デッドプールが幻想入り   作:西正

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デッドプールの字幕?について。

「 」 デップー
【 】 黄色
『 』 白色


第二話:普通の魔法使い

デッドプールは最初床が抜けたのだと思っていた、何せあんなに古くさい鉄筋コンクリートの建物だ、老朽化も進んでいるだろう、そう考えた。

しかし、デッドプールは下の階に足をつけることなく落ち続けた、周りは一面の群青、下には新緑の山、その他諸々からデッドプールはあることを思う。

 

(俺ちゃん、もしかして落ちてる?)

 

常人なら、ここで声を上げる。

狂人であるデッドプールもそれは例外ではないようで確かに声を張り上げ、叫んだ。

 

「おっっっっっぱぁぁぁぁぁい!?」

 

山か、雲か、それとも何か他の物が女性の胸部に似ていたのだろう、さしものデッドプールも何もない状態でそんなことを言うはずがない《はぁ!?俺ちゃんが何も無いところじゃあそんなこと言えないと思ってんの、ねぇねぇ、この作品18禁にしてお子ちゃまに見せちゃうけど良いの?良いんだな?自主規制が自主規制で自主規制の自☆主☆規☆制☆》

 

 

△▽▲▼△▽▲▼

 

 

柔らかな陽射しがさしこむ神社の縁側で紅白のコントラストが特徴的な露出の多い巫女服に身を包んだ少女、博麗霊夢は穏やかに緑茶をすすっていた。

青く澄み渡っている空を見ながら心此処にあらず、といった霊夢だが一気に現実に、綺麗な夢想から、汚れた現実に引き戻された。

 

「おっっっっっぱぁぁぁぁぁい!?」

 

平穏を乱された怒りからか、額に青筋を浮かべ、目を細め声をした方向をジッと睨む。

 

(どうせ紫のせいね、気にせずお茶してましょう。)

 

危険は無いと判断したのか、また夢想の世界へと旅立って行った。

 

 

△▽▲▼△▽▲▼

 

 

遥か上空から落とされ、地面に激突したので体はひしゃげ、首はもげ、内臓が飛び出たりと色々とあれな状態のデッドプールはゆっくりと起き上がる。

だが、場所が悪かった。

デッドプールの落ちた場所は魔法の森、障気に溢れ、獰猛な魔獣の住む森。

上は木々に閉ざされ、光は当たらず、湿気か多くキノコが至るところに群生している。

デッドプールはキョロキョロと辺りを見渡す。

 

【すごく、暗いです(///∇///)】

「すごく、大きいです(///∇///)」(キノコ)

『すごく、獰猛です(///∇///)』

 

【「え?」】

 

木々の隙間から無数の眼が覗いている、捕食者と被捕食者の関係がそこにはあった。

一匹の魔獣が現れる、恐らくこの群れを率いているボスのような存在なのだろう、確かな風格を纏った犬型の魔獣はデッドプールを睨み付ける。

一触即発の空気、ピリピリとした緊張感の中デッドプールは顎に手を当て首をかしげ、

 

「そーら、取ってこーい!」

 

犬型の魔獣目掛けて手榴弾を投げた。

音、次いで爆風。

炎が上がり、火に対する根源的な恐怖か、他の魔獣は我先にと逃げていった。

残ったのは、焼け焦げた臭いとデッドプール、そして傷だらけの犬型の魔獣。

腐っても魔獣、瀕死の重症を負っていても、恐るべき膂力を持って一歩を踏み込む、それはさながら弾丸のようにデッドプールの股間に噛みついた。

 

「くぁwせdrftgyふじこlp」

【これじゃあゴールデンボールじゃなくてミンチボールだな】

『人間が耐えられる痛みは45delで、出産の痛みは57del、金玉が潰される痛みは9000del以上、痛みの単位はhanageらしいけどな。』

 

デッドプールは無我夢中でハンドガンを犬型の魔獣へと撃ち込み、魔獣は頭を撃ち抜かれ力尽きた。

金玉を潰され、腰を突き上げ倒れるデッドプールが気持ち悪かったです、まる。《てめぇ、金玉潰しに行くからな…………》

 

「さっきから、五月蝿いんだよ!食らえ、マスター、スパーク!」

 

そして無惨にもデッドプールの居た場所へと光線が打ち込まれた。

 

デッドプール死す。

[第一部 完]

《え?俺ちゃんの出番これで終わり?》

(終わりなわけ)ないです。

 

 

△▽▲▼△▽▲▼

 

 

普通の魔法使い、霧雨魔理沙は怒っていた。

魔術の研究をしていたときに聞こえた下品な言葉、そのせいで手元が狂い半年間かけて準備していた研究が水泡に帰したのだ、苦労して集めた素材が、研究書が、非凡(友人)に届きうる可能性が、少しの手元の狂いで崩れ落ちたのだ。

魔理沙の内に渦巻く憎悪たるや想像できる物ではないだろう。

そして轟音が響いた、よく聞く、何かが爆発した音。

八つ当たりをするため、八卦炉を手に取り、トレードマークの黒に白のリボンをあしらった帽子をかぶり、立て掛けてあった箒に跨がり、扉を突き破って音のするほうへと飛んでいった。

 

 

 

 

魔理沙は焼け焦げた臭いのする場所が近づいて来たことを悟ると、八卦炉を構える。

そして、恨みを込めて光線を放った。

《魔理沙より愛を込めてってか?》

入って来ないで下さい。

 

「さっきから、五月蝿いんだよ!食らえ、マスター、スパーク!」

 

虹色の光線がデッドプールへと降り注ぎ、大きなクレーターを作が魔理沙はそれだけでは飽きたらず次々に魔法を使う。

 

「スターダストレヴァリエ!ミルキーウェイ!ノンディレクショナルレーザー!────ファイナルスパーク!!」

 

八つ当たり、そう形容して良いものか分からないが本人が満足した顔をしているので何も言わないでおこう。

 

 

《え?これで終わり?そう思ったそこのお前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その通りだ。》

 





[ちょっとした世界観解説]

1:この幻想郷では異変は起こっていない。
2:従って博麗神社は妖怪神社ではない。
3:スペルカードルールもない。
4:霊夢以外の人間?関係は基本そのまま。
5:というか、霊夢との仲は殆どが険悪。
6:デッドプールはアホだ。
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