魔法少女リリカルなのは 異能の武器を使う者(更新停止) 作:文房具
気が付くと、今度は森の中にいた。
「こんなんばっかだな。ていうか、転生したのかな?」
さっきの白い空間にいた時と、まったく感覚が同じなので、実感がわかない。
と、ここで、頭の中にさっきの幼女の声が聞こえてきた。
(どうも~、転生しましたけど、どうですか?)
「あんまり実感がないですね。まあ、さっきも死んだ実感なんてなかったんですけど」
(あはは、そうですか。とりあえず、そこは原作が起こる場所の近くの森です。年齢はその世界の主人公たちと同じにしておいたので。身長縮んでますよね?)
「え? あ………」
言われて気づいたけど、確かに縮んでいる。
(さて、それでは、お待ちかねの能力発表タイムですよ!!!)
「待ってました!!!」
(あなたの能力は………スバリ!!! 『宝具生成』です!!!)
宝具、生成?
名前から大体の予想はつくけど、一応どんな能力なのは聞いておくか。
「えーっと、宝具ってことは、Fate系の武器が使えるようになるってことですか?」
もしそうなら、かなりうれしい。
『無限の剣製』って言わなかったってことは、
(確かに使えますけど、それだけじゃありませんよ)
「と、言うと?」
(ここでの『宝具』は、あなたの知っている『異能の力が宿っている武器・道具』及び、『オーバーテクノロジーで作られた武器・道具』すべてを指します。あなたが使いたい武器、もしくは道具をイメージすれば、それらが具現化されます)
「つまり、強化版『無限の剣製』ってことですか?」
めちゃくちゃ強力じゃないか、この能力は。
(『無限の剣製』とはまた少し違って、何個でも作れるというわけではありません。作れるのはあくまで『1つ』です。それと、作ったものを改造することもできません。デメリットはそのままです。それらを使うための要素は、あなたに全て備わっています。あとは………その武器・道具は、あなたにしか使うことはできないので、誰かに渡して使ってもらうこともできません)
「なるほど、わかりました」
正直、今の条件を考慮しても十分すぎるほど強力な能力だ。
(これで、能力の説明は終わりです。それでは、第2の人生楽しんでくださいね)
「はい、いろいろとありがとうございました」
それっきり、あの幼女の声は聞こえなくなった。
「じゃあ、少し能力を使ってみるか」
想像するのは、騎士王が持っていた聖剣。
すると、右手に、白い線のようなものが現れ、剣の骨格のようなものを作る。
次の瞬間、その骨格が一瞬光り、一振りの剣が出来上がる。
見間違えるはずがない、聖剣
「流石、伝説の神造兵器、綺麗だな」
素直にそう思った。
一瞬、真名解放をしたいという欲求にかられたが、こんなところで解放すれば大変なことになると思い、踏みとどまる。
その後、しばらくいろいろなものを作って遊んだ。
そして、あることに気付いた。
「あれ? 家とかってどうなってるんだ?」
俺は、いきなり問題にぶち当たってしまった。