テレビでいつも見ていたのは、ポケモンバトルだった。色んな地方で旅をしたい俺にとっては、どんなポケモンがいるか調べる良い機会だった。
なんどもなんども繰り返しポケモンを見ている俺。冒険しているトレーナーが羨ましいと思うことがあったが、もう違う。
今日から俺もポケモントレーナーだ。
ここはカントーマサラタウン。オーキド研究所があり、偉大なトレーナーを排出してきた。レッドさんグリーンさん。どれもマサラタウンが誇れる人物たちだ。そんな彼らに憧れて俺も冒険したいと思ったんだ。
「よぉ、クロトいよいよ明日だな。」
真っ暗な空間に話し声が聞こえる。カイヤの声だ。
「そうだなカイヤ。いよいよ明日お前と一緒に冒険するんだな。ここまで長かった。本当に…自分の夢を叶えることができてよかったよ。」
「おいおい、まだ全地方回ったわけじゃないんだぞ〜その涙は全地方回るまでとっとけ。」
「うん泣いてないけどね。」
こいつは勘違いが多いというかなんていうか…まぁいい。
「早く明日こーい。」
そう呟き俺はそのまま眠るはずだったが、カイヤがとっさに俺のマネをしてきた。
「早く明日こーいじゃあねぇよ。おい星空が綺麗だ。見るぞ。」
「見るぞじゃねーよ寝たいんだよ。こっちは。」
「なぁ俺10年後もこの星空のことおぼえているかな。そんなの10年後になったらわかるでやんす。だからとっとと寝るでやんす。」
「どこの全年齢対象の野球ゲームだ!てかお前が寝させねぇんだろ!」
「エレブーズしか応援しませんから。」
「知らんわ!」
ツッコミに疲れるやつだ。でもおかげで眠くなってきたな。少しずつウトウトと眠たくなってきた…
「明日は…いよいよ…」
俺は熟睡していた。
ポッポの鳴き声が聞こえる。もう朝になったらしい。カイヤは…爆睡しているじゃないか。こいつは一人爆睡しやがって!
うーんそろそろ準備しないとなぁ。てか今何時だ?ええと時計の針は9時を回っていた。えーと今日オーキド博士に会うのが、12時だから、準備と朝ごはんを食べればよしってとこだな。
「さてこいつも起こすか。」
俺はカイヤの家に飛び移り、起こそうとする。
「おい、起きろ。朝だお前も準備しとけ。」
「あーうん、朝?ふわぁ〜あ、おはよう〜」
「おはよう。カイヤ。さっさと準備しろよ。」
カイヤは了解と言って、身支度の準備を始めた。リュックの中は、まだスカスカだけど、これから冒険すればぎゅうぎゅう詰めになるはず。整理は嫌いだが、それも楽しみでいる。
カイヤと俺は食事と身支度を終えオーキド研究所に向かっていた。
「なぁお前はもうポケモン決めた?」
カイヤが俺に尋ねてきた。あまり考えていなかったなそんなこと。だったらカイヤは決まったのだろうか?
「なぁお前は決まったのか?」
カイヤはもちろんと言った。その表情は自信にあふれていた。
しばらく歩くとオーキド研究所が見えてきた。自分達の冒険がこれから始まるのだと思うと楽しくて仕方がない。
「よくきたなぁ、二人とも。さて、ポケモンを渡す前に話がある。」
「話ってなんですか?オーキド博士。」
「いや何〜簡単じゃよ。この子と一緒に冒険してもらいたい。」
「始めまして。リーリエと言います。よろしくお願いします。」
金髪の髪に、整った顔立ち。明るい笑顔。冒険に一つ華があっていいなと思った。
するとカイヤはすぐに自己紹介を始めた。
「俺はカイヤ。旅は道連れっていうし、これからよろしく頼むよ。リーリエ。そしてこいつは俺の親友。」
「クロトだ。楽しい冒険にしよう。よろしく。」
「カイヤさんとクロトさん…はい!よろしくお願いします。」
「では改めて3人ともいい旅を始めるのじゃぞ。モンスターボールとポケモン図鑑を渡そう。そして、お待ちかねの、ポケモンじゃ。」
今俺はトキワシティに向かっている。仲間と共に。
カイヤ。リーリエ。そして俺の3人。どんな困難に立ち向かっても、俺達なら、超えられる。今はカントーだけど、すぐにホウエンでもシンオウにでも行ってやる。
始まったばかりの冒険はここでレポートをさせてもらう。
真田武士です。ポケモンが面白くてハマってしまったため、執筆しました。軽い理由ですが、頑張っていきますのでよろしくお願いします。誤字脱字ありましたら、ご指摘の方よろしくお願いします。