(ガタタッ)

 

「龍驤様!!!!」

 

「メリークリスマス」

 

「メリークリスマスゥウウウウウウ!!!!!」

 

(ファンファーレ)

 

「はーい、そろそろお別れの時間やね。大井はニット帽顔に被ってトリップしとるんで、ウチがシメさせてもらうわ」

 

「スーハースーハー…んんんんんn北上さん北上さん北上さん…北上さんが目の前にいるゥ…あン、ダメよ北上さん…そこは北上さん専用なんだから慌てないで…スーハースーハー…」

 

「そういう訳なんで今夜はこの辺で。みんなも風邪ひかんように気ィつけなあかんで! はい、じゃあお相手は横須賀の龍驤と」

 

「北上さんんんんんんn!!!!!1!1」

 

「大井でお送りしましたよっと」

 

「フォービューテフォー北上ラァアアアアイフ!!!!」

 

(ガタタッ)

(ファンファーレ)

 




アレックスのガトリングガンの「ドボボボボ」って音、殺意に満ちてて大好きです。
ミーシャが勝つにはどうすれば良かったのか…チェーンマインの他にシャッガンとバズーカ残してましたっけ?
もう一度見よう…
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