魔法少女リリカルなのは 異能の武器を使う者(更新停止)   作:文房具

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第6話 ライド・オン・タイム

どういう事なんだ。

 

俺が2体のモールイマジンを見たときに、最初に思ったことがこれだ。

 

ここは、『魔法少女リリカルなのは』の世界であって、『仮面ライダー電王』の世界ではないはずだ。

 

「なんだろう、あの生物は………」

 

ユーノも俺とは理由は違うが、首をかしげている。

 

ユーノが知らないってことは、やっぱりこの世界にはいないはずの存在なのか。

 

それともユーノが知らないだけで、もともと存在するものなのか。

 

とりあえず、そんなことはどうでもいい。

 

襲ってくるなら撃退するし、そうでないなら情報を集める。

 

「え? ジュエルシードじゃないの?」

 

今度は、なのはが首をかしげる。

 

なのはの疑問はもっともだ。

 

なのはは、ジュエルシードが現れたと聞いたからここに来たんだから。

 

「あ、うん。あの4本足の方は現住生物を取り込んだジュエルシードなんだけど、ほかの2体は、違うっぽいんだよね」

 

ん? 今のユーノの発言に気になるところがあったぞ。

 

「現住生物を取り込んだって、どういう意味だ?」

 

「えーっとね、簡単に言えば、その場所に住んでいる知能のある生物を取り込んだってこと」

 

「取り込まれると、なんかデメリットがあるのか?」

 

「強くなってるってことと、怪我をさせちゃうと、ジュエルシードを封印した後も身体に残るところかな」

 

「ち………そうか」

 

俺は無意志の内に舌打ちしていた。

 

状況は芳しくないな。

 

怪我をさせちゃダメってことは、昨日みたいに四肢を切断して動きを止めることはできない。

 

つまり昨日よりも格段に難易度が上がっているってことだ。

 

さらに不確定要素として、2体のモールイマジン。

 

いや、どっちもただ倒すだけなら、意外に簡単だ。

 

しかし俺たちの目的はあくまでも、ジュエルシードの封印。

 

仕方がないな………

 

「ユーノ。できるだけ、なのはのサポートをしてやってくれ」

 

「え? いや、いいけど、悠斗はどうするの?」

 

「俺か? 俺は………」

 

不敵に笑いながら告げる。

 

「あの得体の知れないヤツらに、ご退場願うさ」

 

 

 

 

 

ユーノSIDE

 

「あの得体の知れないヤツらに、ご退場願うさ」

 

「え………でも………」

 

僕は悠斗のその提案にすぐには賛同できなかった。

 

最初は1人でもジュエルシードを封印しようと思っていた。

 

でもそれは、実際には無理で、1回だけでもこの世界の人に手伝ってもらおうと思いであったのが、なのはと悠斗だ。

 

なのははとてつもない魔法の才能、悠斗は魔法を使わないで、不思議な武器を使う。

 

2人はこれからも手伝ってくれると言ってくれたが、まだ二人を危険な目にあわすのには抵抗がある。

 

でも、実際、悠斗の提案は正しい。

 

なのはは、昨日魔法を知ったばかりで、まだ封印しかできない。

 

僕は体調が万全じゃないし、もし万全だとしても、僕には直接的な戦闘力はあまりない。

 

「………わかったよ、じゃあ、気を付けて」

 

僕は悠斗を信じることにした。

 

 

 

 

 

悠斗SIDE

 

「じゃあ、なのは、ユーノ、ジュエルシード封印よろしく」

 

さてと、行きますかね。

 

俺はイマジンのほうに歩き始める。

 

まあ、十中八九戦闘になるだろうけど。

 

しばらく歩くと、モールイマジンは俺に気付いたらしく、俺に向かって声をかけてくる。

 

「お、てめぇが櫻井 悠斗か」

 

「ああ、そうだけど。君ら何? なんでこの世界にいるの?」

 

俺はいきなり核心を突く。

 

すると片方のモールイマジンが見下したような口調で答えてくる。

 

「さあな。知りたかったら、力ずくで聞いてみろよ」

 

交渉決裂だな。

 

ま、倒したって教えてくれないだろうし。

 

ちゃっちゃと倒しちゃうか………やっぱりイマジンを倒すって言ったらこれかな。

 

創造開始( イメージ・オン) 『デンオウベルト』」

 

俺の左手にデンオウベルトが現れる。

 

そしてそれを腰に巻きつけ、赤いボタンを押す。

 

「行くぞ、モモタロス。変身」

 

パスをセタッチさせる。

 

《SWORD FORM》

 

電子音と同時に灰色の結晶が飛び散り、俺の体に集まって、ライダースーツを形成。

 

さらに、オーラアーマーが俺の周りを飛びながら表れ、装着される。

 

最後に顔のレールを滑りながら、桃のような形をした電仮面が現れ、ある位置まで行くと、桃が真ん中からぱっくりと割れ、装甲の赤い部分と同時に紅く光り、周りの空気を揺らす。

 

そして、登場の時のきめ台詞。

 

「俺、参上!!!」

 

ここに『仮面ライダー電王ソードフォーム』が誕生する。

 

「へへ、相手はイマジンか。じゃあ、わかってると思うが一応言っといてやる。いいか、この俺にまえふりはねぇ。最初っから最後までクライマックスだ!!!」

 

「電王かよ。余計に殺したくなってきたねェ」

 

「上等だ。行くぜぇ!行くぜぇ!」

 

俺たちは、腰に装備してあるデンガッシャーをソードモードにしながらモールイマジンに突撃していく。

 

連結し終わると同時に、デンガッシャーの先端の部分から、フリーエネルギーで出来た刃が伸びる。

 

「おらっ、おらぁ!!」

 

「ぐはっ!」

 

そして、モールイマジンに斬撃を与える。

 

型も何もない剣だが、とにかく速い。

 

相手が反撃をする前に自分の剣を叩き込む。

 

2体を相手取りながらも、一方的に攻撃をしていく。

 

「さてと、そろそろ終わりだ」

 

俺は再びパスをセタッチさせる。

 

《FULL CHARGE》

 

ベルトから発せられた電子音声と共に赤いフリーエネルギーがデンガッシャーへとチャージされていく。

 

「行くぜ、俺の必殺技………パート2!!!」

 

俺が叫ぶと同時にデンガッシャーソードモードのエネルギー刃が上空へと飛んでいく。

 

「おらっ!」

 

俺はそのままは刃のないデンガッシャーを振る。

 

それと同時に空へと飛んで行った刃が2体のモールイマジンを襲う。

 

「ぐああああっ!!!」

 

そして、爆発が起き、モールイマジンは砂となり、消滅する。

 

ベルトを取り変身を解除すると、ちょうどなのは達もジュエルシードを封印し終えたところだった。

 




宝具紹介

デンオウベルト
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:なし
最大捕捉:1
仮面ライダー電王に変身するためのベルト。
イマジンの力を借りることによって、さまざまなフォームに変身可能。
ベルトを着けているときに限って、イマジンとの会話が可能になる。
なお、原作の通り、変身するとそのイマジンに憑依される。
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