それでも僕は銃を握る   作:EVIL

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Episode02

次に着いたのは『リリカルなのは』の世界らしい

 

メールで次のターゲットを確認する

 

今回はターゲットが複数いるらしい

 

取り敢えず前回同様、街の下見に行くことにする

 

実際に歩いてみると、この海鳴市は広い

 

画面の向こうから見るのと実際に歩くのとでは大きく違いがある

 

しばらく歩き回っていると、少女の叫び声が聞こえてきた

 

何事かと見に行くと、どうやら黒服を着た男たちが小学生くらいの女子をムリヤリ車に乗せようとしているところだった

 

「ロリコンか?いやな世界に来ちゃったな」

 

運がいいことに周りに一般人はいないようだ

 

俺は黒服の男たちの足元に催涙ガスを投げて爆破させる

 

「なんだっ、敵か!?」

 

「目が痛いっ!催涙ガスか!」

 

混乱に陥っている間に、サイレンサーを付けたハンドガンで男たちの足や手を打ち抜き、戦闘不能にしていく

 

「え?な、なに、なんなの?」

 

周りの男どもを戦闘不能にした後、処女二人の視界が戻る前に人通りが多い場所の近くに置いてその場を去る

 

下手をすればこちらがロリコン扱いされかねない

 

「しかし…今の時代がどれほどなのか」

 

俺の予想が正しければここは無印編…つまりターゲットは小学生ということだ

 

「ま、俺はやることやるさ…」

 

ジュエルシードが回収されたり、動きだしたりするのは夜が多い

 

夜までしばらくうろつくとしよう

 

「ん、ここは…」

 

適当にうろついていたらかの有名な翠屋の前に来ていたようだ

 

「そういえば翠屋のシュークリームは上手いと聞いたことがある」

 

興味を持った俺はせっかくなので中に入った

 

「いらっしゃいませ!」

 

店員に案内され、席に着く

 

やはり人気があるというだけあって、人が多い

 

座れたのはなんとも運がいい

 

「シュークリームとコーヒーを頼む」

 

甘い物は結構好きだから楽しみだな

 

「お兄さん、この辺りじゃ見ないけど、引っ越してこられたの?」

 

注文を待っていると、店員に話しかけられた

 

「いや、ここへは観光でね」

 

適当なことを言って誤魔化す。まあ、あながち間違いでもないしな

 

「ところで、あの子たちは?」

 

さっきから端の方の席で子供が口喧嘩をしている

 

やれ「すずかのイベントを逃したのはお前のせいだ」とか「お前がもたついていたからだ」とか

 

メールの情報通りなら、あの二人はターゲットで間違いない

 

「ああ、うちの娘に気があるらしくって…」

 

「なるほど、ここに来たがいなかったと」

 

おそらく月村すずかのフラグを立てたかったのだが、手遅れだったということか

 

「しかし、あの年齢の子供をほっといて親は何をしているんだか」

 

「そういえばそうね…」

 

「さらに周りの迷惑を考えずに喧嘩していることから、親がどういった人なのかうかがえる。子供は親の鏡とも言うしな」

 

「子供は親の鏡…」

 

ん?なにやら考え込んでしまったな

 

「母さん、いつまでも客としゃべってないで厨房を手伝ってよ」

 

やはり忙しいのだろう、息子が呼びに来ていた

 

「ああ、ごめんね。すぐ戻るわ」

 

「シュークリームとコーヒー、お持ちしました」

 

息子に呼ばれて厨房に向かう桃子と入れ違うように頼んでいたものが来た

 

「いただきます」

 

どれ、まずはシュークリームをいただこう

 

お、思ったよりも美味しい!流石は翠屋、多くの二次創作でも有名になるのが分かる

 

次はコーヒーを…うん、この苦いのがいいんだよ

 

甘い物を食べつつコーヒーで口直し。これで口に甘さが残らないから何度も甘さを楽しむ、自己流の上手い食べ方なんだよな!

 

さて、一つしか頼まなかったせいですぐ食べ終えてしまった

 

「ごちそうさま。お会計よろしく」

 

会計をすませ、店を出る

 

さて、だいたいは回ったかな?

 

そろそろホテルに戻って準備をした方がいいな

 

俺は拠点のホテルに戻ることにした

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