メタモルモン
『ブラックレイン!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!
エンシェントグレイモンと【アーマゲモン】に変身した【メタモルモン】の戦いが始まった
【メタモルモン】はいきなり背中にある突起物をミサイルの様に撃ち出す《ブラックレイン》を撃って来た
エンシェントグレイモン
「ルードリー・タルパナ!!!」
ドガガガガガガガガガガガガッ!!!
だが、エンシェントグレイモンも《ルードリー・タルパナ》で応戦し迎撃した
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!
しかし、【メタモルモン】は《ブラックレイン》を追加で撃ち込んで来た
エンシェントグレイモン
「チィッ!!」
《ブラックレイン》に追いかけられる形になったエンシェントグレイモンだったが…
ガシャッ!!ドガガガガガガガガガガガガガッ!!!
後ろに反転させた《ルードリー・タルパナ》で迫りくる《ブラックレイン》を迎撃した
そして…
太一
「セヤアアアアアァァァァァッ!!!」
パラレルモン
『ジジジッ!!!』
ガキィンッ!キィンッ!キキィンッ!
太一と【パラレルモン】もエンシェントグレイモンと【メタモルモン】が交錯する度に激しい打ち合いをしていた
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ズドオオオオオオオオォォォォォォォォォォンッ!!!
全員
「キャアアアアアアアアァァァァァァァァァァッ!!!」
今まで以上に激しくなったデジモンの戦い
エンシェントグレイモンと【アーマゲモン】と言う超究極体同士の戦いはぶつかり合う度に激しい衝撃が周囲に降り注いでいた
その為、地上にいる平行世界の一夏達だけでなくこの騒ぎを聞きつけて平行世界のIS学園の他の生徒や教師、更には近隣の住民もいつの間にか集まっていたのだが、目の前で繰り広げられている人外の戦いに震え上がっていた
千冬
「クッ!?お前達!!すぐに旅館に戻れ!!!巻き込まれるぞ!!!」
それに気付いた千冬は野次馬達を避難させようとするのだった…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バゴオオオオオオオオォォォォォォォォォォンッ!!!
太一
「クッ!流石は【アーマゲモン】か…」
エンシェントグレイモン
「ああ!《ルードリー・タルパナ》をアレだけ撃ち込んでもピンピンしてやがる!!」
太一
「《ガルルキャノン》や《ギガデス》の直撃を喰らっても平気な奴だからな…まさか異世界に来てまでコイツともう一度戦う事になるとは思わなかった!!」
戦いは既に終盤に差し掛かっていた
だが、【パラレルモン】はともかく、問題は【アーマゲモン】に変身した【メタモルモン】だった
【メタモルモン】のコピー機能は失われているのでエンシェントグレイモンがコピーされる事は無いのだが、現在変身している【アーマゲモン】がとにかく厄介だった
エンシェントグレイモンは《ブラックレイン》の弾幕を掻い潜り既に《ルードリー・タルパナ》を10発以上撃ち込んでいた
にも拘らず【メタモルモン】はまるでダメージを受けているような様子はなかった
実際、太一とエンシェントグレイモンが昔戦った【アーマゲモン】も【オメガモン】が口の中に直接《ガルルキャノン》を撃ち込んでも【アーマゲモン】は《ガルルキャノン》のエネルギーを必殺技の《アルティメットフレア》ごと吐き出して【オメガモン】を倒してしまった
更に【インペリアルドラモン】との戦いでも《ポジトロンレーザー》や《ギガデス》を喰らっても平気だったのだ
それ程の相手を【インペリアルドラモン】に【オメガモン】の力を合わせ、更に東京中の子供達の協力を得てやっとの思いで倒したのが【アーマゲモン】だった
それを、太一とアグモンだけで倒すと言うのだから手古摺るのは当然だった
その時…
メタモルモン
『ギギギ…アルティメットフレア!!!』
ドゴォォォォォォォンッ!!!
太一&エンシェントグレイモン
「!?」
【メタモルモン】はその巨大な口を開け、破壊のエネルギー波《アルティメットフレア》を撃って来た
この攻撃を受け【オメガモン】や【インペリアルドラモン】は倒されてしまったのだ
エンシェントグレイモン
「チィッ!!」
そんな攻撃をエンシェントグレイモンは咄嗟に体を捻って《アルティメットフレア》を回避した
エンシェントグレイモン
「ルードリー・タルパナ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!
メタモルモン
「アルティメットフレア!!!」
ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!
ドガガガガガガアアアアアアアアァァァァァァァァァァンッ!!!
エンシェントグレイモン
「…このままじゃ埒があかないな…」
太一
「ああ…これ以上戦闘を長引かせるとこの世界にもかなりの影響を与えかねんな…」
エンシェントグレイモン
「だがどうする?奴は生半可な攻撃では倒せないぞ?《オメガバースト》でも倒せるか分からない。」
太一
「…だな…下手に撃って《ガルルキャノン》の時みたいに《アルティメットフレア》で倍返しなんてされたらたまったものじゃない。」
2人は戦いながら【メタモルモン】を倒す算段を話し合っていた
そして…
太一
「こうなったら一か八かだな…エンシェントグレイモン!!!」
エンシェントグレイモン
「任せろ!!!」
太一は最後の手段を取る事にした
作戦を言う前にエンシェントグレイモンは笑って任せろと言って太一の作戦を信用していた
これこそがこの二人の圧倒的な絆の強さの証だった
太一
「フッ…2人の力を合わせるんだ!!!」
エンシェントグレイモン
「オウヨ!!!」
2人が最後の勝負に出ようとした頃…
パラレルモン
『ジ…ジジ…』
メタモルモン
『ギギ…ギギ…』
【パラレルモン】と【メタモルモン】も予想以上に粘る太一とエンシェントグレイモンを相手に焦り始めていた
一度は太一に追い詰められた【メタモルモン】は【アーマゲモン】と言う切り札を持ち出した事で、確かに危機を脱していた
だが、【メタモルモン】がメモリに記録してあるデータの中で1番強力なデジモンが【アーマゲモン】で、2番目が【インペリアルドラモン】だった
【インペリアルドラモン】が敗れ、【アーマゲモン】を使ってしまった以上、【メタモルモン】にも後が無い事を意味していた
しかも、今の戦況は1対1では無く2対2と言う形式になっているが実際はそうでなかった
破壊本能しかないこの2体は気付いていないが【アーマゲモン】の力を使う【メタモルモン】にとって自分の背中に乗っている【パラレルモン】はただのお荷物になっているのだ
【パラレルモン】の力ではX体となった太一の【ジエスモン】と伝説の竜エンシェントグレイモンのコンビネーションの前には着いて行けなかった
つまり、太一とエンシェントグレイモンは実質【メタモルモン】1体とだけ戦っている状況になっていたのだ
だが、それを分かる判断力を持ち合わせていないこの2体は…
パラレルモン
『ジジッ…【メタモルモン】!!』
メタモルモン
『破壊…破壊イイイイイイイィィィィィィィィィッ!!!』
【パラレルモン】の声に反応する様に【アーマゲモン】となっている【メタモルモン】はその大きな口を開けた
そして…
バチ…バチバチ…
口の中で凄まじいエネルギーを貯め始めた
【パラレルモン】と【メタモルモン】も最後の一撃で勝負を決めようと最大出力の《アルティメットフレア》を放とうとしていた
それを見た太一とエンシェントグレイモンは…
エンシェントグレイモン
「太一!!!」
太一
「向こうも同じか…ならこっちも全力で行くぞ!!!」
こちらもコレで決着をつける覚悟を決めた
太一
「アン・ポア・トゥールス!!!」
太一は先程《ギガデス》を相殺した《アン・ポア・トゥールス》の発射体制に入った
エンシェントグレイモンの目の前に逆三角形の陣が展開された
エンシェントグレイモン
「オオオオオォォォォォッ!!!」
エンシェントグレイモンも口を大きく開け、必殺の《オメガバースト》を撃つ体制を取った
互いに必殺の一撃を撃つ準備を進めて行るその僅かに生まれた静寂な時間を地上にいる束達全員が固唾を飲んで見守っていた
そして…
メタモルモン
『アルティメットフレア!!!』
ドゴオオオオオォォォォォンッ!!!
【メタモルモン】が《アルティメットフレア》を放った
向かって来る巨大な火球に対して…
エンシェントグレイモン
「オメガバァァァァァストッ!!!」
太一
「アン・ポア・トゥゥゥゥゥゥルスッ!!!」
2人は同時に必殺技を放った
エンシェントグレイモンの撃った《オメガバースト》は太一が目の前に展開していた《アン・ポア・トゥールス》の陣に飲み込まれた
その結果…
バゴオオオオオオオオォォォォォォォォォォンッ!!!
《アン・ポア・トゥールス》によって《オメガバースト》が何倍にも増幅されて撃ち出された
チュドオオオオオオオオォォォォォォォォォンッ!!!
2人の合体攻撃が《アルティメットフレア》とぶつかった
激突した互いの必殺技は空中で押し合っていた
そして…
太一&エンシェントグレイモン
「行っけえええええぇぇぇぇぇっ!!!」
《アルティメットフレア》は増幅された《オメガバースト》に飲み込まれた
そして、そのまま【パラレルモン】と【メタモルモン】に向かって行った
パラレルモン&メタモルモン
『!?』
ズドオオオオオオオオォォォォォォォォォォンッ!!!
《オメガバースト》は【パラレルモン】と【メタモルモン】を飲み込んでいった…
<予告>
2人の合体攻撃によって遂にパラレルモンとメタモルモンを倒された
それは同時にこの平行世界との別れの時でもあった
別れの間際に各々は何を話すのだろうか
次回!!
ISアドベンチャー 聖騎士伝説
平行世界からの帰還
今、冒険が進化する!